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スポーツの栄養で基本的なことはエネルギー代謝である。運動はエネルギーを消費するのでその補給で最も重要な栄養素は糖質とハードなトレーニングに消費されるタンパク質である。糖質は消化吸収するとグリコース(血糖)に変わり、肝臓から心臓に送られ血液とともに全身に流れ、残りのグリコースは肝臓に蓄積されてグリコーゲンになる。このグリコーゲンは筋肉を動かす元、つまり糖質は身体のエネルギー源といえる。
ハードなトレーニングによって損傷を受けた筋繊維が再合成されるためにはタンパク質が必要で、タンパク質は胃・小腸で消化されるとアミノ酸に分解され、肝臓から心臓に血液とともに全身に流れ、筋肉が運動するとアミノ酸は合成され筋肉に変化する。積極的にタンパク質を摂る必要がある。その他に持久力や疲労物質乳酸の処理を早めるビタミン類、発汗によって失われるミネラルなどの摂取を必要とする。
このように強靱な身体を作る要素は、エネルギー源となる糖質をトレーニング前に摂取し、トレーニング後筋肉を作るタンパク質の栄養補給が大前提となる。









                                                                 
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