マサラ日記     previous«  »next

10月15日(日)           

 ひさしぶりに日記を書く。
 更新できなかった理由のひとつは、引越しの段取り上インターネットの回線が一時的にせよダイヤルアップなこと。メールの送受信も思うに任せず、仕事も上がったり。まったくもって困った状態だが、しょうがない。今週半ばにはADSLに戻るので、しばらくの辛抱である。

 困った困ったといっても、数年前は皆こうしたパターンでインターネットしていたのだから、人間の慣れや欲求とはわがままなものだ。

 インターネットも旧タイプならば、パソコンにもトラブルが。ここにきてDVDドライブがまったく機能しない。で、本日1台ノートパソコンを買ってきた。で、今のオールドパソコンは修理に出すつもり。

 実は40才過ぎのMACデビューも目論んでいたのだが、今回は断念。

 パソコンを買いに行った吉祥寺の電気屋で、熟年男性客と若い店員の会話。
「フロッピーディスクが家にたくさんあるんだけど、最近のパソコンはフロッピー使えないの?」
「時代の趨勢からすれば、フロッピーはおすすめしません。USBメモリーという便利なものもありますしね」
 ヒェー、やばい。私は時代遅れだ。自著の昔の原稿などをいまだにフロッピーに分けて保管している。
 さすがに今回、わざわざフロッピードライブの標準装備パソコンは買わなかったが、今まで使っていたパソコン(フロッピードライブ常設)が修理から戻ったら、フロッピーのデータ移設をやろう。

 先週金曜日、都内でトンコツの博多ラーメンを食べた。かなりひさびさの体験。


 白濁したスープは思ったりあっさり。麺は細くてちぢれのない博多流としてはオーソドクスなもの。ひさしぶりなので、いろいろな具の乗ったのを注文したが、マニアの方にはダメ出しされるかも。この後、さらに紅ショウガなどをトッピングしていただいたが、ひさしぶりということもあり、なかなかおいしかった。

 土曜日。浜松町のインド料理店でパラク・ダール(ホウレンソウ入りの挽き割り豆カレー)とナーンのランチ。


 ダールはムング・ダール、マスル・ダール、チャナ・ダールのミックスか? トマトが多くてレッド・ペパーも利いているという、やや個性的なスタイル。
 これはこれでおいしいのだが、とにかくいっしょに入ったホウレンソウの量が少なくてがっかり。コストを考えているのだろうが、個人的に感心しない。ケチくさい外食は基本的にキライだ。
 ナーンはきれいな形で食べやすい味付け。だが、何かが欠けている感じ。

 日曜日。明治大学のリバティ・アカデミー「カレー講座」の公開シンポジウムにパネラー参加。
 同大学出身の水野”カリー番長”仁輔氏を司会兼コーディネーターに、なかなか濃い内容となった。
 その後、同大商学部のゼミ学生の方々による、カレーと神田神保町を「食文化と地域連携」で結ぶというテーマでのレポート公開発表の審査員兼コメンテーターも担当。学生さんたちが頑張っていて、個人的には大いに楽しめた。
 夜、肉じゃが、きのこの炊き込みご飯にビール。美味。

★日記を書いているときのBGM:デレク・トラックス・バンドの『LIVE AT GEORGIA THEATRE』。