転院

マンションの購入やら大切な家族デュークの出現などで、すっかり忘れ去られていた病院。
とうとう転院デビューとなりました。
きっかけはたまたま行こうと思っていた病院に、友達が通ってた事からでした。
病院の事なんかをいろいろ聞いて、夫と共に病院デビューです。
初診の日はすっごく待たされた。
8時半頃に病院に行って、終わったのは夕方の3時半過ぎ。
2人ともぐったりだったけど、新しい道は開かれたに見えた。

そしてこの時、周期5日目だった。
右に卵胞が1つあった。これ採卵してみる?なんともかる〜〜い感じで、採卵する事になった。
2日後に注射をしに、その3日後にまた注射。2日後に採卵。
え?こんな簡単でいいの?これが正直な感想だった。
今までは1ヵ月半前から集中的に薬を飲んで、集中的に病院に行って、集中的に注射を打つ。
これだけの長い時間を掛けるのが普通だったから。
でもこの病院はなるべく体に負担を掛けないように、少量の卵を採卵する方式だった。
病院デビューして1週間後には採卵なんて、今までのやり方じゃ考えられなかった。

そしてあっという間に採卵当日。
まず私が採卵をして、その後夫の手術となる。
採卵はあっという間に終了。無麻酔で有名な病院だが、それほど痛くはなかった。
今まであった注入がないのだ。ガラスで出来た針を入れるとチューーと吸い込まれて画面に映っている卵胞がなくなっていくのだ。
画面に釘漬けになっている間に終了した感じだ。
そして初めての止血用ガーゼ。
あれはすごい!ギュウギュウに詰め込んである感じで、取るときは痛かった。
でも心の中で手品の時の「チャラララララ〜ン」というメロディはしっかり流れていた。

そしてあとは夫の出番だとガーゼを取ってから中の受付に報告をするんだけど、そこで卵が取れなかった事を言われた。
げっ!マジですか?
えぇ〜〜〜あんなに痛い思いしたのにぃ〜と今までさほど痛くなかったのに、痛さが湧き出てくる。
卵胞は空胞だった。

夫の手術は中止。今回から睾丸に直接針を挿して採取する方法をする事になっていた。
しかしこれもまた次回に持ち越し。
ハァー、転院早々縁起悪〜い。