ET後の生活〜判定


ET後はゆっくりとのんびりしていいのだと思っていたが、それは大間違いだった。
病院は12日間、毎日黄体ホルモンの注射をしなくてはいけなかった。
近所の病院を探したが、同じ薬剤を使っている病院が無かった為に仕方なく大学病院まで通う事になった。
毎日、毎日車で1時間半の道のりを行かなくてはならない。
しかも車の運転はなるべく避けるようにときたものだ。
友達や両親を巻き込んで、みいゆ運搬が始まった。
あの時は本当にありがと〜〜!

そして判定日の前検査の日。
判定日の数日前に血液検査をして、その時の数値と判定日の数値を比べて妊娠判定をする。
もう血液検査も筋肉注射も慣れっこになってきている。

そして本当に判定の日。
結果はマイナスだった。
数値は上がってなかった。

ショックはめちゃくちゃショックだが、今回のことで得た物も沢山あった。
私たち夫婦の結論から始まり、支え続けてくれる人たち、病院で仲良くなった人たち、サイトで仲良くなった人たち。
そして現代の治療の最終地点、顕微受精とはなんなのか?
1番はグレードのいい受精卵が出来た事。
TESEで採取した精子で、こんなに良い状態の受精卵が出来たのは初めてです!
この先生の言葉がとても心に響いた。
何でだかわからないが、この言葉で赤ちゃんできると確信した。
結果はダメだったけど、いつの日か必ず赤ちゃんがやってくると思った。
今はそれを楽しみに凍結を戻すのを待っている。