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工房着:午前10時05分 作業開始:午前10時25分−作業終了:午後3時45分
工房の気温:18度
3日(日)は義父のお墓参りに行ってきました。一週間位前の天気予報では「晴れの特異日ですが天気は崩れそうです・・・」 というようなことを言っていましたが、やはり晴れの特異日、本当に良い天気になりました。お墓は八王子霊園なので距離は遠くなりますが関越・圏央道を使って西八王子ICに出ます。今回天気が良くなったためでしょうか、関越道も圏央道も渋滞に遭い、2時間半くらい掛かってしまいました。ワイフと義妹夫婦で墓参をしましたが、義父さん喜んでいてくれる感じがしました。
帰りはスイスイと帰ってくることが出来、三芳PAでお昼を食べました。年に1〜2度の事ですが良い家族(親戚)行事だと思っています。
工房に着いて畑を見回るとマルメロ・カリンの実が落ち始めていました。マルメロは3つしかなっていませんから今日は全部収獲しました。カリンはいつ頃収穫すれば良いのか良く分からないのですが、落ちていたものも含めて6つ収穫しました。実がついた頃にカメムシの忌避剤を散布したのが良かったのか、今年は実が綺麗なものが多いです。
今日の作業は『折り畳み十字手裏剣』の仕上げです。リボン鋼の埋め込みまではスムーズに出来ましたが、鋲止め作業に手子摺ってしまいました。鋲止めの穴をφ4.1mmのドリルで開けましたが、それが良くなかった感じです。いつもはφ4mmで開けるのですが、鋲を挿入する際渋い感じになります。それを回避しようとしたのがいけなかったようです。3回もやり直さなければなりませんでした・・・。
収穫したマルメロ(左)とカリン(右) 作品2029 『折り畳み十字手裏剣』
今後はφ4mmで穴開けをすることにします。これで『折り畳み十字手裏剣』の制作は終わりました。明日からは何を制作しようかと考えています。
来週は一週間作業はしません。5年ほど温めてきた『奥出雲 鐵の旅(研修旅行)』を実施します。10日の夕方に自宅を出発して、15日に帰宅する予定です。その為、出発前にきちんと区切りよく作る事が出来そうなものを制作するつもりでいます。およそ2000kmの旅です。現在準備中。ワクワク感半端ないです。
コースは船通山(鳥上山)を越えて奥出雲に入り、大呂辺りの鉄穴残丘や棚田を見て、八岐大蛇の伝説の地を周り、その後は荒神谷遺跡・四隅突出墳等を見学して、余部で蟹を楽しみ、最後は永平寺をお参りして帰ってくる、4泊5日 (+車中1泊)の旅行です。
川・海砂鉄を採集する為、引張力180kgのネオジム磁石をゲットしました。日野川上 下流・斐伊川上 下流・弓ケ浜などで採集するつもりでいます。早く出発したいです。このワクワク感たまりません!! |
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工房着:午前10時15分 作業開始:午前10時35分−作業終了:午後3時55分
工房の気温:14度
『立冬』です。今朝は富士山や浅間山など北関東の山々に初冠雪が記録されました。富士山の初冠雪の記録は130年の記録の中で最も遅い記録という事です。また、『木枯らし1号』も吹きました。今日は寒い感じの一日でした。
浅間山を眺めた際は白っぽいかな? という感じでしたがハッキリと冠雪は確認出来ませんでした。富士山も同様でした。これからは浅間山を眺めるチャンスが増えるので嬉しいです。
昨日は朝オフクロ様の目が充血していたので、眼科に連れて行きました。その為、急遽お休みにしてしまいました。点眼薬を着けていれば大丈夫という事で良かったです。
アメリカ大統領選、トランプ氏が復権しましたがこの後どういう方向へ行くのでしょう・・・。ウクライナへの支援は打ち切られるのかな? 大国の持つ世界への影響力、それによって苦しむ人が出ないように舵取りをして貰いたいものです。ロシアの独裁者プーチンがほくそ笑むような政策を執らなければ良いですが・・・。
