熊 公 鍛 冶 工 房


熊公の工房における鍛冶作業の日誌
特別な事柄は印を付け『鍛冶作業記録』にも書き込みます

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2022年01月26日(水)
 工房着:午前10時20分  作業開始:午前10時20分−作業終了:午後12時45分
 工房の気温:5度

 2022年

  壬寅

 右斜め上 なんとも間の抜けた新年の挨拶になってしまいました・・・。本来なら最初の日誌は『鞴初め』の三品鍛造の事が綴られるのですが、今年はそうは行きませんでした。
 いつものように4日(火)に鞴初めをするつもりで居ました。でも、昨年12月の緊急手術以来、排尿の間隔が不安定で、朝方に覚めるようなことが随分有りました。4日(火)の朝もそうで、朝寝坊をしてしまい、工房に行くタイミングを逸してしまいました。

 その後は 『熊公の独り言 W』 に綴ったように、9日に突然血尿が出て、またまた緊急入院・手術を受ける事態になって、20日(木)に退院して来ましたが緊急入院を2度もしたことから自分自身不安であり、家人も作業は当分の間しないようにと、かなり厳しい目で監視された状態です・・・。
 鍛冶作業は別としても、1ヶ月間畑を見ていませんから、退院1週間ということで工房へ行くことにしました。しかし、ワイフがお目付役として同行しました。わざわざ週休を調整しての同行です。

 先ずはジャガイモの種芋をゲットして置く必要がありますから、行き掛けにホームセンターでゲットしました。今年は義妹や兄貴にも掘らせてあげられるように少し多めに購入しました。

 工房に着いて水道の元栓を開けたら工房の元栓となる蛇口から水が漏れ出していました。数年に一度あることです。水圧で口の部分のパッキンの位置がずれることで起きる事、先ずはこれを修理する作業から始めました。ワイフは水漏れ防止テープを巻いて作業して居るところを興味深そうに見ていました。

 次に、入院中に芯が折れてしまった『スマホ・アームスタンド』 を修理する作業です。アームスタンドの径は12mmなので、内径15mmの銅のパイプを半裁して、それを針金で締め上げるようにして仕上げました。これでまた確り自立するようになりました。これはワイフにプレゼンとします。

 修理作業の後は収穫作業です。1月も末になってきましたからヒヨドリがかなり悪さをしていると思って行きましたが、ブロッコリーの葉っぱがかなり食い散らかされていました。また、寒さのためにサンチュはみんな駄目になり、大根もかなり被害がありました。
 カリフラワーは収穫時期を逃してしまって良い大きさの物は廃棄するしかありませんでした・・・。ネギは本数は少ないですが、良い感じのものが収穫出来ました。
 白菜はやはり頭の部分が凍みてしまいましたが、深くなかったので良かったです。

 
          収穫を楽しむワイフ                ヒヨドリにかなり食べられたブロッコリーの葉っぱ

   
     頑張っているタマネギとノラボウ菜              『猿頬』を付けた工房を守る『茶熊』

 工房にはいつ行けるか分からない状態ですから、かなり多くの物を収穫しました。長ネギ・白菜・ブロッコリー・カリフラワー・芽キャベツ・大根、かなりの重さになりました。熊公が運ぼうとするとワイフが「私が運ぶから・・・」 と、車に積み込む作業をしてくれました。
 収穫作業の後、作業用の水の水位がかなり減っていたので、補充すると予想通り穴が開いていました。昔のペール缶は3年は持ちましたが、最近の物は1年少々という感じです。
 ペール缶を交換して、新しい年を迎えたので手洗水を新しくするため、手洗水で作業用の水を補充しました。そして、手洗水のポリタンクを洗うついでに公園で水を補給することにしました。この10Lのポリタンもワイフが運んでくれました。熊公は重い物を運ぶこと出来ないようです・・・。ワイフの愛情、そして、熊公の身体を心配してくれていること、ヒシヒシと感じました。 るんるん揺れるハート ぴかぴか(新しい) (^_-)

 12月まで浅草の『忍者インフォメーションセンター東京』にお貸ししていた忍具が帰って来ました。これをしまいましたが、『猿頬』を新しく作って飾ってあるので、どこに置くか悩みました。工房には義妹がくれた通称『茶熊』と呼んでいる『ぬいぐるみ』が留守居役をしてくれています。ワイフが「茶熊に着けたら?」 というので着けてみるとなかなか良い感じ、そこで、『茶熊』には『猿頬』を着けて貰って、工房の留守を守って貰うことにしました。

