コ ニ カ 株 式 会 社
労基署指導で未払い残業代を
過去にさかのぼって支払う!

 コニカ及び関連会社社員の皆様。
 私たちの組合員Tは、5年前、殆ど残業代が支払われないなか、毎日の様に深夜までの長時間労働があり、その苦境を訴えたところ、その後連続してなされた度重なる退職勧奨、虚偽理由による新入社員格までの降格、毎年の減給、昇級停止、残業代の未払い、様々な嫌がらせ等々種々の労働問題が発生しました。
 そこで私たちの組合が団体交渉を申し込んだところ、拒否され、現在東京都地方労働委員会で
不当労働行為事件として争っている最中です。
 その労働委員会において、コニカが提出した準備書面によりますと、残業代の支払いを規制して未払いとなったことは無いと主張しました。
 しかし、労働基準監督所は、コニカが残業代の支払い規制を行っていたことは事実であると認め、その結果未払いとなった残業代を支払うようコニカに指導しました。この為コニカは未払いの残業代を支払わざるを得なくなりました。
 支払いは過日の給与にて、私たちの組合員のいる職場(コンシューマーイメージングカンパニーCSセンター)の社員数十名に対しなされました人によっては100万円程支払われたそうです。これは私たちの組合員以外にも支払われましたが全社員に支払われたわけではないと伺っています。私たちは、「コニカは残業代の支払い規制を行っているので、遡及して全社員に支払うよう是正勧告をしてしてほしい」と労基署へ申告しました。もし、私たちの組合員のいる職場でのみなされたのであれば少々問題ではないでしょうか?当然に全社員享受すべきことです。営業手当支給対象者も営業手当が残業代より少なければ請求できるものです。
 しかしながら私たちの指摘通り、コニカが法律に違反し、未払いの残業代があったことを認め、遡及して支払ったことに対し、私たちは高く評価するものです。
 社員の皆様、決して忘れるべからず。「労務費に関する緊急施策」で行われた残業代カットは継続中ですが、同時に履行された部課長の賞与カット10%はあの時一回きりだったことを
 コニカは一日も早く私たちとの誠意ある団体交渉に応じて下さい。

抗議先:コニカ
連絡先:ユニオン

(以上表面)


隣の職場よく分かる パンツを脱いだ会社 コニカの巻

カメラばかりか社員まで使い捨ての惨状

 コニカといえば、ヒット商品「撮りっきりコニカ」がある。
 使い捨てカメラだ。
 ところが、なんと、最近、社員の使い捨てみたいなことをやっているというから驚く。
「働き盛りの管理職や優秀な技術者が、突然仕事を干されて配置転換されているんですよ、びっくり仰天しましたね。働きやすいことで定評のあるコニカはどうなっているのかね」
 とコニカの取引業者の幹部は、目をシロクロさせる。「人間共感企業」の看板倒れではないか。
 実はコニカは社員があまりはじめているのだ。カメラ部門の国内生産を徐々に打ち切って、カメラや複写機の工場をどんどん台湾や中国に移しているのだ。既に今でも、海外の生産比率は全体の13.3%にものぼっていて、3年前に比べ1.4倍に増えている。
「ですから、国内での人減らしは深刻なんです。とくに東京都八王子市の東京事業場八王子は、最近、複写機のプリンター製造を下請け会社に移し、生産ラインを止めてしまった。これにより、管理職やヒラ社員が当然のように配転となってしまった。配転先が部品の検査といった単純労働。すっかり嫌気を起こした課長もいて会社を辞めちゃいましたね」
 と中堅どころの男性社員は声をひそめて話してくれた。
 なんでも永年勤続者に与えられるリフレッシュ休暇を取って出社した朝に、突然、この配転を告げられた管理職もいたとか。さぞや面食らってア然ボー然となったことであろう。
 東京事業場八王子に出入りしている業者さんの話だが、
「これまでコニカから嘆き節やボヤキあるいは批判がましい話を聞くことがなかったが最近、よく耳にするようになったね」という。
 どんなことを耳に、と尋ねると、
「仕事が非常にきつくなったとか長時間労働になった、あるいはサービス残業ばかりかサービス徹夜も増えるばかりといった声ですよ。若い社員は″そりゃ、ないぜ″とグチっていたよ。何かみんな疲れているみたい」。コニカでは残業が申告できるのは月15時間ぐらいまでで、まともにつければ120時間にはなるという。
 ウヘッ、と言いたくなるサービス残業じゃないか。国内の工場の中には午後5時すぎの勤務終了後、会議を開いて、時には延々5時間もやる。次の朝までデータ取りの宿題もあって、結局、サービス徹夜になるとか。働きやすい職場のはずが日に日に働きにくい職場になっているようだ。
 それこそ″そりゃ、ないぜ″とグチるのもワカルワカル。
 6月末に会長になった米山高範社長は入社式で「皆さんと一緒に明るく、早く、力強く進んでゆきたい」と締めくくっていたが、社内の雰囲気からみて、″明るく″とはいかないようだ。コニカの皆さん、くれぐれも使い捨てされないようにご用心あれ。

(企業特捜班)

(以上裏面は東京スポーツ新聞の記事のコピー)


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