生き物のページ
( 最終更新日: 1999/6/6)
四つぼしてんとうむし一号 | 二つぼしてんとうむし二号
| あり
ひめあかぼしてんとう
| ミミズの冒険 | セミのぬけがら
- てんとうむし日記1997年版はこちら。
- 1998/5/24
四つぼしてんとうむし一号
左:11時43分 まだ羽化したて
中:12時56分 模様が見えてきた
右:3時14分 すっかり色づいた
公園の木で白いてんとうむしを発見。後ろばねが伸びているし、どうやら羽化したてのてんとうむしのようだ。よくみるとあちこちにさなぎの抜け殻がある。木の表面に20-30個まとめて産み付けられた黄色いたまごもあった。
迷惑とは思いながらもつかまえて家に持ち帰った。昼過ぎに模様が浮かび上がってきた。黄色い反転が4個の「てんとうむし」という名前のてんとうむしだ。「てんとうむし」とは「ななほしてんとう」とかと同じレベルの名前である。ややこしいので「なみてんとう」とも呼ぶらしい。「てんとうむし」は背中の模様はいろいろあるらしい。
3時にはすっかり黒くなって一人前だ。さっそくベランダの朝顔の鉢植えに放してやった。
[上の写真のうち、右の2枚はCyberShotのレンズの前に虫眼鏡をかざして撮影した。そうすると虫眼鏡を使わない時に比べてより対照にに接近して撮影が可能となる。今回は10cm位まで近づけてもフォーカスを合わせることが出来た。またこれらの写真は640x480ドットの画像から拡大せずにそのままのサイズで切り出したものである。]
- 1998/5/26
朝、なおぴーが朝顔のところにまだてんとうむしがいるのを発見。えさがあるとも思えないが、雨模様で気温が低いのでじっとしているのだろうか。
- 1998/5/30
二つぼしてんとうむし二号
左:5/30 さなぎ
中:6/3 PM7:16 羽化数時間後?
右:6/3 PM11:55 ぬけがらに寄り添う。食べている?
タイタニックを見た帰りにクリの木のところでてんとうむしのさなぎを発見した。今年も相変わらず大量に発生しているようだ。早速葉ごと持ち帰って虫かごに入れておいた。クリの葉は切り口を水に浸しておくと一週間程度は持つようである。
- 1998/6/3
夕方虫かごをのぞいてみるとてんとうむしが羽化していた。後ろ羽根はあらかた前羽根の中に隠れようとしていたのでおそらく羽化してから数時間たっているだろうか。今回は二つぼしのてんとうむしだ。ぬけがらからすうセンチ離れたところでじっとして動かない。
夜中になるとすっかり色づいていた。
- テントウムシの卵や幼虫の写真はここがおすすめ。http://www.dainippon-tosho.co.jp/yagi/2000/000815/000815.htm
ほかにも興味深い写真がたくさんあります。
- 1998/6/21
ゆうたが幼稚園でアリを捕まえてきたというので(すでに瀕死の状態であったらしい)アリを捕まえに行くこととした。とりあえずインスタンスコーヒーの空き瓶にティッシュでふたをして採集ビンとした。
場所は近所の児童館。以前から畑との境目にアリの巣がたくさんあるのは確認済みだ。行ってみるとアリの巣がたくさんある。最初は砂糖(コーヒー用のグラニュー糖)でおびき寄せる作戦だったが、意外に人気が無く素通りしてしまう。結局、巣を掘り返したりして10匹弱のアリを捕まえた。同じ巣のアリだけにしたのは言うまでもない。
家に持ち帰って黒い画用紙で土の部分を覆ってやった。すでにせっせと巣穴を掘り出している。えさとしてとりあえずピリカラのスナックの食べ残しを与えてみたが、さすがに見向きもされなかった。
数日もすると見事な巣ができていた。
ひめあかぼしてんとう、いもむし、こがねむしの一種
ありの採集の帰り道、小さなてんとうむしを発見した。普通のてんとうむしの半分くらいの大きさで、黒い体に赤い斑点が二つある。ゆうたは即座に「ひめあかぼしてんとうだよ」言うのに、「本当かいな」と半信半疑だったが、家に帰って図鑑を見てみると確かにひめあかぼしてんとうである。こどもの記憶力にはびっくり。そのほか糸でぶらさがったいもむしとこがねむしの一種も見つけた。
- 1998/6/27
アリの飼育ビンの土の水分が多かったせいかカビが発生してしまったのでアリたちを放してやることにした。児童館脇のもとの巣の近くに放してやるとアリたちはなにやらパニック状態になっているようである。噛み付かれた他のアリを引きずりながら歩いてやつとかいる。一週間ぶりに帰ってきたアリを仲間とは認識できなくなったのだろうか。
帰り道、ゆうたがミミズを見つけた。アスファルトの歩道とコンクリートの壁の間のわずかな土の部分を一生懸命進んでいる。ミミズというのは晴れた日に地上に出てきてそのまま干からびて死んだり、アリに襲われたりしているのをよく見かけるが、新しい生活場所を求めて出てくるのだろうか。
その後、このミミズは梅雨の合間の強い日差しに焼かれたアスファルトの上に進んでいった。その後の消息は不明である。
- 1998/7/24
左、中:アブラゼミ?のぬけがら、右:アシナガバチ
伊東のプール脇でセミのぬけがらを発見した。柑橘系の木の周辺にはたくさんのぬけがらがあった。右側はアシナガバチ。ぜんぜん珍しくもありませんな。
このほかにもワタフキカイガラムシやヒメアカボシテントウなども見つけた。
- 1999/5/30
ことしもまた、てんとうむしのさなぎと幼虫を1匹づつつかまえた。いっしょにアブラムシが大量に発生している草を入れておいた。次の日の朝、心配していたとおり、かなりのアブラムシがケースの外に出てきてしまっていた。とりあえず、ケースの本体とふたの間にティッシュをはさんでおいた。幼虫のほうはすでにさなぎになっていた。
- 1999/6/5
羽化した成虫は2匹ともベランダの朝顔のところに放してやった。この朝顔にはアブラムシが多少発生していたのだが、しばらくするとどこかに飛んでいってしまったようだ。
- 1999/6/6
今日もてんとうむしのさなぎを4個見つけてもって帰った。夜になって、1匹はただの抜け殻じゃないか!と取り出したのだが、もしやと思ったら...
やっぱりもう羽化していた。
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