熊 公 鍛 冶 工 房


熊公の工房における鍛冶作業の日誌
特別な事柄は印を付け『鍛冶作業記録』にも書き込みます

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2024年12月12日(木)
 工房着:午前9時50分  作業開始:午前10時10分−作業終了:午後4時05分
 工房の気温:7度

 昨日はやっぱりお休みになってしまいました。オフクロ様の誕生会の後、兄貴と3時頃まで色々話しながら飲んでいました・・・。
 誕生会は兄貴、長男夫婦は我が家に来て、名古屋の次男夫婦と孫、田舎のいとこはLINE電話のテレビ通話でオフクロ様にお祝いメッセージが届きました。賑やかで楽しかったです。

 9日は『鞴祭』でした。すっかり忘れていました。依頼品作りに追いかけ回されちゃっている感じです。また、昨日(11日)は工房の火床に初火入れしてから20年目でした。これも失念して居ました。ちょっと余裕が持てていない感じです。

 さて、今日は『曲線型卍手裏剣』の仕上げ作業です。5枚とも冷間鍛造をして面を整え、罫書きまで行いました。そして、2枚を仕上げることにして作業しました。
 『曲線型卍手裏剣』は切り出すのも、コバを整えるのも、刃付けをするのも面倒な部分が多いです。やはり2枚仕上げるのがやっとという感じです。
 焼き入れをして黒染めを終えたのは3時半頃でした。明日は切り出す作業からスタートだから、3枚仕上げてやっぱり今日くらいになるかな・・・?

 
罫書きまで終えた残り3枚と焼入れを待つ2枚          作品No.2044・2045 『曲線型卍手裏剣』

 4時過ぎに帰路に着きましたが、今日は一日寒い日で、風も有って『冬』を感じました。少し遅くなりましたがホームセンターに寄ってパンジーの苗を購入して帰って来ました。
2024年12月13日(金)
 工房着:午前10時10分  作業開始:午前10時30分−作業終了:午後4時05分
 工房の気温:2度

 今日は本当に寒かったです。暑かった夏がなんだか懐かしいです。工房の水道の元栓は凍りついていました。上尾の最低気温は零下だったようです。

 今日は13日の金曜日だったからでしょうか、新大宮バイパスは変なところが渋滞していました。それでもって、いつも渋滞するところはスムーズに流れました。なんだったのでしょうか・・・。

 工房に着いてすぐに『曲線型卍手裏剣』 3枚の仕上げ作業に取り掛かりました。寒いので防寒用の上着を着て作業しました。とにかくひたすら削る一日です。

 3枚の仕上げ作業、切り出しに30分、コバの成形と面の仕上げに1時間、刃付け作業が2時間30分(1枚刃付けするのに50分)、焼き入れ・黒染めが30分という感じでした。罫書きをし終えてある状態から4時間半の作業でした。
 『曲線型卍手裏剣』は1日目に5枚鍛造して、2日目は5枚罫書きをしてその内2枚仕上げ、3日目に残り3枚を仕上げる感じで作業するのが良いようです。


作品No.2046〜2048 『曲線型卍手裏剣』

 作業後、小松菜・ホウレン草を収穫しました。また、オフクロ様の誕生会の際にケーキ屋さんが『柚子ゼリー』をわざわざ作ってくれたお礼に長ネギを持っていくことにして収穫しました。
 『柚子ゼリー』はさすがにプロの作るもの、メチャクチャ美味しいです。現在長男のお嫁さん色々研究して作っているようです。そのうち食べさせて貰えるようです。o(^o^)o

 帰路はすぐに日没、帰宅時は暗くなっていて寂しい感じでした。これからは冬至前ですが日没時刻はどんどん遅くなっていきますからちょっと嬉しいです。

 さて、来週からは『大型 大和流十字手裏剣』の制作に取り掛かります。10枚作ります。直線的な手裏剣ですから1日に5枚仕上げられるかな・・・? まずは5枚鍛造して見ようと思って居ます。今年はこの製作が最後になるかな・・・?
2024年12月16日(月)
 工房着:午前9時50分  作業開始:午前10時10分−作業終了:午後4時05分
 工房の気温:7度

 今朝は車のフロントガラスが霜に覆われていました。ただ、それ程寒くなかったのでウォッシャー液をかけたらすぐに溶けてくれました。夏はあんなに暑かったのに、確り寒くなってきていますね・・・。