 12時45分に工房を後にして、カレー屋さんに行きました。ワイフは『バター・チキンカレー』、熊公は『焼きカレー』を食べました。

 
『バター・チキンカレー』 いただきま〜〜〜す!!             熊公の食べた 『焼きカレー』     

 工房から戻って、駐車場から自宅までの間もワイフが重たい野菜を運んでくれました。熊公も帰宅してからチョッピリのお手伝いとして、芽キャベツを幹から外す作業、ブロッコリーをすぐ茹でられるようにする作業、そして、包丁類を研ぎました。

 今年の『鞴初め』はいつ出来るでしょうか・・・。膀胱内の粘膜は修復出来るまでに3ヶ月くらい要するらしいです。そう考えると4月下旬まではジッと我慢の子で居なければならない感じです・・・。3ヶ月安静という事は無いとして、2月の下旬くらいからは動けるかな・・・? いずれにしろ1月は今日が最後、次行く時はネギ・ブロッコリーの収穫程度ですかね・・・。ノラボウ菜が収穫出来るかな・・・? 散歩も再開したいです。
2022年03月01日(火)
 工房着:午前10時10分  作業開始:午前11時10分−作業終了:午後4時30分
 工房の気温:9度

 2022年 鞴始め(初打ち)
 右斜め上 なんとも間の抜けた時季に『初打ち』です。独り言に綴りましたからご承知かと思います。1月9日(日)に再緊急入院して、11日間入院して1月20日に退院して来ました。膀胱の粘膜は元に戻るのに3ヶ月くらい掛かると言うことです。この前は退院後20日で再緊急入院となりましたから、充分に養生するため、これまで家で大人しくしていました。弥生 三月になり、退院後ほぼ40日が経過、この間にハッキリした血尿は出ず、2度ほど血の塊が出るくらいで済みましたから、やっと作業開始にこぎ着けました。
 ただ、一人で作業するのは心配という事で、今日は兄貴がお目付役で来ました・・・。(;^_^A

 昨日の夕方、畑の師匠が熊公のことを心配して電話を下さいました。今日から作業スタートするつもりとその時お伝えしました。工房に着いたら師匠は耕運機を掛けていらしたので、ご心配頂いたお礼をしました。工房の回りの方達も心配して下さったということで、本当に嬉しい気持ちになりました。人は他者の中に意識されていることを感じたとき『幸せ』と感じるものですね・・・。
 昨年の暮れに師匠の鉈を研ぎました。今日はその時のお礼とビールを頂戴してしまい、これまた嬉しかったです。

 12月26日・1月26日にワイフをお目付役に畑の様子を身がてら収獲に来ましたが、実質作業は三ヶ月ぶりです。先ずは休憩室の掃除からスタートです。床はザラザラでした。机を拭いたりして作業着に着替えようとしたときに、今日のお目付役の兄貴が来ました。兄貴に会うのは12月の緊急入院以来です。その節は大変御世話になりました!! ( ^^)/\(^^ )

 先ずは火床の掃除です。まったく掃除をしないまま年越ししましたから・・・。いつもなら耐火レンガを全て取り出して掃除しますが、今回は掃除機を掛けて貯まった灰を掃除しました。

 
Before                                  After

 年の初めの作業、3月になるとヤッパリ調子が狂います。正月の凛とした冷たい空気、新しい年を迎えたぞ!! という新鮮な気持ちで作業するのとはやはり違います。一番は空気ですかね、引き締まった感覚が有りませんでした・・・。

 いつもなら丸棒から三品を打ち出しますが、今回は短縮バージョンで、矛(剣)と鎌はフラットバーを使うことにしました。

 
     三品の素材                       採火のための火打ち石セット

 
今年最初の火                         2022年の三品

 採火は今年も火打ち石を使いました。兄貴は全て初めて見ることばかり、興味深そうに見て居ました。特にアッと言う間に火が熾きるのを見て感動していました。

 今日の作業も一茶の 『百福のはじまる鞴はじめ哉』 の句を心に置いて作業しました。

 三品の鍛造は12時からスタートして。1時間45分くらいで終了しました。その後台にする木を切り出したりして、セットしたら矛(剣)の腕が左右に張りすぎていて、それを窄める作業をしましたがその際に片方の腕を折ってしまい、作り直す気分にもならなかったので、溶接で済ますことにしました。そんなこんなで、結局は3時近くまで掛かってしまいました。


