マサラ日記     previous«  »next

5月22日(日)

 昼間、ミーティングのため都内インド料理店をハシゴ。最初の店でチャイ、二軒目では南インド風のコーヒーをいただく。インドでも行く先々で飲み物や食べもの攻めを受けることがあるが、似たような感じである。胃が弱いと務まらない。

 帰宅後、酒の肴に鶏レバーのインド風炒めものをつくる。「チキン・レバー・フライ」というやつである。『カレーな薬膳』に同名のレシピがあるが、これはやや異なり、ガラム・マサラをきかせた北インド・ムスリム料理の仕上がり。以前、西荻窪の店でお客様に好評を博していた味つけだ。
 写真にすると、どうも今ひとつ食欲をそそらない色合いだが、実際はおいしかった。レバーのほか、よりコリッとしたハツも入っている。

 レバーの後、友人からの頂きものである長崎産シマアジのみりん干しをサッと炙って食べ、さらに刻んだ揚げをたっぷり入れた関西風「きざみうどん」に、これまた友人から頂いた京都の「黒七味」をたっぷりかけて締めとした。
 ちなみに、ふたつの頂き物はどちらもバツグンの美味。日本にもまだまだおいしいものがあることを再確認した次第。

 黒七味は山椒が入って、ちょっと私のつくる麻婆豆腐にも似た風味。最近グルメ系ラーメン屋などでもてはやされているようだが、なるほど、トンコツのコッテリ味にも合いそうだ。