2回目採卵に向けて


前回の採卵&ET、そしてフリーズETとマイナス判定に終った。
さすがに2回目までの決断がなかなか出来なかった。
しかし時間というものは本当にすごい物で、採卵の恐怖や痛みの全てを確実に忘れさせてくれた。
そして今年も終ろうかとしている12月、次回の予約を入れに病院までいそいそと行ったのだ。

診察室に入り次回の相談をしてあっさりと2回目の日程が決まった。
1月下旬から2月の上旬の辺りでの注射の打ち出し。
でも久々の私は前回ほど気合も入っていない。
毎朝、ちゃんと起きる事が出来るのだろうか??

そんなこんなで年も開け、病院に行く日が迫った。
今回は前回よりも1つ薬が増えた。
「パーロデル」これはIVF・ICSIの中でもよく使うホピュラーな薬だ。
これを生理周期3日目から服用して、注射打ち出しの1週間まえに止める。
そうすると押さえつけられたプロラクチンが止めたとたんに、異常なほど上昇するらしい。
その時に誘発剤を使うと質のいい卵が出来るらしい。
でも薬の副作用として本当に気持ちが悪くなる。
毎晩1錠しか飲まないんだけれど、この上ないほど気持ちが悪い。
横になっていればムカムカしてくるし、鼻も詰まってしまう。
そして起きていればフラフラ・イライラのしっぱなし。
完全に病院以外は引きこもり生活。
外に出たくてもいろんな匂いが私を苦しめる。
そして肝心の夫は忙しさであまり家にいない。
帰ってきても遅い時間。
家にいても無関心。
嫌な予感がする。

そして気持ち悪さとお友達になれた頃に、スプレキュアがはじまる。
前回同様、急にカーっと熱くなったり寒くなったり。
プチ更年期障害になる。
頭は落ち着いていろんな事を考えられないし、集中力が持続しない。
でも1週間もすれば落ち着いてくるんだろう。

1週間経つと今度は誘発剤が始まる。
前回は注射だけの日は他の病院へ行ったが、今回はそれさえも面倒で大学病院へ通った。
打ち出しから5日目からは超音波検査と血液検査が入ってくる。
それを聞いていると、前回よりもタマゴの成長がいい気がしてくる。
前回は8ミリとか6ミリなどがゴロゴロしていたが、今回は小さくても10ミリはあった。
育ちが早い感じがする。
これが吉と出るか凶と出るか?