 さて、今日からは『大型 (110mm) 大和流十字手裏剣』10枚の製作です。今日は10枚鍛造しようと考えて工房へ行きました。まずは素材に切れ込みを入れる作業からスタートです。実際に火床に火を入れて作業始めたのは11時過ぎでした。
 まずは10枚を十字にするところまで行いました。これは1時間くらいでした。そこからは1枚ずつ打ち広げて行きました。卍手裏剣とは違い打ち広げるだけですから鍛造は楽です。鍛造終了は3時前でした。そこから焼き鈍しを掛けて今日の作業は終了です。

 
    霜が全面に張り付いた愛車                鍛造を終えた『大和流十字手裏剣』10枚

 作業後は火床を掃除して、ハンマーに注油、その後はブロッコリーと小松菜を収穫しました。最後に水を汲みに行き、記録を付けて帰路に着きました。

 明日は5枚を仕上げる予定でいます。直線的ですから機械が使いやすいので、卍手裏剣の仕上げと比べるとメチャクチャ楽だと思います。2日で仕上げられたら、追加注文を受けている『折り畳み十字手裏剣』2つを製作出来るかも知れないです。
 今年の作業は27日まで行うつもりでいます。今週18日、来週24日は作業しないので、あと7日間、1日は大掃除に使うとして6日間です。『大和流十字手裏剣』仕上げに2日、『折り畳み十字手裏剣』製作に3日として、予備日を入れて丁度良さそうです。
2024年12月17日(火)
 工房着:午前9時55分  作業開始:午前10時15分−作業終了:午後5時55分
 工房の気温:7度

 工房に着いて畑を見回ると今年初めての『霜柱』を見ました。高さは5mm位のものですがいよいよ冬本番を感じました。工房を開いた20年前、12月のこの時季は土が凍り付いてシャベルが刺さらないことが良くありましたが、やっと霜柱を見るなんて、やはり温暖化なんでしょうね・・・。

 今日は『大和流十字手裏剣』を5枚仕上げる作業です。一気に5枚仕上げるのは初めてだと思います。工房に着いてまずは手裏剣の罫書き用の台を新しくしました。実際に仕上げ作業をスタートしたのは11時頃でした。そこからは焼き鈍しの灰から5枚取りだし冷間鍛造、歪みを取って面を整えました。そこから罫書き、切り出し、その後コバを整えました。コバを整えたあとは鎚目付け、その後はもう一度コバを整え、中央の穴を開けて、四角穴に成形しました。四角穴に成形するのは手間が掛かります。ただ丸い穴を開けるのと比べると40分位多く掛かります。

 穴開け後は刃付け作業です。直線的ですが80ヶ所も削って行きますから時間が掛かります。削り終えたのは4時半になっていました。銘とロットナンバーを刻印し、焼き入れ・焼き鈍し作業をして、黒染め終了は5時半近くになっていました。

 
         今年初めての『霜柱』                作品No.2049〜2053 『大型大和流十字手裏剣』

 記録を付けて工房を出るときは真っ暗・・・。久し振りに遅くまで作業しました。次回は罫書き台を作る事は無いから30分くらい早く終わるでしょうか・・・。手裏剣の仕上げは直線的なもので先端を尖らせるだけのものの場合、1日に4枚くらいの作業が良いようです。刃を確り付けるものになると3枚が限界のようです。

 帰路はいつもと時間が違うので渋滞に遭いました。交通情報では特別渋滞のことは無かったのですが・・・。次回は荒川右岸コースを使って帰ってこようと思っています。

 明日はこれまで拒み続けてきた『マイナンバーカード』を受け取りに言ってきます。熊公はどうしてもこの『国民総背番号制』が気に入りません。その為20000円の餌を示されても作る事を拒み続けてきました。
 しかし、『健康保険証』が発行されなくなるし、作っておく方が良いかと考えました。ただし、保険証との紐付けは最後まで拒むつもりでいます。
 実際、保険証の紐付けをしなくても、保険証の更新時に『確認書』が届き、それを使えるという事ですからそうしました。
 『マイナ保険証』の使用率はメチャクチャ低いわけで、実際に病院で読み取りが出来ないでスタッフが慌てていることを見たこともありますし、常に持ち歩くのは嫌です。これまで通りの保険証で良いと思うのですがどうなんでしょうか・・・。
 『お薬手帳』の役割もすると言いますが、『お薬手帳』の方が紙媒体だからすぐに見る事が出来て良いと思うのですが・・・。いちいち電子的に見なければならないのであれば、災害時に困ることになるんじゃ無いかな・・・。
 そんなこんなで、明日は『マイナンバーカード』を受け取りにお役所に行って来ます。

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