BACK

バンドが好きだった



S49年生まれと言うのは、何にも該当しない生まれだったのだろうか?

現役女子高生をしてた頃には、女子大生がモテはやされていた。

20歳を越えた頃、女子高生がチヤホヤされていた。

その頃、私らの三つ下位からが「現代っ子」らしい。と言われていた。

そんな私が唯一、時代にノッた事と言ったら

「お立ち台」で踊る事と、第二次パラパラブームに足を突っ込みかけた事。

そして、バンドブームに乗っかった事くらいだ。(ああ、結構あったんだ)

バンドは「J(S)W」や「ユニコーン」が好きだった。(@⌒ο⌒@)


「バンドブーム。」これも
時代の肖像の様な物かもしれない。

当時はアマチュア バンドのライブで踊るのが好きだった。

私には、たまらなく魅力的な音楽であった。音で人と人が結ばれるから。



小さなライブハウス。地下に続く階段の先には

アンプを通したエレキギターの音が聴こえる。

チケット代は、ライブハウスを借りる為の代金と化す。

やっぱりバンド系の男性は、黒の服を着たがっていた。

大きな音に囲まれて、熱気で持ちきり。

「THE BLUE HEARTS」「BOOWY」「RED WORRIOUS」

「BUCK−TICK」のコピーが多かった。

スプレーで立ち上げた髪の毛。ガイコツ系やバラの大きな柄の服。

そんな「お決まりファッション」

そんな彼らをみているうちに、私も参加したくなった。


当時は女の子だけのバンドも沢山あった。

チケットが手に入る度、ライブハウスに足を運んだ。

耳が痛くなっても、音に乗るのが楽しかった。

みんなで歌って踊れるのが、楽しかった。


今でも、ギターを抱えてる高校生を見ると

思い出します。

目立とう精神だけで、ヴォーカルを担当した頃を。

当時の部活の先輩達と、踊り明かした文化祭前日も。

音楽一つで、仲間意識が強くなった事も。

3年間、「お騒ぎ部活」で、泣いたり笑ったりした事も・・・

思い出が沢山詰まったライブハウスが

なくなってしまった今でも。


思い出に、付き合ってくれてありがとです!( ┰_┰)

BACK