これまでの三品に加える

 作業後はブロッコリーなどを収穫して作業終了です。兄貴は4時頃に帰りました。熊公も記録を付け帰路につきました。今日の作業では特別体調に変化は見られませんでした。さて、今晩どうなるか・・・。

 今日の作業による体調をチェックする必要もあるから明日は作業お休みにするつもりでは居ますが、朝調子よかったら行っちゃうかも・・・。(^_-)
 明後日3日はオフクロ様の3回目のワクチン接種、病院までのアッシー君をしようかと思って居ます。このためまたお休みですね・・・。

 北京冬季オリンピックが終わったらロシアのウクライナ侵攻・・・。大国のエゴ丸出しです。ウクライナ周辺で大軍事演習をする名目で軍を集結させ、ドネツク・ルガンスクの親ロシア派が勢力を持つ地域を勝手に分離独立することを承認して、支援名目に派兵、更にはウクライナへ侵攻する。言語道断、決して許されない、国際法違反です。
 第2次世界大戦前に日本が満州国を建国して、その保護を名目に派兵して、『盧溝橋事件』を切っ掛けに侵攻していった事を再現している感じです。その結果世界はどのような状況になったか・・・。85年前の歴史事実から学ぼうとしないのでしょうか・・・。二度とそのような惨事を引き起こさないようにと国際連合が作られたのでは? 確かに安全保障理事会の常任理事国は大戦の戦勝国で、戦勝国の意思が反映される仕組みになっていて完全なものではないですが・・・。その常任理事国であるロシアが他国に侵攻して、核使用をちらつかせて世界を縅すなんてもっての外です。拒否権を剥奪して、常任理事も降ろすべきだと思います。

 ロシアのリーダーであるプーチン大統領は2036年まで大統領でいられるように法律を改正(悪)して、立派な宮殿のような邸宅を作っているとか・・・。自分に従う属国を周辺に作り、自分は皇帝のように君臨するつもりなのでしょう・・・。状況判断ですが彼に反対する意見を持つ人間を暗殺しているような事件も多発しています。権力維持のためなら他者の命なんか関係ないのでしょう。今回のウクライナ侵攻でもロシア軍兵士に犠牲が出ているはずです。
 『奢れる者も久しからず、ただ風の前の塵に同じ』・『盛者必衰のことわり・・・』なんて、今が良ければそれで良い人には響かないか・・・。熊公家の大切にしている言葉 『人、全世界をもうくるとも もし、魂を失なわば何の益かあらん』 はまったく理解出来ないでしょう。
 キリスト教の典礼では、明日は『灰の水曜日』といって『復活祭』に向けて心の準備をして行く『四旬節』がスタートする日です。『あなたは塵から生まれたものですから 塵にかえります・・・』を強く意識して過ごす一日です。『肉体』は滅びても『魂』は永遠に存在するんです・・・。
 一日も早くウクライナに平穏な日々が訪れることを祈ります。
2022年03月04日(金)
 工房着:午前10時05分  作業開始:午前10時30分−作業終了:午後2時25分
 工房の気温:7度

 ホームページ作成のために使っているソフト随分古くなりました。製作会社は更新してくれないので、そのまま19年間も使っています。何とか『Windows 10』でも動いてくれていますが、ここに来て少しおかしい感じです。OSの更新によって不具合が有るのかも知れないです・・・。1日の日のアップ作業時にエラーが起きて、結局2日の日はその復旧のために使ってしまいました。

 体調は特別困ったことも無く良い感じです。散歩再開も間近という感じです。3月下旬くらいからまた散歩に出ようかと考えて居ます。

 さて、今日は背が高く成りすぎた柚子を切り詰める作業とジャガイモの植え付けのための耕運機掛けをする為に工房へ行きました。上尾のあたりでは春のお彼岸前頃に植え付けを終える感じです。その為、畑を耕し居置く必要があるわけです。また、長ネギの苗が今月末頃に届くことになっています。その為、ネギ畑も耕作しておかなければなりません。

 今日も兄貴がお目付役です・・・。工房に着いたときには既に兄貴は来ていました。すぐに着替えをして柚子の切り詰め作業からスタートです。

 
Before                                   After

 1m位切り詰めましたが、剪定などの知識を持ちませんから今年の秋は収穫期待出来ないです。高枝切りの鋸を使うと、枝がユサユサと動いて切りにくいですが、今日は兄貴が園芸棒で突っ張ってくれたので割とスムーズに切ることが出来ました。そして、枝が混んでいる部分も枝払いしたので実が傷つきにくく、風通し、日の差し込みも良くなるものと思います。
 また、カリンの木も真ん中の一番伸びている幹を切り詰めました。こちらは棘有りませんから少し登って切り落としました。

