7日目

希望者のみで5時半集合、昨日のSun Pointへ日の出見物に行きました。 だんだん空がピンクに染まり出して、山に陽が当たりだすときれいなオレンジに染まって行きました。 このあとWild Goose Islang Overlookにも寄って写真撮影。 今日は移動日。 パッキングを済ませてなかったので、食事を急いですませてから出発の準備。 あわてたせいか、危うくカメラを忘れるところでした。 


from Sun Point


Wild Goose Island Overlook

今日はMany Glacierに移動してグリンネル湖まで(氷河までは時間がたりなかったみたい)のハイキングです。 Many Glacier にはいると、いままでの滞在地よりは暖かいのか、ヤナギランの花を見かけるようになりました。 本日の宿泊地、Swiftcurrent Motor Innに一度よってから、ハイキングコースの起点にあるMany Glacier Hotelへ。 湖側のお部屋からの眺めは最高でしょう。 ここの駐車場に車をとめて出発。 用意をしていると先生が向かいの山に熊を1頭見つけてしばらく観察。 この熊のいる山は湖をはさんでハイキングコースと平行しているの、しばらく見ていることができました。

Lake Josephineに向うルートに入るところで、今までに見たことのない掲示物がありました。 色といい、斜めに入った切りこみといい、目立ちます。 熊がハイキングコースに出没しているという注意書きですけれど、 確かに熊が食べてまもない草とか生々しい落し物が目に入ります。 見とおしの悪いところがあるので、ここからはできるだけ間を空けないようにして進んで行くことに。 今日も蒸し暑くて、高低さはほとんどないけれどへばりそうなカンジでした。 このルートはThimbleberryが沢山生えています。 この時季は白い花が良く咲いていますけれど、この実は熊の好物ではないみたいです。 

3時間くらいでグリンネル湖に到着。 お弁当はおにぎり。 梅、おかか、スモークサーモン、そしてどなたか持参の漬物数種。 暑いとき、へばっているときはおにぎりが一番と再度認識。 双眼鏡で氷河を見ると、人がいるのがわかります。 涼しいのかな?


Grinnell Lake and Grinnell Glacier(from Lake Josephine)


Lake Josephine and Hidden Falls

同じ道を戻るのは辛いなと思っていたら、帰りはボートを乗り継いでいくといわれ、ホッ と。 ボート乗り場に戻る途中で今回はじめて日本人ツアーに出会いました。 でもこの一行、ボート乗り継ぎで来たんでしょうけれど、全然歩く用意ができていない人とかもいて大丈夫なのかしら?ってカンジ。 ガイドさんもちょっと頼りなさそうだったし、怖さがわかってくるとこういうツアーは不安です。 ボートを待っていると一組の夫婦が興奮してやってきました。 近くで熊を見つけたので怖くなって戻ってきたそうです。 先生は話しをきいていて、私ならそのまま様子をみてから先へ行くだろうといっていましたけれど、これは経験の差でしょうね。

先ほどの日本人グループとは帰りのボートで一緒になりました。 彼らはMany Glacier Hotel宿泊で、ホテルのロビーで休憩していたら、チェックインの手続きがちょうど終わったところのようでしたけれど、いくら暑いとはいっても、おじさん、このホテルのロビーで下着のシャツ一枚でいるのはやめて欲しかった。 さすが大きいホテルなので売店は充実。 最後に本をチェック、公園の写真集とフリースの帽子を買いました。

Swiftcurrent Motor Innはキャンプ場も近くにあってにぎやかなところです。 レストランの駐車場では、はるばるGreen Bayから来たらしい車を発見(Packersのマークをつけてました)−どのくらい時間かけて来たのでしょうか。 レストランの裏山は熊を良く見れる場所だそうで(朝見た熊もこの斜面を歩いていたのでした)、朝夕は双眼鏡を構えている人が何人かいます。 ここのレストランはイタリア料理。 ピザを食べてみたかったけれど、同じテーブルの方達はみなパスタを頼むので、私もそれに。 ソースとそれに何を入れるかを選びますが、皆は1種類。 でも私はキノコと野菜−もう1種類くらい入れたかったけれど、ちょっと遠慮。 味は、私でもこのくらいならできると思う。 


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