熊 公 鍛 冶 工 房


熊公の工房における鍛冶作業の日誌
特別な事柄は印を付け『鍛冶作業記録』にも書き込みます

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2023年05月15日(月)
 工房着:午前9時50分  作業開始:午前10時10分−作業終了:午後3時25分
 工房の気温:16度

 土曜日は慶應義塾大学病院の泌尿器科に受診してきました。最初に採尿があるのですが、今回なんと血尿が出ました。朝起きてからやったことといえば、ご飯を食べたくらい、今回もワイフが車を出してくれて、歩いたわけでもないし不思議です。先生も理由が分からないようでした。ただ、尿には血液のほかは特別問題になることはなく、残尿検査でオシッコをした際には血尿では無かったですから、本当に鼻血みたいな感じ、血尿が続くようであればすぐに来て下さいと言われ、止血剤を出して貰うだけでした。

 1ヶ月に1〜2度血尿が出る感じです。まだ膀胱の方は本調子ではないようです。導尿によって出るようになった訳ですから、本命手術 3回目はしたくないです。血管造影CTではまだ患部に血流が有り、それが静脈に出る位置が良く分からないと言うこと、本命手術の前に検査入院して検査の手術を受ける必要があるとも聞いています。前回の造影CTでは、短絡する血流が9割くらい減ったわけだから、このままで良いように思っています。でも、『I先生』とすると完璧に止めたいのでしょうね・・・。でも、もう手術はしたくないです。

 さて、今日も雨でした。こんなに雨が降る5月は珍しいと思います。カラッとした良い天気になって貰いたいものです。

 今日は『折り畳み十字手裏剣』のストッパーのカラクリ作りです。これが本当に難しいです。片側、カタ付きがでてしまったので、『半自動溶接機』でチョンチョンと、肉盛りして訂正しました。

 
作品No.1643 『折り畳み十字手裏剣』

 着替えをしてすぐに作業に取り掛かり、終了したのは12時少し廻っていました。次に作る物は『三枚剥ぎ鉢金』です。今日はこの素材準備をしました。

 1mm厚の鉄板を使うことにしました。手元に置くための物も作るので2つ分準備しました。切り出したあと、穴開けをして、バリ取りをして、メッキの亜鉛をドリル用の紙ヤスリで削り取りました。残っている部分は鍛造時に焼き切るようにします。

 
メッキを剥がした鉢金の素材                     ボール盤の修理箇所   

 メッキを剥がす作業は結構時間が掛かりました。そして、穴開け作業時にボール盤の深さを調整する棒の取り付け部分が外れてしまいました。特別無くても良い物ですが、やはりきちんとして使いたいですからそれを修理することにしました。
 受けをボーメ盤の軸に固定する締め付け部分にヒビが入りました。かなり前にもヒビが入り溶接しましたがそれが不充分だったようです。そこで今回は『半自動溶接機』で修理しました。かなり確り溶接出来たと思います。良い感じに肉盛り出来ました。

 全部作業が終わったとき、雨が小降りになっていたのでノラボウ菜を見て見ました。若芽が出ていましたから収獲しました。おそらくはこれが最後の収穫になると思います。

 明日は鉢金の製作です。額のカーブに合わせてアールを付けながら整えていきます。最後に鋲止めして完成です。まずは『柔兵衛親方』用の鉢金一つを作る事にします。額の形状に打ち出せると良いですが・・・。この鉢金で親方に依頼されたものは作り終えることになるので、今週中に発送出来そうです。
2023年05月16日(火)
 工房着:午前9時45分  作業開始:午前10時10分−作業終了:午後1時55分
 工房の気温:22度

 今日は暑くなりました。明日はもっと暑くなると言うことです。埼玉は30度超えになるとか・・・。作業は『柔兵衛親方』に依頼された物の最後の品を作ります。『三枚矧ぎ鉢金』です。二つ作る事にして昨日素材を準備しました。

 まずは素材にアールを付けていきます。同時に稜線も付けるようにします。アール付けようのアンビルとハンマーを使います。大体のアールが付けられたら耳の上に来る三枚を束ねる部分の鋲穴にボルトを使って仮止めして、三枚を馴染ませるように打っていきます。
 馴染んだところでボルトを鋲に置き換え固定します。そして更に馴染む様に鎚打ちしていきます。確り馴染んだところで4本の鋲で固定して、最終的に形状を整えていきます。

