街づくりワークショップを終えて
(1)
はじめに
平成15年2月12日(火)
10回に亘ってのワークショップに参加し、今まで考えたり、味わったことのない体験ができた。
「都市問題」「江南市の将来像」「駅前の問題」等々、今までの私の頭の中には全くなかったことだ。様々な業種の方々と真剣に討議することも始めての体験だ。結論がどう導き出されようと、私にとっては貴重な体験であった。
全体の「計画書」(策定委員会で検討)が大体まとまってきたが、それを見ると、私たちの討議してきた考えが基調になっているようで、当地区が考えてきた具体的な事業(図書機能)が盛り込まれていないが、無駄ではなかったと考えたい。
HPを公開したのも、望外の喜び。HP公開の端緒となった「尾北シニアネット」の会員の皆さんを始め、江南市に関わりのある方、街づくりに関心のある全国の方々に訪問していただいた。メールまでいただき、街づくりに参加していただいたことには、嬉しさこの上なく、感謝の気持ちで一杯だ。
いつの間にかヤフーその他多くのサイトにリンクされ、検索できるようにもなっていた。HPの公開が、まさに万人への発信であることを体験できたのも望外のこと、私にとっては貴重な体験となった。
街づくりワークショップを終えて
(2)
駅前の活性化の起爆剤
◆ 駅前に公共公益施設を
駅前の商店街が空洞化し、見る影もない姿を呈していることは、誰の目にも映る姿だ。駅前第1ビルの店舗は、空き家こそ目立たないが、サラ金業者が3店舗、賑わいとは程遠い。その北側、東西の道路沿いの店舗は、かなりがシャッターの閉まった空き家が並んでいる。
この現状を何とかしたい、活気ある駅前にしたいということだが、そして江南の玄関口にふさわしい景観をという事だが、名案は浮かばない。
1日約2万5千人の乗降客がある江南駅、それらの人々は、この駅前は通過点にしか過ぎない。駅前に留まることはない。少なくとも江南市の方々から駅にやってくる人たちに、一時でも過ごしてもらい、留まってもらうことはできないものか。
こんな考えから浮かんだのが、公共公益施設を駅前にドンと構えたらどうか、という案。
図書館にしても、他の文化施設にしても、今の風潮は、どちらかというと広い敷地に駐車場を大きくとる郊外型。むしろ逆手にとって、利便性のよい駅前にこそ公共施設を。「こんなところにもったいない」と言われるであろうが、むしろ考え方を変えるべきではないか。これは、お年寄りや子供等、車で来られない人たちに優しい、言えば「交通弱者」に優しい街づくりといえよう。また、環境問題からしても、自動車に頼らないでバス、電車を利用して集まってこられる駅前に公共公益施設を持ってくることは、今日的な考え方とも言えよう。
江南市は、「生活環境創造都市」を市の方針としている。この観点からも、駅前に生活文化を象徴する建物を建設することは、市のアピールにもなる。
これよりは、街づくりワークショップや計画策定委員会に参加しての
私の雑感です。あくまで私個人の感想です。
雑 感
・15.2.12 (1) はじめに
・15.2.12 (2) 駅前の活性化の起爆剤
・15.2.19 (3)
江南市の都市像と街づくり
・15.2.28 (4)
全体のコンセプト
・15.5.7 (5)
駅前の公共施設には