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 やかんの旅〜in 上海・蘇州〜

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2004107日〜11日、上海・蘇州へ旅に出た。

旅準備

 

 今回は4泊5日の予定。手持ちのスーツケースでは大きすぎたので、新規購入〜!アレコレ迷った末、ブルーのとっても軽くて収納力抜群なモノを出発前日に購入。また、たくさん歩くことを想定して靴も購入。なんと中敷に水が入っているスグレモノ。出発の三日前から履き始めたが、靴擦れナシ!素晴らしい!!
 ところで、日本国内でも手土産は悩むところ。結局、今回は紙製のミニお雛様&紙製の楊枝入れ(中国女性用)、缶入りクッキー(大勢用)、タバコ(在中国日本人用)の4点。

 

やかんの旅

1.上海・蘇州

2.香港・深セン

旅に出よう!

 

 

上海

 

上海散歩

 

 時季が良かった。ちょうどキンモクセイが花盛り。どこへ行ってもキンモクセイの香りが漂う。また滞在中はずっと天気が良く、風がとても心地よかった。プラタナス並木を歩いた時のあの爽やかだったこと!淮海路を少し外れた通りをよく歩いたが、石畳にクラシカルな建物が多く、木の葉が揺れる音がよく響く中、久々にのんびりと散歩することができた。

 

 

 

日常の音楽

 

 今回、一番心に残ったのは“襄陽公園”。石畳で水を使って書を書く老人、太極拳グループ、ベンチに座って本を読む人等々、公園では木陰の下、人々が思い思いに時間を過ごしていた。公園の奥の東屋ではおじいさんが京胡を弾き、それに合わせて女性が立って歌を歌っていた。東屋の中やその周りには親子連れや散歩途中の人、旅行者が集まって聞き入っている。時折おじいさんが歌唱指導をし、女性が歌詞に詰まると通りがかりのお婆さんが助け舟。子供が走り回り、人々は穏やかな顔で東屋にいた。‘音楽の力’がそこにはあった。

 

 

 

上海パワー

 

 上海で働く若者を見た。素早い応対、丁寧な打合せ。自分の仕事に責任を持って取り組む姿が清々しかった。これが上海パワーなんだろうな。

 

 

 

蘇州

 

景色の色

 

 蘇州へは高速道路で。上海のビル群を抜け、だんだんと建物が少なくなって緑が広がっていく。草の合い間に河や池が見え、アヒルが飼われている所も。ぽつぽつと見える二階建て民家は黒い瓦に白い壁。日本だと二階建ての一階部分にも屋根が付くが、こちらの壁は小さな窓があるだけの凹凸のない壁。壁の白さが浮き立った。東北地方のレンガ色の風景との違いは大きい。

 

 

 

水の都

 

 蘇州へ到着して、まず北寺塔に登って(急な階段に少し息切れ…)市街を一望する。建物の高さといい、市街の大きさといい、松山に少し似ている気がした。が、ここは水の都。細い運河が流れる。柳の垂れる運河を細い舟が行き交う姿は惚れ惚れする。また、てくてく歩いているとあちこちに「○○(文人や歴史上有名人の名前)の家」と書かれたプレートを見つけることが出来る。文化の町でもある。住んでみたい。

 

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お土産

 

 日本へのお土産も悩むところ。あまりゆっくり選ぶ時間もなく、結局、以下の物を購入。

八宝茶
ビーズや刺繍の小銭入れ
  襄陽服飾礼品市場で購入。が、先日よく似た物を松山のお店で発見…うーむ。
大白兎
  オブラートに包まれた、別子飴に似た飴。
瓜子
  ウチの母用。夜中に台所でボリボリボリボリ食べている…
‘康師傳’のレモンクリームサンドクラッカー&‘ナビスコ’のレモンクリームビスケット
  コンビニで購入、自分用。美味しい〜
空港で買ったパンダクッキー
  味も可愛らしさもグ〜。パンダまるかじり〜
スイスののど飴
  レモンのシュガーレス。以前、香港のお土産にいただいた物を職場の人にお裾分けしたら大好評!
 日本にも輸入されているが松山でこのタイプはまだ見つけていないので、もし上海にもあったら…と
 リクエストされた。淮海路で購入。ビスケットにしても、中国ではレモン味製品が多い?!