3日目

快晴。 この日、ようやくGrand Tetonの勇姿を見ることができました。 ずっと見ていても飽きない風景です。
やはり、天候を考えると最低2泊は必要ですね。

午前中はスネーク川の川下りです。 ゴムボートでSnake River Overlookの少し先からMoose Junctionまで、2時間くらいのラフティングです。 救命胴衣を着けて、係りの方の注意事項をききます(もちろん英語)。 ステイーブ先生いわく、パークレンジャーが立ち会っていたので、いつも以上に丁寧な説明だったそうです。 乗り場のあたりはCotton Woodの種−名前のとおり、綿みたいに白くふわふわして雪みたいのが舞っていました。 漕ぐのはスタッフ一人におまかせです。 ボートの縁に腰掛けて乗るので、はじめはちょっとこわかったけれど、流れがゆるやかで濡れることもないので、慣れるとまわりの景色に見入ってました。 二艘にわかれたので、先生の説明はトランシーバーで聴きます。 ここで観ることのできた動物は、川を泳ぎ渡っていったアンテロープ、カナディアン・グース、ハクトウワシ、カワウソ、カモの親子。 NHKの生き物地球紀行でここのカワウソの特集がありましたけれど、ご覧になった方いらっしゃいますか? 動きがとってもすばやくしなやか。 教えてもらわなかったら見過ごしてしまうところでした。 何が観れるかは運次第ですけれど、川下りはお勧めです。 

 
Grand Teton (Moose Visitor Center の駐車場から)    これでラフティングの出発点へ移動       

   
Canadian Goose                                 

昼食はジャクソン湖のColter Bayで。 ここからはモラン山がきれいに見えます。 私達が散歩している間に先生と添乗員さんが昼食の用意をして下さるのですが、今日は長さが2m以上あるバゲットサンドでした。 各自適当に切って、好みで野菜やマスタードなとを足して食べます。 

 

午後はイエローストーン国立公園に入って、そのまま今日の宿泊地ウエストイエローストーンへ向います。 途中の観光は翌日以降に。 イエローストーンに入ると火事の跡が始終目に入るようになります。 変化のない風景になってきて眠くてうとうとしていたら、先生の熊がいますという声。 バスをUターンさせるところが近くにないので、ちょっと先にいってから引き返しましたけれど、ちょうど森の中へ入っていくところで後ろ姿しかみれませんでした。 しっかり目をあけていないとソンします。 この後、道路際にエルクが1頭いたのでバスから降りて観察をしました。 大勢集まっていましたけれど、エルクは気にもせず一心に草を食べていました。 秋になるととれてしまうそうですが、この時期のエルクの角はビロードのような毛に覆われています。 マディソンからウエストエントランスに向うと、左手にバッファローを良く見かけるようになります。 

 

ホテルはホリディ・イン。 クランベリージュースとクッキーのサービスで向えてくれました。 部屋は広いけれど、シャワーのみだったのが残念。 足をのばしたかったので、プールへ行ってジャグジーにはいっていました。 長期滞在する人が多いのか、広いランドリーがあり、よく見なかったけれどお部屋にはオーブントースターのようなものもありました。 

ウエストイエローストーンは小さな町。 ここもちょっぴりだけ西部って雰囲気があり、メインストーリート(はしからはしまであるいてもそう時間はかかりません)にお店が集中しています。 お土産さがしにさっそくでかけましたけれど、やはり手作り品は安くはないです。 ここで買ったのは、寄木細工のカッティングボードとこの付近の風物を描いた素焼きの壁掛けを数個。 おじいさんと若い女性2人でやっているお店で、女性が接客・包装、おじいさんが会計、と分担が決まっているらしく、女性がいないからちょと待っててといわれたときはあららーってカンジ。 日本じゃ考えられないですよね。 急いでいるわけじゃないからいいけれど、私にやらせてくれたらもっと早くきれいに包装できるのにとも思ったし、こんなで経営なりたつの?って逆に心配。 のどかな町です。


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