アルコール類 【GI値60以下】
(エチルアルコ−ルという物質を指します)
アルコール類を食品交換行に加えるのはおかしい、栄養科もほとんどなく分解するにはブドウ糖が使われる。
アルコール性低血糖がそれだ。
ただ単に血糖値を上昇させるだけ、問題なのは一緒に摂るつまみに問題がある。(DM専門医)
酒は百薬の長>少量の場合 LDL悪玉を血管から運び去るHDL善玉増やすそうです。
飲み過ぎれば毒薬ですね 多量に飲むと中性脂肪を上昇させ肥満の原因になります。
膵臓にも肝臓にも負担をかけてしまいます。(高エネルギーなのに約60%しか身体に利用されない)
飲んだアルコ−ルは約2割が胃から、残りの8割が十二指腸から速やかに吸収されますが
おつまみを食べながらですと胃の中に食べ物があるので胃からの吸収は多少遅れます。
血中に入ったアルコ−ルは、門脈という太い血管を通って肝臓に運ばれ、ここで代謝処理せれ
毒性の強いアセトアルデヒド(悪酔いしたときの不快な症状の原因となっている物質)という物質に変化します。
↑この毒物を代謝するための酵素である、アセトアルデヒド脱水素酵素が働き、
最終的には全く無害な水と炭酸ガスにまで変化させてしまいます。(肝ちゃんが一人でやる)
アセトアルデヒド脱水素酵素のひとつが先天的に欠損している人がいます。
少量のアルコ−ルを飲んだだけでも、すぐに顔が赤くなったり動悸がしたりする人です。
(アセトアルデヒドが体内に溜まってくる:危険)酵素欠損症でしょうか?
東洋人には比較的多いらしい。日本人では約半数の人が(°〇°;) おおっ?
分解行程
(アルコール)→→→(アセトアルデヒド)→→→(酢酸)→更に分解→(二酸化炭素と水)→(排泄)
↑ ↑
分解 分解
↑ ↑
(アルコール脱水酵素) (アセトアルデヒド脱水素酵素)
アルコール過剰摂取の場合は
(小腸から吸収・脂肪組織からの運搬)
↓
(中性脂肪)←合成促進←(脂肪酸)→分解抑制→(アセチルCoA)→(二酸化炭素)
↓
(更に大量飲酒)(アルコール性肝炎)
↓ ↓
(肝繊維症)→→→(肝硬変)→(腎不全を合併)
アルコールと血糖値上昇の関係
「試験条件」
朝空腹にて御つまみなしアルコールのみで飲酒後30分おきに血糖値を測定。
使用アルコールは乙類焼酎25%と日本酒。
体はアルコールから直ぐブドウ糖をつくることは出来ないのです。
アルコールは肝臓と膵臓に悪影響をあたえ、消化液の出口「十二指腸乳頭」が
むくみ消化液がでにくくなり逆流して膵臓自体を溶かしてしまいます。
詳しくはこちらをご覧あれ。
HbA1c8.0%の方(肥満) 焼酎13%2合
空腹時血糖値 176mg/dl 薬服用降圧剤
30分後 195mg/dl 血圧137/91 P91
60分後 208mg/dl 血圧136/93 P89
90分後 222mg/dl 血圧136/93 P91
120分後 207mg/dl
昼食(940Kcal)→温泉入浴→60分後血糖値284mg/dl→270分後183mg/dl
HbA1c7.0%の方 焼酎13%2合
空腹時血糖値 137mg/dl
30分後 137mg/dl 血圧113/75
60分後 135mg/dl 血圧126/93 日本酒1.5合追加
90分後 151mg/dl
120分後 132mg/dl 血圧127/82
HbA1c6.8%の方 日本酒1.5合
空腹時血糖値 103mg/dl
30分後 135mg/dl 血圧150/73
60分後 151mg/dl 血圧121/76
90分後 128mg/dl 血圧126/76
120分後 107mg/dl
HbA1c6.1%の方 日本酒1.5合
空腹時血糖値 115mg/dl 薬服用降圧剤
30分後 165mg/dl 血圧141/81
60分後 148mg/dl 血圧103/71
90分後 136mg/dl 血圧128/81
120分後 115mg/dl 血圧117/75 焼酎25% 150ml追加
150分後 110mg/dl
HbA1c6.4%の方 BEER1L
炭水化物&たんぱく質は34g 136kcalory
空腹時血糖値 111mg/dl
30分後 152mg/dl 血圧148/79
60分後 195mg/dl
90分後 189mg/dl
120分後 168mg/dl
ビールは炭酸が入っていて糖分もあり吸収が速く血糖値も上昇する。
下がり方も遅い。
アルコールのみの場合では血糖値は上がるよりむしろ下がるのです。お酒が原因で糖尿病になるのは
よった勢いで「御つまみ食べすぎ」がいけないのでしょう(^^;)
今後あらゆるアルコール類でテストしてみましょう(無理かも、でも・・・)お楽しみね(^-^; |