上野家住宅
Ueno



登録有形文化財 (平成18年8月3日登録)
京都府舞鶴市字西方寺285
建築年代/天保年間(1830-1843)
用途区分/農家(大庄屋)
登録範囲/主屋・西蔵・中蔵・東蔵・長屋・馬屋・塀
公開状況/公開
京都府北部の舞鶴市郊外に所在する旧大庄屋屋敷である。当家は室町時代に伊賀国から当地に移り住み、代々農業と養蚕を営んだとのことであるが、田辺藩から由良川流域14ヶ村の大庄屋を拝命したのは文化7年(1810)と江戸も後半に至ってのことである。屋敷は役柄に相応しく規模の大きなもので、屋敷前に長大な練塀を廻らせ、主屋を取り囲むように長屋や蔵、厩などを配している。主屋は格別に大きなものではなく、大正期に増築された奥座敷を除くと整形四間取の控えめな建物となる。


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