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工房着:午前10時30分 作業開始:午前10時50分−作業終了:午後3時55分
工房の気温:30度
今日も曇天で昨日ほどではありませんでしたがムシムシする一日でした。朝はやはり渋滞に巻き込まれました。そこで『円阿弥(北)』から裏道に入りました。しかし、このコースには墓園があってお盆なので墓地に行かれる方達が多く、その墓地の交差点では渋滞が起きました。
周りの車のナンバーを見ると『豊田』・『一宮』・『とちぎ』・『つくば』・『群馬』・『尾張小牧』・・・等、いつも見ないナンバーが多くありましたから、お盆でこちらに来ている人が多く、そのために渋滞が起きている感じもしました。
工房に着いて畑を見回って直ぐに鎌の研ぎを始めました。まずは作業台の上でダイヤモンドヤスリ・ダイヤモンド砥石を使って刃の面を仕上げ、あらかた刃付けをしました。両刃なので時間が掛かりました。続いて研ぎ部屋に移動して、300番−600番−800番−1000番−1500番と人造砥石を使って研いで行きました。砥石の方を動かすように研いでいくので大変です・・・。きちんと刃付けが出来たところで自然砥石で仕上げ研ぎをして研ぎは完成です。
続いて分銅と鎌に鎖を取り付けます。取り付け鐶の合わせ目は溶接して開かないようにします。半自動溶接機は細かい部分の溶接が簡単にできるので綺麗に仕上げることが出来ました。
鎖の取り付けが終わったら鎌本体を柄に取り付けて目釘のボルトを締めて完成です。分銅作りからここまで結構長い道のりでした。
全長は102.8cm 鎖長は169cm 分銅の重さは144.0g(取り付け鐶を除く) 全体の重さは1413g です。全体の写真を撮るため外にシートを敷いて撮影しました。

作品2250 『長柄鎖鎌』 全体の写真

『長柄鎖鎌』 主要部分の写真
親方が持って来た柄を使って制作しましたが、仕上がって持ってみると柄の鎌側が四角くなっているのが気になりました。角を丸めるようにしましたがやはり楕円の方が握りやすい感じです。これはきっと親方から楕円にするように依頼が来るものと思われます。
親方に依頼されているものはあと2つ、『曲線型卍手裏剣』と『団扇型しころ』1つずつです。来週中には仕上げられそうです。
作業後、床屋さんのために『シシトウ』・『甘唐辛子』、暑さのためなかなか大きく成らない『シソ』も少し収穫して終わりにしました。
帰路は昨日と同じに『清河寺』から『三橋 2』への裏道を使用、途中の墓園の所でほんの少し車が多くなりましたが後は順調で今日は50分で帰宅できました。
明日ですが、ワイフに頼まれ買い物に付き合うことになりました。そのため作業はお休みにします。 |
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