国連憲章を守らずに侵略を続けているロシアは安保理の常任理事から追放すべきで、断じて許すべきでは無いです。プーチンの野望のために死ななくて良い命がウクライナ・ロシア双方に出ているわけで、アメリカはそれに対して対応するべきですね。
『奥出雲』への旅行まで今日を含めて二回しか作業できないです。作業は区切り良い所で終わらせておきたいので、今日は『腸抉付十字手裏剣』の制作をすることにしました。2枚の依頼なので今日は鍛造して出来る所まで進めることにしました。
気持ちとしては罫書きまで終えておけば明日は切り出してコバを整え、刃付け焼き入れと早めに終われるだろうと考えて居ました。
鍛造自体はスムーズに出来、焼き鈍しは手で持てるくらいまでで取りだしました。面を整え罫書きをし終えると1時半頃でした。『腸抉付十字手裏剣』の切り出しは色々面倒ですから、少しでも先に進めて置いた方が良いかと、切り出し作業をしました。切り出してみるとコバまで綺麗にしたくなり、結局はコバを整える所まで行ってしまいました・・・。
コバを整える所まで進めた『腸抉付十字手裏剣』
明日はもう一度コバを綺麗にして、面を整え刃付け作業。そして、焼き入れです。上手くすれば午前中に終わるかもです。早く終わったら旅行に備えて車のフロアーに掃除機を掛けたりしようかと思っています。
天気予報を見ると出発する10日、船通山を越えて田の盆地を走る11日は天気がイマイチのようです。雪にはなってほしくありません・・・。タイヤはスタッドレスに交換してありますが、降ってほしくないです。
明日はガソリンを満タンにして、洗車機も掛けようかと思っています。着替えなどの準備もしなければ成らないですね・・・。 |
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工房着:午前10時05分 作業開始:午前10時25分−作業終了:午後2時50分
工房の気温:12度
今日は今年一番の冷え込み、東京も最低気温10度を切ったという事です。工房へ着いたら畑の師匠が来ていたのでしばらくお話をしていました。師匠は福井県 大野市のご出身、永平寺に行く話をして福井のお土産なんかを聞きましたが、「現地で美味しい物を食べるのが一番」 と言われました。確かにそうかもしれないです。
師匠は現役時代化学関係のお仕事をされていました。砂鉄が錆びにくいことのおおよその考えを聞きました。そして、真砂土地帯の湧水の所には錆が出ていた話をしたら「それは『シナノバクテリア』が働いているんじゃないか」 と言うような話を聞きました。これは面白いです。赤く錆が出ている湧水があったらそこで水をサンプルとして採ってきて、砂鉄を水に漬け、このサンプルを入れたものと入れないものでの変化の違いを見てみようと、新しいテーマが出来ました。
『シナノバクテリア』は太古の地球上で酸素を作り、鉄鉱床を形成させた現在の地球を作り上げる重要な働きをしたバクテリアですから、この実験をするのは楽しいかもしれないです。
さて、師匠とお話しして居たので作業開始が11時近くに成ってしまいました。予定通りコバをもう一度整え、面を整えて刃付け作業、そして焼き入れです。黒染め終了は1時チョット過ぎでした。
作品2030・2031 『腸抉付十字手裏剣』
これで区切り良い所まで出来ました。次の作業は再来週です。今度は『鉄輪八方手裏剣』 2枚を制作しようと思っています。
黒染めを終えてからずっと掃除していない車のフロアーをに掃除機を掛けました。そして、荷物なども整理して旅行カバンなど直ぐに納められるようにしました。
そして、帰路ガソリンを満タンにして洗車機をこれまた1年ぶりくらいに掛けました。久し振りに綺麗な自動車になりました。
明後日の3時頃出発する予定です。事故に遭わず計画通りに研修旅行が出来ると良いです。帰って来たらまた『熊公の独り言』に旅行記を綴るつもりで居ます。 |
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工房着:午前10時10分 作業開始:午前10時30分−作業終了:午後2時35分
