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心地良い場所


3年連続で参加した、年に一度のその「歌の集い」は

1年ごとにパワーアップしている。


1年に一度「その場」でしか会わないのに

昨日も会っていたように声を掛け合う。

1年間の月日の流れを感じる事がない。

これで2回目に話をする人たちもいる。不思議と心が通う。


今回の「集いの場」は、いつもの様にボサノバから始まって

3組のバンドが各自演奏。

約30人の集まりの、その空間の年齢層は

下は18歳から上は60歳までと幅が広い。

世代を超えて仲間になれる。


夜が更ける程、盛り上がっていく。

その頃には、各自のバンドが私達のリクエストに答えて

懐メロを演奏してくれる。洋楽、J-POPなんでもあり。

その時だけの「ユニット」として新たなバンドが出来上がる。

今回、私が嬉しかったのは
「真夏の出来事」

演奏してもらえたこと!観客の私達は歌いまくり。私に向かって

「何故、2番も知ってる〜!?」と40代女性に言われる・・・


そして、歌って踊れるこの空間が好き。

アダルト層のバンドが、「ヴィーナス」を弾きはじめる。

私の分かる「ヴィーナス」はバナナラマだが

どうやら「ショッキング ブルー」と言うアーティストの

原型のリズムらしい。

私は孔雀扇子を持って踊った。つられてみんな踊りだした。

50代男性に扇子を渡した。
とてもノッていた。

私達は、
酒じゃなく音楽に酔わされている。

いつまでも、こうやってみんなで戯れていたい。

明日の仕事を忘れたい。それはみんな同じ。


1年に一度しか会わないのに

みんな、あちこちのテーブルを回って話をしている。


こんな場所があっても、いいじゃない♪

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