DV     〜〜Skill Up Training for DV Victim Support〜〜
 《DV被害者対応スキルアップ研修会》

 ⇒被害者ファーストの支援を探求する.

 

///コロナ禍により、オンライン研修が増える中、あえて対面型の研修にこだわります。///

 近年、DV防止法が施行されるとともに、医療・福祉・相談などの現場では、電話相談や面接を通して、
DV被害者に対応する機会が増えています。被害者が同じような質問を何度も相談員に尋ねてきたり、被害
者の迷いをなかなか行動につなげられない、など対応に苦慮する経験を持つ現場の方も多いことと思われます。

 この研修会では、そのようなケースで即座に役立つ見立ての枠組みと、対応の技術を提供します。講義だ
けでなく講師によるデモンストレーション、ロールプレイ実習もふんだんに組み取り入れており、日本でこれほど詳
細に具体的対応を学ぶ機会は多くはありません。ぜひご参加下さい。

━━━━━━━━━━━━━━ ◇◆内・容・項・目◆◇ ━━━━━━━━━━━━━━━
 DVの本質/被害者の心理機制/被害者が安心感をもてる援助技法/セルフケアの工夫/
 被害者の隠れたニーズをつかむ/援助におけるパラドックス/リフレイミングの応用/他
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参考文献:草柳和之「効果的なDV被害者支援のために――被害者ファーストを探求する」『家族と法と裁判』No.46,2023.10(日本加除出版)
 ダウンロード→→ 草柳和之「効果的なDV被害者支援のために――被害者ファーストを探求する」 


DV被害者対応スキルアップ研修会、他:過去の研修会記録映像DVDあり.詳細ページ

  

〔日 時〕 2024年818日(日)[10:00〜16:30] 〈終了後、短時間の懇親会を行う予定です.〉
      
毎年、夏・冬に開催します。

〔講 師〕 草柳 和之(大東文化大学非常勤講師/メンタルサービスセンター代表・カウンセラー、他)

〔受講費〕予約7,700円(当日8,800円)=税込=

〔会 場〕 都内研修会場→→会場は、参加者に個別にご案内します。

〔主 催〕 メンタルサービスセンター:〒176-8799 練馬郵便局留/Tel.03-5926-5302
、070-5016-1871
      http://www5e.biglobe.ne.jp/~m-s-c/
     
★カウンセリングもこちらで受け付けています(zoomも対応可能.初回電話相談は無料)。

〔申込方法〕まず電話連絡をいただき、事前に受講費の振込みをして下さい。口座の確認後に、参加者へ会場のお知らせを致します。
[みずほ銀行 桜台支店 (普)1438903 名義:メンタルサービスセンター 草柳和之]

〔備  考〕
※この研修会の性質上、DV加害経験のある方のご参加は、ご遠慮いただいております。
※納入された受講費は,主催者の都合による不催行の場合を除き,返却しかねますことをご了承下さい.


 

〔ご参加の際、CVID-19感染防止のためのご協力のお願い〕
※会場に来られる前に検温を行い、37.0゜C以下であることをご確認の上、ご来場ください。
※会場ではマスクをお付けください。
※会場に入る前に、手のアルコール消毒にご協力ください。アルコール・ジェルは主催者が用意いたします。
※会場では、参加者同士の空間を十分開けてお座りください。



=================== 【講師紹介】 ●草柳 和之 ==================
大東文化大学非常勤講師.メンタルサービスセンター代表・カウンセラー.日本カウンセリング学会東京支
部会・運営委員.長年
,DV被害者支援に携わると同時に,日本で初めてDV加害者更生プログラムの実践と
研究に着手し,以来20年以上に及ぶ。その活動は新聞・TV・雑誌等を通じて広く紹介される.人権教材《DV
カルタ》の製作者。災害心理社会的支援に関する大学間ネットワーク・緊急時支援登録者.
著書に『ドメスティック・バイオレンス』(岩波書店), 共著『標準 音楽療法入門 下』(春秋社),『やさし
く学ぶ教職課程 教育相談』(学文社),『平和を創る心理学』(ナカニシヤ出版),「災害と性暴力――性暴力
をなかったことにしない、させないために。」(日本看護協会出版会)他多数.家庭裁判所・国の研究機関・
自治体・弁護士会・大学・学会等から,幅広く講演や研修会の依頼を受けており, その優れた研修指導は多
くの人々から支持されている.
長年のDV問題の先駆的取組みが評価され、社会貢献支援財団より、平成27年度社会貢献者表彰を受賞した。
音楽によるDV防止キャンペーンのために、世界的に活躍する作曲家・野村誠氏にDV根絶を願うピアノ曲
を委嘱し、その曲を国内のみならず海外でもピアノ演奏を行って約20年に至る。平和のための音楽会・ライ
ブハウスのランチタイムコンサート・学会のミニコンサート・自治体の協働イベント・DV問題シンポジウム
など、幅広い機会で演奏活動を展開,《社会の平和は家庭から》を訴えてきた.

