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練習・筋力トレーニング・ストレッチング・食生活と万全でも、メンタル面に弱点があれば「勝つ」ことは難しい。試合前の不安感、「ケガをしたら」「負けたら」とマイナス思考を生み、実力を発揮できない。そのプレッシャー・不安感について考えみる。

  《 プレッシャー・不安感の打破 》
プレッシャーに弱い人は自分の実力を発揮することができず、試合の前、あるいは試合中、負けることを想像しそのマイナス思考が不安感を生み、試合に影響を与えてしまう。プレッシャーに強い人は、不安感を克服しているのではなく、プレッシャー自体をそれほど感じず、さらに言えば、プレッシャーの最大要因である不安感を持っていないと言える。
その不安感の要素に、練習量の不足・ケガの不安・対戦者との体力差・経験の差などがその要因と考えられ、これらネガティブな発想は全て捨て去ることにある。プレッシャーに弱い選手はいかにポジティブな発想を持つことができるかを課題にすればいい。
プレッシャーを克服するためにはまず、不安感・プレッシャーという思考パターンを崩すことから始め、プレッシャーの中、自信に満ち実力を発揮できる強い精神力を持てれば思う存分戦える。その不安感・プレッシャーを効果的にコントロールする方法の1つにイメージコントロールがある。

  《 イメージコントロール 》
脳は実際に体験していないものの現実の体験と同じように反応する。これを利用し理想とする場面を描き、イメージを
うまく定着させればそのとうりに体を動かすこともできるはずである。
しかしこの理想とする場面はなかなか潜在意識の中に入り込まず、悪いイメージは即座に潜在意識に入り込むといわ
れ、この「理想とする場面を繰り返し描き、実際の試合につなげようとするもの」これをイメージコントロールという。イメ
ージコントロールは、自分自身を見つめ直す良いトレーニングにもなり、時と場所をも選ばず大きな成果が期待できる。





                                                                 
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