あれは心霊体験だった。


オバケの季節・・・夏を過ぎ去った頃

前に私の心霊体験で話をした事が

確認できたので、その事について

書きたいと思います。


その前に・・私のこの話に付き合って

くださる貴方。貴方は今お一人ですか?

今は真夜中ですか?

行けるなら、私の話が始まる前に

お手洗いに行くのをお勧めします。




さて。トイレにも無事に行かれたと言う事で

早速本題に入りたいと思います。


私が少し前に「通勤途中の道で

カピーン!と言う瓶を

踏んだような事がする」


「車内で、大塚愛ちゃんの

「花火」の曲を

BGMで聴いていたら、


またカピーン!と言う音」

と言ったオカルト現象の話を

覚えていらっしゃいますか?

あのポルターガイストみたいな現象は

「私一人」だけの「一人称」の話。

オカルト友達がちょっと助言をして


くれただけで。

地元の人達からも、その道路が

事故現場と言った話も

聞かずにいたので

「やっぱり、私がおかしいだけか」と

思っておりました。



所が、所が!

ご近所売り場の石〇君(男性 32歳)と

仲良くなり、この件について

同意してくれたのです。

石〇さんは、色黒でいつも笑顔。

周りからみたら

かなり落ち込む状態なのに

彼は
「なんでも笑いに変えてしまう」人。

ラテン系で、根っから

ポジティブ思考な男性。

そんな石〇君ですが

実は霊感の強い人だったのです。

海で成仏していない子供の霊を

見かけたり。

またある日は

道路に居る子供の霊が

奥に居たのに、石〇君を見て

目の前に

グッと近寄って来る事もあると言う。


ちなみに私らの働く職場には

そのようなオバケは居ないとの事。ホッ。

石〇君は、ハッキリ視える人らしく

「すごく疲れるよ」と言う。




さてさて。

私のポルターガイストの件

を話してみた。


「あ〜!あの場所ね?

俺も走行中音なったよ!

タイヤ大丈夫かな?って思った」


「ええ!石〇君も!?

カピーン!って言う

大きな音でしょう?」

「ううん。俺の時は


カン!カン!カン!と

三拍子」


・・・私・・この話を聞いて

のど自慢のあの

キンコンカンコンの音を

思い浮かべてしまった。

↑その様に思えるって事は

石〇さんの明るさに

引っ張られてるせいか?



「あと、ふふふふ・・って笑う声が

俺には聞こえた」

「ええ!うそ〜!」

「みかりんも、そのBGM聞き終わった後

男の人の笑う声、聞こえたでしょ?」

「ううん。聞こえないよ!」

「あの場所って、
かなりヤバいよ。」

「でも、誰もその場所で良く事故るとか

あの場所は出る!って噂されないよね」

「うん。だってあの場所って

霊感強い人じゃないと

キャッチできないもん」


「ええ!じゃあ私は霊感強いの?」

「うん。そうだよ」

「うそ!だって私、視えないよ?」

「大丈夫大丈夫、そのうち、
俺みたいに

視えるようになるから〜♪」


「いえ!ならなくて結構です!」


私は決して霊感が強い方ではないと

思っていました。

ただ憑依体質なのかな・・と思う事はあり

(オバケに憑りつかれた事はない)

「なんか、イヤだな」と思う場所に行くと

頭が痛くなったり、寒気はします。

だけど、視えてないもん。


「あの場所ね、

みかりんはまだいい方。

俺は道通っていると、


左側の車止められそうな

スペースに引き寄せられるから!