資格:日本カウンセリング学会認定・カウンセリング心理士.
NLPマスター・プラクティショナー.

ブレインスポッティング〜〜脳内のトラウマ体験記憶の処理を促進する特殊療法で、パニック発作・恐怖
・PTSDなど幅広く効果がある、全く新しいタイプの心理療法〜〜phase@A修了者.

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◇◆ 2008.8.16+17開催 《DV被害者対応スキルアップ研修会》 の研修風景 ◆◇


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 《研修会記録映像DVD・面接デモンストレーションと解説》
 
好評販売中!!

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※長年、効果的な面接法を追求してきた講師による、卓抜したワザとコツがたちどころに分かります.見ると思わず引き込まれます.音声・画面は十分鑑賞に堪える状態です.
〔講 師〕草柳 和之(大東文化大学非常勤講師/メンタルサービスセンター代表・カウンセラー)
■頒価:500(送料別) 〔問合せ〕メンタルサービスセンター  Tel.03-3993-6147070-5016-1871
  ※電話でお問い合わせの後、枚数分の代金+送料をお振込みください.
    [みずほ銀行 桜台支店 (普)1438903 名義:メンタルサービスセンター 草柳和之]


◆2015.8.23(日)《DV被害者支援スキルアップ研修会》
・内容:DV被害者のタイプ別援助のコツ――息せき切って話す被害者への対応」
    
―ペーシングとリーディング、リフレイミングの活用―

◆2016.8.20(土)《DV被害者支援スキルアップ研修会》
・内容:DVと認識するのを避けている被害者への対応」―クライエントの抵抗を活用するスキル―
    別居する決心がつかない被害者への対応/イメージ誘導のワーク」―葛藤を丁寧に拡大する―

◆2016.8.21(日)《DV被害者支援スキルアップ研修会》
・内容:夫を更生プログラムに参加させたい』と訴える被害者への対応」
    
―クライエントが選択し、判断する力を高める―
    『あなたは悪くない』と被害者に伝えるのを効果的にするためのスキル」

◆2017.8.19(土)《DV被害者支援スキルアップ研修会》
・内容:「『これはDVなんでしょうか?』と質問してきた被害者への対応(電話相談)」
    〜納得しがたい点に丁寧に対応する〜

◆2017.8.20(日)《DV被害者支援スキルアップ研修会》
・内容:「『暴力がなくなれば、夫とやっていきたい』と訴える被害者への対応」
    「被害者から不満や不信感を向けられた時の対応」


◆2018.1.20(土)+21(日)@ 《DV被害者支援スキルアップ研修会》
・内容「被害者の質問の背景にある気持ちに、丁寧に対応する(電話相談)」
   「面接がうまく展開していない状況を、援助的に転換するスキル」

◆2018.1.21(日)A 《DV被害者支援スキルアップ研修会》

・内容「No.1=Clの『怒り』の感情を適切に扱うコツ」
   「No.2=Clの『怖れ』の感情を適切に扱うコツ」


◆以下、続編はこちら



DV被害者対応スキルアップ研修会・参加者感想】

弁護士 ♂
「私が全て悪いんです」「夫のもとに帰らなければならないんです」と言う被害者に自分の考えを押しつけるのではなく、被害者が自分から変われるよう援助することの大切さを学びました。カウンセリングの技法が中心でしたが、法律相談の場面でも生きてくるヒントをいくつも頂きました。

元被害者・カウンセリング学習者 ♀
研修会では、被害者への具体的な言葉の使い方や介入の仕方を学び、数多くのロールプレイも実践につなげられると思いました。私自身がDVの被害経験者であり、暴力の構造のところで、それを再確認することで、被害者へのより良いケアについて考えさせられる充実した研修会でした。

一般病院・ソーシャルワーカー ♀
研修会に参加して、今まで当然と思い込んでいたこと、そして、そのことに何かしっくりこないと感じていたことに、新たな視点で気づくことができました。研修の内容も、参加者が技術を身につけられるような体験型になっており、1回の研修で、学んだ技術を自分のものにすることは難しいですが、得られたものは大きかったと思います。

精神科クリニック勤務・精神科医
以前から、DV被害者の理解を深め、適切な治療を導入するのは、重要な課題と考えていました。孤高の心理臨床家とも思える講師が提供する本研修会では、DV問題を考える基本概念の説明から、様々な技法を駆使したロールプレイの実体験まで、密度濃く学習できました。これら の対処法を自分のものにするには研修時間をもっとほしいくらいでした。研修はあくまで出発点に過ぎず、試行錯誤を繰返してDVの診療を展開していきたいと考えています。
           


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