熊公鍛冶屋の作品発表の部屋           
2021年1月〜2022年12月

熊公の今までに制作したナイフの紹介をします。
研ぎを掛けただけで製品化されていない作品もかなりあります。

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シャモジ型苦無 bP305

 全長:31.4cm  刃渡り:20.4cm (刃の付いて居る部分:13.8cm)
 刃幅:77.1mm  刃厚:およそ4.3mm
 鋼:S45C  重さ:576.0g
 鍛造・焼き入れ日:2021年01月06日
  2021年最初の作品です。これからあと二本これと同じ『シャモジ型苦無』を製作します。京都の『伊蔵』さんにお納めするものです。
 今回今までと少し鍛造の仕方を変えてみました。こちらの方が少し早く鍛造出来、ワイルドな仕上げになる感じです。
2021年01月06日

シャモジ型苦無 bP306

 全長:31.0cm  刃渡り:19.2cm (刃の付いて居る部分:15.2cm)
 刃幅:81.3mm  刃厚:およそ3.7mm
 鋼:S45C  重さ:580.0g
 鍛造・焼き入れ日:2021年01月08日

 これも、京都の忍者『伊蔵』さんに送る物です。連続して苦無を作っていますから、やはり効率よく作業が出来ています。今回は幅を出すように作業したので、ブレードの厚さが少し薄くなりました。
 打ち広げようの治具が実に良く役立ってくれています。
2021年01月08日

シャモジ型苦無 bP307

 全長:31.0cm  刃渡り:18.9cm (刃の付いて居る部分:14.8cm)
 刃幅:78.9mm  刃厚:およそ4.2mm
 鋼:S45C  重さ:599.5g
 鍛造・焼き入れ日:2021年01月14日
  京都の『伊蔵』さんに依頼された『シャモジ型苦無』4本作り終えました。4本とも形が少しずつ違う・・・。揃えられないのは未熟故です。まだまだ修行が足りないですね・・・。
 予定では12日には贈る予定でしたが、オフクロ様の調子が悪くなり12日は作業できず、昨日は熊公の都合で作業できず、今日になってしまいました。明日発送する予定です。
2021年01月14日

鍛造ステンレス包丁 bP308

 全長:31.6cm  刃渡り:18.0cm
 刃厚:元 1.5mm 先 1.0mm
 刃幅:41.7mm
 重さ:159.9g
 鋼:ATS-34
 鍛造日:2021年01月20日  焼き入れ日:2021年02月03日

 久しぶりに作ったATS−34(ヤスキ鋼 ステンレス鋼)を鍛造した包丁です。次男のお嫁さんに成る方に贈る包丁です。ブレードが薄くなり心配でしたが、試しにカボチャを切ってみたところ問題無く切れました。そこでこれを贈ることにします。
 硬度はHRC−65は出ています。鍛造ステンレスのためかブレードにはしなやかさもある感じです。
 若干、ブレードに傷が残っているのが残念です。これを取り除くためには更に研ぎを掛けることになり、薄くなってしまいますからこれで終えることにしました。
2021年02月05日

打根手裏剣 bP309

 全長:30.3cm  鏃全長:18.3cm  中子長:10.4cm
 刃渡り:7.4cm  刃の付いた部分:5.5cm
 刃厚:元 5.0mm 先 1.8mm
 刃幅:15.9mm
 重さ:48.1g
 鋼:S45C
 鍛造日:2021年02月08日  焼き入れ日:2021年02月10日
 
 『打根手裏剣』の製作依頼を受けました。写真でしか見たことの無いものですから、まずは実際に試作して手順などを確認する為に作ったものです。
 矢羽根は工房の周りに居た野良鶏の羽を使いました。
 鏃は断面が槍のように三角形に成るように鍛造してあります。刺突性は非常に高いです。まだカシュー塗料が完全に乾いていないので、打っては居ませんが、重心が前1/3の位置に有り、矢羽根が安定性を保ちますから確実に刺さると思われます。乾いたら遠投してどれくらい飛ぶか、3m位の所から打ってどれ位の刺突性があるかを確認しようと思っています。
2021年02月10日


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