工房の気温:10度
10日ぶりの工房です。昨日はオフクロ様のことを病院に連れて行くことになり、急遽お休みになりました。先週は『奥出雲 鐵の旅』を実施しました。詳しくは 『熊公の独り言 X』 を読んでもらえればと思います。旅は同行予定の兄貴が動けない状態に成り、初日から3日間一人での行動になったことがチョット残念でしたが、充実した旅行になりました。来年も計画出来ればと思います。
今日は旅行で採集してきた『砂鉄』等を資料化するために作業をしました。今年一番の寒さという事でまずは作業着を冬用のものに変える作業からスタートしました。
畑を見回ると、白菜が穴だらけになっていました。旅に出る前にオルトランを撒いておけば良かったです。今からだと収獲に影響が出ますから、忌避剤だけを撒くことにしました。また、カリンの実が随分落ちていました。今日は全部収獲することにしました。ホウレン草・小松菜・ラディッシュ・二十日大根も収穫出来るようになりました。
今回の旅で採集してきたもの 『稲佐の浜』と『弓ヶ浜』の砂
旅行中の採集作業で『稲佐の浜』では思うように砂鉄が取れませんでした。その為、砂そのものを持って来ました。比較するために『弓ヶ浜』でも砂を集めてきました。『弓ヶ浜』では楽しいくらい砂鉄が取れました。
『独り言』にも書きましたがこの『稲佐の浜』の砂は『神在月』で日本中の神様が通られた浜の砂という事で大切にされるものだという事です。ジップロックいっぱいに持っているから良い事あるかな・・・?
採集してきた砂鉄 菅谷山内で拾ってきたノロ片
川で採集してきた砂鉄は濡れていますからまずはそれを乾かしました。上の写真のようにそれぞれの場所で色が違っていることが分かります。一番左の『乗越橋』は日野川の上流部です。この砂鉄と『弓ヶ浜』の砂鉄は何処か似ていることが分かります。日野川の土砂が『弓ヶ浜』を形成したわけですから当たり前かも知れないです。
『羽内谷』は船通山の西斜面、斐伊川の上流になります。菅谷は高殿で有名な場所、高殿の下流部で採集しました。少し赤黒い感じです。ここは赤目砂鉄が多く混じっている感じです。
ちなみに『乗越橋』の砂鉄の流が少ないのは高さ10m位の橋の上から採集したのでピンポイントで狙ったところに投入出来なかったことによります。
菅谷山内で拾ってきたノロ片は全く磁石が着かないです。たたら操業のビデオなど見ていると随分鉄が混じっているのでは?と思っていましたが、全くそういうことは無いことが分かりました。
菅谷の砂鉄でもこちらは真砂砂鉄系 真砂土 黄色の丸で囲ったものは風化した母岩
菅谷山内で真砂砂鉄をゲットしたい旨を伝えたら案内の『Aさん』が採集した砂鉄を下さいました。上の砂鉄の写真の『菅谷』のものと比べると白っぽいです。『真砂砂鉄』系である事が分かります。離れている距離は250m位でしょうか・・・。
右の真砂土は福来棚田の真砂土が流れ出たところで採集しました。これは水を使いながら砂鉄を取り出して真砂砂鉄をゲットしようと考えて居ます。
これから不純物を更に取り除いて確りした資料にしたいと考えて居ます。暫くは『忍具』作りをしないで砂鉄と戯れたいです・・・。f(^_^)
資料の整理作業をした後は落ちたカリンを収穫。これだけで8kg近くありました。その後はまだ木に付いている実を全部収穫しました。全部で15kg以上収穫出来ました。自宅ではカリン酒・シロップ漬けを造りますが、いかんせん多過ぎ、どうしたものでしょうか・・・。今日は帰り掛けケーキ屋さんに4kg位届けることにしました。
続いて柚子を収穫しました。今日は53個収穫しました。これもケーキ屋さん・床屋さん、そして、掛かり付け医の先生と受付の方に届けることにしました。
今年のカリンは 工房史上最多の収穫量 小松菜・ホウレン草は食べ放題です ・
小松菜・ホウレン草、ラディッシュに二十日大根も収穫しました。今日は八百屋さんのようでした。
明日からはまたまた忍具製作です。明日は何を製作しようかな・・・。 |
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