工房着:午前9時55分 作業開始:午前10時20分−作業終了:午後2時10分
工房の気温:16度
今日はイヤホンを忘れて工房に行ってしまいました。散歩の時音楽聴きながら歩いているので、どうしたものか考えました。横座への降り口の所、以前固まる土で整備しましたが最近ヒビが入りボロボロになっちゃっていますから、これをコンクリートレンガで補修することにして、散歩には出ないことにしました。
まずは固まる土を剥がして、コンクリートレンガを他のレンガと高さを合わせ、水平に置けるようにして補修しました。横座の床もヘーベル板がボロボロになってコンクリートで補修してありますが、これもかなりひどい状態になっているので近々補修する必要が出てきています。
横座降り口をコンクリートレンガで補修
横座の降り口の整備がところで、火床の掃除をして、鍛造作業に取り掛かったのは11時になっていました。今日の作業も『笹の葉型苦無』の鍛造です。これで4本目、依頼された『苦無』はこれで終わりです。
柄尻の鐶の穿孔 鐶の径を広げ柄を整える ブレードの打ち広げ
ブレードの打ち広げ完了 ブレードにアールを付けV字に焼き入れ
今日も柄尻の鐶の穿孔作業、気持ち良く抜くことが出来ました。今回 4本とも気持ち良く抜けたので気分が良いです。
『苦無』は上のように鍛造して行きます。柄の打ち出しから鐶を整えるまでが40分位でした。ブレードの打ち広げ作業は1時間かかっていました。そこからブレードにアールを付け、V字に焼入れします。焼き戻しを掛け、グラインダーで先端部分の形を削り出し、輪郭を整え、刃付け作業をします。黒染めまでで2時間30分という感じでした。
ブレードの打ち広げ作業、スプリングハンマーがあるから1時間で終わりますが、先手が居ない状態で手鎚だけで仕上げるとなったら一日掛かりの作業に成っちゃうと思います・・・。
作品No.1626 『笹の葉型苦無』 伊蔵さんに送る『苦無』 4本
これで伊蔵さん依頼の『苦無』 4本作り終えました。残りは『手甲鉤』一対です。あと2日で作り終えること出来るかな・・・。
今日はご飯の残りがチョットしか無くて、おむすび70gの物一つだけでした。そこで早めに引き上げて途中でラーメンでも食べようと思って帰路に着きました。でも微妙な時刻、家まで帰ってカップ麺を食べることにしました。
明日は床屋に行くのと調べたいことがあるので工房はお休みにします。金曜日は『手甲鉤』の部品の準備をするつもりで居ます。
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