マサラ日記     previous«  »next

6月12日(月)
           

 昼食、赤坂のインド料理店「ザ・タージ」でランチ・バッフェ(1200円)。
 野菜サラダ、パパド、タマネギとジャガイモのパコラ(かき揚げのような揚げもの)、ジューシーでスパイスの絡みも抜群なタンドゥーリ・チキン、ナーン、サフラン・ライスのほか、カレーが4種。
・チキン・キーマ・カレー…ヨーグルトがベースでカレーの色が白っぽい。私がよくつくるバージョンと似て、アッサリしている。
・フィッシュ・カレー…タラを小さく切って素揚げしているようだ。日本ではなかなか味わえないタイプ。
・チャナ・マサラ…トマト・ベース。シンプルなつくり。
・アールー・マタール…ジャガイモとグリンピースのカレー(写真上の右)。ヨーグルトとカシューナッツがベース。これも、私がつくるバージョンに似ている。
 ほかにはデザートのキール(ライスやタピオカ、ナッツ類のミルク煮)、チャイなど。

 いずれのカレーも日本で最も高級なインド料理レストランらしからぬシンプルなつくりだが、ポイントをズバリと押さえているのはさすが。勉強になる。
 特に印象的だったのはフィッシュ・カレー。
 この店ではディナー・タイム、ココナッツを入れたゴア・フィッシュ・カレーを出すが、それとは異なる味わい。ランチ専用か。
 グレービー(カレーソース)はミキサーがけらしくトロリとしている。ほのかな酸味はトマトというよりタマリンドやライムに近い。
 大昔、オリッサ州コナーラクのホテル・サントシという庶民派レストランで食べたメチゥウマなフィッシュ・カレーを彷彿させる味わいが印象的だった。

 夜、テレビでワールドカップ観戦。次戦も心配な展開でシラケた。

★日記を書いているときのBGM:レッチリの『BLOOD SUGAR SEX MAGIC』