2月20日(日)
自ら主宰する料理講習から帰って、ビールをゴクリ。いやー、ひさしぶりの一杯はさすがにウマイのだ。
本日講習のメインは「チキン・シャージャハーニー」。日本ではあまり知られていないタイプの北インドのイスラムカレーで、ターメリック抜き。えらくシンプルなグレービーソースだが、コクがあってうまみもたっぷりだ。私自身、思い入れのある一品である。おいしくできてよかった。
皮つきのマスル・ダールも個人的に好きなカレーのひとつ。力のある素材だから、小細工せずストレートにうまみを引き出す調理を心がけたが、結果もよしだろう。
ほうれんそうとじゃがいもの南インド風カレーもイケたはず。あまり手はかけず、真正面から攻めるレシピにしてみた。結果、ほうれんそうというのはつくづくインドカレー向きな食材だと再認識した次第。
ほかにも南インドの「ギー・ライス」、グリーン・カルダモンやシナモンをきかせた「フルーツ・ライタ」などぬかりなし。しょうがをきかせたチャイも、手前味噌ながらなかなかだったと思っている。
講習に限らず、私にとって今年のメインテーマは「シンプル」そして「ベーシック」。
奇はてらわず、あくまで正面から正々堂々、突破していくつもりだ。