 
    カリンの幹を切り詰める                  ネギの畝(手前)とじゃがいもの畑(奥)

 枝の切り詰め作業は12時頃に終了、昼食を食べてから耕運機を掛けることにしました。

 
耕運機を楽しみながら掛ける 『Farmer's brother』

 ジャガイモ畑にはジャガイモ用の肥料を撒いてやり、攪拌しました。耕し終えてから、仮の畝を立てて見ました。植え付けする前から堀立のジャガイモでジャガバターを楽しむことを想像しちゃいました。
 長ネギ、去年は土留めを確りしなかったので苗に土が被さり消えてしまった物が多かったです。そこで今年は土留め用に『畦板』を導入することにしました。これが上手く行ってくれると良いですが・・・。

 最後に今年初めてのノラボウ菜を収獲しました。これからはどんどん収穫出来るようになると思います。

 今日はお向かいの『Mさん』とお会いしました。やはり熊公がズッと工房に来ないことを心配して下さっていました。上尾の人達は本当に優しいと思います。\(^o^)/

 次は月曜日、いよいよ武蔵一族忍士団の方達に依頼されたしなを作り始めようと思って居ます。無理は出来ないので、1日に棒手裏剣5〜6本作る感じで始めて行き、様子を見ながら通常の作業に戻していこうと思って居ます。

 明日は3回目のワクチン接種を受けることになっています。副反応がないこと祈りたいです・・・。早く元通りの生活に戻りたいですね。出雲方面の旅行今年は出来るかな・・・?

 さて、ロシアのウクライナ侵攻、昨日で一週間経過しました。当初、首都キエフの陥落は2日くらいではないかと言われていましたが、総力戦でロシア軍に対抗して、陥落せずに頑張っています。頑張り通して貰いたいです。
 ただ、今日のニュースではザポロジエ原発が攻撃され、ロシア軍が制圧したという情報・・・。一時火災が発生したようです。やはり第2次世界大戦の時とは違った危険性が増していることが分かります。ロシアとしては電力を手中に収めることで有利に事を展開する目的があるんでしょうが、やはり言語道断な行為です。

 今朝のニュースでロシア兵が上官の命令に従うのを渋る様子があるという報道がありました。勿論、フェークかも知れませんが・・・。演習の延長と思って指示に従っていたら、ウクライナを攻撃していたと、ビックリしている兵士もいるということも先日報道されていました。事実を知ったらやるせない気持ちになる兵士きっと沢山居ると思います。

 今日から北京冬期パラリンピックが始まりますが、『IPC』がロシア・ベラルーシの選手に対して、個人資格での参加を認めていたのに、急遽出場を認めないということ発表しました。政治とスポーツは別物と言っても、ヤッパリ心情としては当然のことと思えます。
 いずれにしろプーチンが中世のように皇帝になろうとしている為に起こっている事のように思えます。ロシア国内でプーチンを大統領から降ろす動きは出てこないものでしょうか・・・。国民に支持されているから大統領なんですよね・・・。ロシアでも反対運動が起きているようですが、言論統制が強まっているようです。それでも、ロシアを変えることが出来るのは国民しかいないわけですね・・・。
2022年03月09日(水)
 工房着:午前10時00分  作業開始:午前10時30分−作業終了:午後4時30分
 工房の気温:8度

 月曜日は朝94才のオフクロ様の調子が良くないようだったので様子見をしていて作業出来ないことになりました・・・。去年も結構こういう事があったので、今年も時々あるかと思います。

 ウクライナのロシアの侵略、明日で2週間です。当初、首都キエフは2日くらいで陥落するという予測がなされていましたが良くこらえています。ウクライナのゼレンスキー大統領が逃げ出さずに頑張っている事で、防衛する軍や国民の戦意が高いことがあるようです。また、フェークニュースかも知れませんが、捕虜になったロシア軍の兵士は演習の延長と思っていたと言うような話や、攻撃命令に従えないという通信を傍受しているとか、攻撃命令に従わないロシア兵にロシア兵が銃撃しているというような話もネット上にはあります。ロシア軍の士気は低いようです。
 プーチンは暗殺を怖れて隠れ家に籠もったというようなことも出ていましたが、プーチンのことを大統領から降ろすのはロシア国民ですから、ロシア国内で反戦の意識が燃え上がり、暴走しているプーチンを押さえ込まなければ平和的な解決はないでしょうね・・・。