ブレーキ掛けても、

ブレーキ効かないの!」


「ええええ!それって雪道に

下り道を滑ってる気分に近いのでは?」

「本当にそうだよ。あとね


良く見てると、自分の車の前後も

あのスペースにハンドル取られてるよ」


「・・・今までそんなに前後の車の

傾きなんて気にしてなかった」

「たぶん、みんな気づいてないよ」


聞けば、その場所は

1年に2度位

事故があるらしい。

それも頻繁じゃないから

騒がれないんでしょうね。

ちなみに、事故に遭う時は

そのスペースに呼ばれて

入ってしまった車が、

また道路に戻ろうとして

後ろから来た車と

ぶつかるケースらしい。



そう言えば・・・朝の通勤の時

たまに、2台くらいそのスペースに

車が止まっていて

何かしていると言う場面を

見た事があった。

そのスペースには

上の方に行ける階段あるみたいで

そこに上がろうとしているのかな?

変な温度計みたいなの持ってた・・と言う

事を思い出した。

その話をしたら石〇君が一言。

「それ、温度計じゃなくて


霊気をチェックする機械じゃないの?」

ええええ!うそ〜そんな物あるの?

「俺ね、あの階段を途中まで

登った事あるんだよ」

「うそ。怖い!オカルト友達が

そこは神社があるけど

怖くて行けない

言ってた」

「うん。階段を上り切って

天井まで行くんじゃなく

途中に見えてくるんだけど

そこに行く前に、

俺は赤いオーブが

飛び散ってきて、


来るな!って言われた〜」

ええ?なにそれ?

「赤いオーブって?」

「たぶん、そのスペースか

その上にある神社か?

どっちかから

出ているオーブ」

「オーブって良く写真に映っている

いい意味の?」

「いや〜俺が見た赤のオーブは

いい意味じゃないね。

ここは、

祈祷師さんみたいな人じゃなきゃ

来ちゃダメ!って

言っているような感じだった。

なんか、その場所が守りに入っている感じ。

「・・・そ・・そうなんだ?」


石〇君は、なんてチャレンジャーなんだ!

良くぞその様な所に

登りましたね!

そんな石〇君から言われました。

「みかりんは、大丈夫。

あの場所と合わないから

呼ばれてない!


たぶん、イタズラだったんだと思う」

・・・それって喜んでいいのか。

しかし・・イタズラって・・。

お茶目なイタズラならともかく

カピーン!って

本当に大きな音だったの!

ビックリしたよ。

「波長合うと思われたら

呼び寄せられるから。


ハンドル取られてないでしょ。

だから大丈夫」



幸いにもここ暫く、その場所は

道路工事の為

通らずに済んでおります。

でも、視界にはしっかり入ってきます。

だけど、私の前を走る車が

あのスペースに導かれるように

止まったのを、

通勤で通ってますが

見た事はありません。

・・・と、今書いていたけど

あああああ!思い出した。

一度だけ、朝、私の前に居た車が

なにもないあのスペースに

ウィンカーも出さずに


左側に反れて停車したのを

思い出しました。

後ろを走っていた私は

「なんだろう?こんな所で?」と

疑問に思いましたが

私は相変わらず車内は爆音のまま

通り過ぎました。

今思うと、前の車が

あのスペースで

しっかり止まってくれて

良かった。

その車が「おっと、道がそれた。」

と、そのまま止まらずに


道路側出ようとして

後ろに居た私の車を良く

確認しないまま出てきていたら

私も巻沿いになる所でした。

だけど、3年その道を通ってますが

この時、一度だけですね。

呼び寄せられた所を見たのは。

これは、霊感のない人が、

世の中には多いと言う事を

現わしているのかも

知れませんね。



石〇君は、

「オレ、塩持ち歩いている」との事。

(↑さすが同類。)


ここ最近、私も塩を切らしてました。

明るい石〇君。

真っ黒な肌から

真っ白な歯を見せた笑顔。

ふと、血が出てました。

「あ、たまに出血するの。

そうそう。出血で思い出した。

俺の車、あの場所通ると

血が付いていたり、人の指紋の後が

車の下の方に付いてたりしたよ。」


「!!!」

「どうやって付けたの?って

感じだよね〜あははは」



石〇君は今日も明るかった。

きっと、その様な明るい人だから

何事も笑い飛ばせるのだろう。