NGC 6992-5 網状星雲(はくちょう座)


StellaImage5による画像処理

RGB合成、LRGB合成はStellaImage5で行い、
仕上げはPhotoshop CSで行った
L(HαR)R(HαR)GB合成
1500×1500

Photoshop CSによる画像処理

画像処理はすべてPhotoshop CSで行った
最後にレンズフィルタ処理をした
L(HαR)R(HαR)GB合成
1500×1500






はくちょう座の散光星雲
視直径:70’×6’  距離:2300光年

北東側のNGC6992-5と南西側のNGC6960とでリング状を形成している
6万年前ごろに超新星爆発で飛び散ったものとみられている



撮影データ
撮影日 2005年8月3日
2005年8月4日
L画像 15分×11枚(Hα)
撮影開始時刻 21:29
21:22
R画像 15分×3枚
撮影場所 まほろば天体観測所
(大分県・玖珠町)
G画像 15分×2枚
望遠鏡 タカハシ ε−200 B画像 15分×2枚
冷却CCDカメラ ビットラン BJ−42L フィルター 光映舎Hα、IDAS typeW
冷却温度 −5℃ 画像処理ソフト StellaImage5、PhotoshopCS
Memo
      
L(HαR)R(HαR)GB合成
     湿度が高いためか、この日も24時頃から濃霧が発生。
     なかなか思うように撮影できない。

     StellaImage5とPhotoshop CSによる画像処理比較を行ってみた。
     赤と緑青の星雲が入り混じった網状星雲のような場合の処理は、それぞれの色調を
     比較的コントロールしやすいPhotoshopの方がよいようである。
     また、星の色もPhotoshopの方が比較的よく出た。
     レンズフィルタ処理は、星像のまわりの色収差を緩和するのに有効だが、
     この処理により星像もシャープになった。