デジカメあれこれ

   

     
 

キャノンが2月28日にデジタル1眼レフカメラEOS 10Dを発表した。


うーん、製品の投入サイクルがえらい速いね。10DはD60の後継ということだけど、D60が発表されたのが2002年2月25日。それからわずか一年で世代交代とは、、、

D60は、カメラとしてはEOS KISSVとほぼ同等で、僕が持ってるEOS7に比べて性能不足の感があったけれど、10Dはカメラとしての性能もEOS7相当にアップしたようだ。ボディの素材もプラスチックからマグネシウム合金に変わったというし。しかし実売予想価格が20万円前後というのがちょっと気になるんだよね。D60の店頭価格が約30万だから、大幅に値段が下がるわけだけれど、いくらカメラ業界の盟主キャノンでも、一年かそこらで性能アップを果たしながら3割もコストダウンできるものなのか?わかりにくいところで質を落としている、なんてことはなけりゃいいけど。

デジタル1眼レフカメラはいつかは欲しいけども、カメラとしての性能が今使っている銀塩1眼レフカメラEOS7より低いものは買う気がしないんだよね。銀塩フィルムカメラはフィルムの現像や管理なんかが面倒だから、デジカメをメインにしたいんだけど、気合い入れて写真とるときはそれなりの性能と品質を備えたカメラじゃないとねえ。そうなると、EOS D60は性能的にちょっと物足りないからな。かといって、1Dや1Dsなんかはとてもじゃないけど手が出ないし。レンズのことを考えると、キャノン以外は選択肢に入れにくいし。

オリンパスやコダックが推進している、デジタル1眼レフ用の新しいレンズ規格もなかなか良さそうだけど、EOSシリーズとは互換性のないレンズを一からそろえなきゃならんしなあ。まあ、金稼ぐようになったら標準、広角、望遠の各ズーム、マクロなんかをぞろっとそろえることもできるかもしれんけど。実際、この規格ならAPSサイズよりも小さな撮像素子が利用できてボディを小型化できるし、コストも抑えられるし、複数のメーカーのレンズを装着できる、etc、といいことが多いわけだから、あと1年くらいすりゃあ十分有力な選択肢になりうるんだよな。


コンパクトデジカメの方では、京セラがCONTAX Tvs DIGITALを発売。

これは是非とも欲しいね。なんつってもCONTAXだし。カール・ツァイスT*のために作られたカメラ。サンプルの作例なんかを見ると、被写体が浮き出るような、絶妙の描写をしてるんだよね。なんてことを言っても、僕はいまだ にカール・ツァイスのレンズは使ったことはないんだけども。貧乏学生にゃ高くて買えないしね。

でも、コンパクトデジカメではキャノンのPower Shot G3とニコンのCOOLPIX4500も捨てがたいんだよね。ニコンのコンパクトデジカメのマクロ撮影機能は他社を寄せ付けないものがあるし。G3はボタンが増えて操作がわかりにくくなったのがちょっと残念だけど。ニコンのCOOLPIX5000や5700は4500より性能はいいけど、でかいからいやなんだよね。上着のポケットに入るくらいのサイズの方が、いろんなとこに持って行けていい。かといって、あんまり小さいのや安いのは性能がへぼかったり、マニュアル操作ができないバカチョンカメラだからいやだしね。

 
戻る
 
TOPへ