許されない年齢 「お姫様の様な扱い」を男性にされるのは いい所20代前半までではないだろうか? 自分は何一つ変わらないのに、世間の私を見る目が 変わっていくのを痛感している。 世間様と言うのはシビアであると思う。 きっと、私の辞書にはない事を 正しく指摘してくれているのだと思う。 「まだ若いんだな。可愛いな」で済む年齢を通り越し、 「もう30近いのに、そんな事も分からないのか?」 と、言われる立場になっているのだ。 仕事に関しての知識だって、物を言うし 恋愛にだって「お姫様」ではいれないらしい。 許されない年齢・・・? 笑ってごまかしが効かない年齢なんだ。 これは社会的立場でもあると思う。 しかし、この頃「許される年齢」を発見したのだ。 それは、オバタリアン根性である。 コンビ二のレジで、私の前に堂々と割り込む中年女性。 この根性は、若い女性にはなかなか出来ないと思う。 「ああ、割り込んだっていいよ。だって、オバサンだし」 こう思った自分は、中年女性を「許される年齢」と認めていた。 物忘れをする事だって、歳を重ねれば「ああ、いいよ」と 許してもらえるらしい・・・ どうやら、女と言う生き物は 「許される年齢→許されない年齢→許される年齢」と 移り変わるのではないだろうか?(これって輪廻転生?) 再び「許される年齢」になる時、 それは「オバタリアン」になる事なのかもしれない・・・ 私達は、「許されない年齢」でいれて、幸せなのかもしれない。 |