 明日は『東京大空襲忌』です。77年前浅草に生活していて、この空襲で全てを失ったオヤジ様は生前この9日の夜、必ず 「今頃はこう、この時刻にこう・・・」 と、空襲の始まる時刻の前から時計を見ながら時系列に語っていたことを思い出します。
 屋根を突き破って焼夷弾が2本畳に突き刺さり、油が噴出していて、最後に種火の火が飛び出す前に毛布でくるんで消火したと聞きました。しかし、自宅周辺は火の海になっていて、いざ逃げるとなって手に持って出たのがウクレレだったと話していました。『貴重な持ち出し品は確りまとめておけ・・・』  とよく話していました。外に出てそれに気付き、その日、肉の配給があったという事を思い出して台所に取りに行ったら、竜巻のような炎に煽られ、お盆が飛んでいったという話を聴きました。そして、逃げる方向を考えて、みんなが逃げている方向とは違う方角に逃げ、『花屋敷』のおばけ屋敷のトンネルに逃げ込んで生き延びたと、毎年聞きました。翌朝目にした惨状はここには書けない位です・・・。東京都の慰霊堂に行かれることをお勧めします。元々は関東大震災で亡くなった方達の為に建てられたものですが、その後大空襲で亡くなった方達の遺骨も納められています。慰霊堂内の写真やお隣の記念館の展示は見ておくべきだと思います。

 とにかく、戦争は人を不幸にするだけのものです。特に弱い立場の人に対してよりそれが酷く現れます。勿論、武器商人や戦争によって利益を得る一部の人間には戦争は儲けるチャンスなのかも知れませんが、それは人の命で金儲けしているわけで、死後は地獄行きでしょうね・・・。何で人間は歴史から学ばないのでしょうか・・・。

 さて、今日は本当に久しぶりにお目付役無しの工房行きです。ワイフや兄貴は邪魔ではないですが、工房で一人ノンビリと作業するのはやはりノビノビするものが有ります・・・。(o^v^o)
 本当に久しぶりに鍛冶作業をします。ワクワクしながら工房へ行きました。しかし、着くやいなや畑の師匠から地下水を汲み上げているポンプの調子がおかしいという報告を受けました。水道組合の代表になっていますから、すぐに様子を確認しましたが、素人がどうこう出来ることではないので、受け継いでいる資料を調べて、過去にポンプ修理を依頼した会社に連絡を入れました。しかし、朝も昼も連絡がつかず、夕方になってやっと連絡がつきました。見に来てくれるのは金曜日と言うことです。それまでは水は出ないことになりました。

 ポンプ故障騒ぎで結局鍛冶作業スタート出来たのは11時過ぎでした。今日は武蔵一族忍士団の『Tさん』依頼棒手裏剣5本を鍛造します。本来なら焼入れまで出来る予定でしたが、ポンプ修理の連絡で昼にも時間を使ったので、今日は鍛造して成形完了までとなりました。久しぶりに作る棒手裏剣、チョット気合いが入りました。


成形まで完了した棒手裏剣5本

 明日は銘を打刻して、ロットナンバーを打ち、焼き入れです。これからしばらく棒手裏剣を鍛造することになります。焼入れして黒染めを終えたら、明日は2本鍛造しようかと考えて居ます。でも、今日、師匠はジャガイモの植え付けをしていたから、熊公も黒染め後は植え付け作業にするかも知れません・・・。

 成形を終えて、水汲みをしに公園に行き、帰りの準備をし終えてからポンプ修理の依頼の電話、やっと繋がって状況を説明しました。

 帰路、3ヶ月半ぶりにガソリンを給油しました。164円/Lにはビックリです。これからも値上がりするのでしょうね・・・。小麦の大産地であるウクライナへのロシアの侵略によって、小麦も大幅に値上がりするようです。パンにパスタ、うどんにラーメン・・・、軒並み値上がりしますね・・・。
 早く平和な世界が戻ってきて貰いたいです。人は欲をかくと他者を無視することになり、不幸な結果を生み出すわけです。龍安寺のつくばいに彫られた 『吾唯足知 (われ、ただ足るを知る)は大切な言葉ですね。

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