3月     4月のリビング         5月
4月21日(月) 第十堰で有名な。。

和歌山港からフェリーで2時間

思い出したような
船の旅

徳島港は なつかしい みなと の においを残していた

兄夫婦が手を振って 迎えに来てくれている

かつては 陸の孤島といわれた 蒲生田岬にむかう
翌日は 名犬 ごん を 交えて
第十堰で有名な 吉野川を散策

こんなにも自然で幅広い川があることを
何人の日本人が知っているだろう

野鳥観察 鮎の遡上
おにぎりを 食べながら 兄の楽しそうな話をきく

「はまぐり とれますよ〜」と 自転車に乗った
若いお母さんの 明るい声がする

はまぐり みっつ
赤貝 ひとつ
ばかがい じゅっこほど
蒲生田のたけのこ

海 山 川 を車にのせて
帰りは 陸路で3時間

日本はまだまだ はばひろかった

 
4月11日(金) 妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)

友人からまたまた文楽の招待券をもらった
「妹背山婦女庭訓」
ロミオとジュリエットの文楽版といわれている

吉野川を挟み 妹山 背山 と
領地あらそいで いがみあってきたふたつの家
それぞれの 娘と息子が 恋におちる

家の存続のため  
暴君 蘇我入鹿の命に従って
娘は后に 息子は家臣に と 決心するが
子供の本心を知った それぞれの親は

二人に 死を選ぶ ことを 許す

舞台の両側で 三味線と 浄瑠璃が語られる
「私は死んでいきますが あの人には 元気でいるといっておいて」

相手を 思いやって 死にゆく 二人
 
雛飾りを嫁入り道具にして 
娘の首を 吉野川に流す 母親

川の向こう で それを かきとり 
切腹せんとする 息子のそばにおいてやり
祝言をさせて
ついには 首をうちおとす 父親  

語りと 三味線が ぐいぐいと 観客を ひっぱっていく

ほんものの芸術 とは こういうものなんだ! 



4月5日(土) ミステリーツアー?

今日の予定 夫は「職場のお花見」 私は「家で留守番 」の はず だった
が あいにくの 雨
「職場の花見」が中止!と なる
桜の名所は 空いている はず と 思いつく

海津の大崎 へ 向かった
が 大津について 桜はまだ と 知る

急遽 京都 に 変更
が 桜の名所を知らず

とりあえず 本屋を探している
と 息子の下宿の近く に 来てしまった
で 息子に電話

息子を乗せて 哲学の道へむかう
が 駐車場が 満車 とてもじゃないが 無理
で 百万遍にUターンしようとした
ら おじいさんが 手招きしている
で ちかづく
と 店の前にとめていい という???
で 800円を払って 哲学の道へ

途中で法然院へよってみる
と 本堂が開放されていた(4月1〜7日 11月1〜7日のみ)
で しっかり説明もしてもらって

哲学はできなかった   
が 哲学の道を踏破して
ラーメンを食べるはず
が 信号の向こうに 国際交流会館がみえた
で レストランで食事し

て おじいさんの 手招き駐車場に 戻
り 800円 のまま  
無事 帰途についたのでした。

あの おじいさん は いったい なにものだったのか
  
*太字の部分はすべて あらかじめ予定されたものでは ありません。
4月 梅と桜の共演














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