 
    ボルトで仮止めした状態                  作品No.1644・1645 『三枚矧ぎ鉢金』

 1mm厚の鉄板で作りましたが、最終的には0.7mmになりました。やはり1.2mmの鉄板を使った方が良かったかも知れません・・・。

 折り畳み式の鉢金が有りますが、今度はそれに挑戦してみようかと思います。また、稜線をもっとクッキリ出すためにはそれようの治具を作る必要がありそうです。

 今回作った右側の物はサンプルとして手元に置くことにします。これで『柔兵衛親方』に依頼されたものは作り終えました。現在依頼を受けているのはここまでです。明日からはフリーに成ります。久し振りです。


『柔兵衛親方』に送る忍具

 明日は午後来客があるので2時までに帰宅するので、畑の除草作業だけをして帰る予定です。30度超えの気温と言うことですから、丁度良いかもしれません。今日はこれから梱包作業です。
2023年05月17日(水)
 工房着:午前9時40分  作業開始:午前10時10分−作業終了:午後0時25分
 工房の気温:24度

 工房行き掛けに『柔兵衛親方』に忍具を発送しました。明日届く予定です。喜んで貰えると良いですが・・・。

 今日は暑くなりました。真夏日、32度でした。午後来客があるので午前中だけの作業、今日は畑の師匠にお借りしている畑の除草作業です。4月25日に除草作業しました。あれから3週間です。この時期は雑草との格闘です。

 キュウリに小さい実が付きました。収獲はいつ頃になるでしょうか・・・。床屋さん用のシソも随分大きく成って来ました。来週あたりから届けられるかな・・・?

 
Before                                After

 除草作業1時間ほど頑張りましたが暑さに参りました。でも、雑草が無くなり気持ちが良くなりました。次は付属農園側の除草作業です。

 使った鎌を研ぎ直して、枝豆やシソ・キュウリに散水してから筍の様子を見に行きました。真竹の筍はまだ出ていませんでした。あと10日、いや1週間くらいでしょうか・・・。

 帰路の新大宮バイパスは渋滞も無くスイスイと走ることが出来ました。途中でラーメン店に寄ってラーメンを食べてきました。誕生月なのでポイントが2倍になりました。

 明日は付属農園側の除草です。まずはノラボウ菜を片付けて、耕運機を掛けようと思っています。その後除草作業の予定です。作業着がグショグショになると思います。
2023年05月18日(木)
 工房着:午前10時10分  作業開始:午前10時30分−作業終了:午後2時50分
 工房の気温:29度

 今日も朝から暑い一日でした。名古屋にいる次男に玉ネギとジュースを送るため、朝梱包して、工房の行き掛けに発送しました。新鮮な玉ネギは甘くて美味しいです。きっと喜んでくれると思います。

 今日はノラボウ菜を抜いてその畝を耕すつもりでいました。でも、以前 京都の『伊蔵さん』から『六方手裏剣』の制作について聞かれたことがあるので、アルミ型を作ってみるつもりでした。畑の作業をしてから型作りは汗だくでグショグショになっていてきっと作るのやめてしまうと考え、まずは型作りをしました。

 まずは紙の上で刃先がどんな角度が良いか考えました。対角線で出来る刃は60度、これでは刺さらないです。『八方手裏剣』の場合30度超えると刺突性が悪くなります。色々考えた結果 20度で作ることにしました。大きさは三寸五分と考え106mmで作ることにしました。

 
『六方手裏剣』のアルミ型                    耕したノラボウ菜の畝

 アルミ型を作り終えたのは12時をまわっていました。お昼を摂って1時少し前から畑の作業を始めました。気温は33度になっていました。まずはノラボウ菜の最後の収穫をしました。そして、お礼を言いながら抜いて雑草の処理をしました。
 その後、耕運機で耕し、石灰を蒔いてまた耕し、乱暴ですが牛糞堆肥を蒔いてもう一度耕して新たに畝を2本畝を立てました。ここには枝豆を植えるつもりで居ます。

 畑の作業は2時過ぎていました。暑いものの風が有ったので助かりました。でも、作業着は汗でグショグショでした。

 現在、水道組合の今年の料金の集金中です。土地の名義変更されて水道を使うようになった方がいたので、水道組合のことを伝えて、ルールを伝え今年分の集金をしました。組合に参加している方は14名になりました。

 明日は法面下の刈り払い作業に成るかな・・・。エンジン草刈り機、すぐにエンジンが掛かると良いですが、去年は使わなかったから駄目だろうな・・・。『埼玉の村の鍛冶屋』さんがある程度刈り払ってくれているので大鎌で刈り払うだけで何とかなるかも知れないです・・・。
 鍛冶作業は『六方手裏剣』を試作してみるのも面白いかも知れないです。切り捨てるところが多くなりますね・・・。

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