◆VADIMS◆

 

 ● 製品データ
タイトル  VADIMS(バディムス)
発売日  1996年5月10日 メーカー  ソフトバンク
定価  5,800円 ジャンル  アクションパズル
廉価版  なし
関連商品  なし
   
 ● 評価
外見衝撃度  内容はわからないけど、落ちものパズルであることはわかります。
 ★
超越世界観  四大文明が栄えるはるか昔、地球へ飛来した宇宙人が地底神殿に
 残した謎、それがVADIMSだ! イイヨイイヨー。
 ★★★
声優度  ボイスなしです。
 −
演出度  BASICモード(練習モード)では、神殿を探しあてるまでの展開が
 スライドムービーで紹介されたりします。チープだけど。
 ★★
時間報奨  1人プレイでも4種類のモードがあって、この手のパズルでは
 遊べるほう。
 ★★★★
牽引力  プレイ画面もご褒美画面もスタッフロールも地味。
 ★★
ゲーム性  独創性あふれる落ちものパズルです。
 ★★★★
快楽性  プレイ中の操作性は問題なし。一部のゲームモードからメニューへ
 戻ることができない点はマイナス。
 ★★★
芸術点  落ちものパズルなのに時間制限があったり、余剰パーツをガラス化
 してクリアというルールがあったり、システムとして美しくないです。
 −
所有価値  落ちもの好きなら抑えておいて良い一品。
 ★★
総合評価  最初の取っ付きが非常に悪い。時間制限なしでエンドレスに楽しめる
 モードが欲しかったのですが。

42点

   
 ● コメント
イントロ
地球の絶滅の危機が迫っている今、太古の昔に飛来した宇宙人が残した地球を救う謎を求めて、彼らが建設したふたつの地底神殿を発掘する地球人。しかし神殿の奥へ進むためには、「VADIMS」というパズルをクリアし、不思議な壁を突破しなくてはならない。果たして我々は、謎を解き、宇宙へ旅立つ資格を得ることができるだろうか。

謎をクリアしても得られるのは地球を脱出するロケットだったりするので、そんな凝った仕掛けするくらいなら地球を再生してくれよ宇宙人と言いたいところですが、とりあえずただのパズルなのに一応バックストーリーがあったりします。ふたつの神殿というのは、1Pプレイの「DIG MODE」と「1P RACING」のことで、この両方をクリアして初めて真のエンディングが見られるようになっています。
レビュー
パズルのルールですが、落ちてくるブロックを積み上げ、ブロックの面にある直角三角形で正方形を作ると正方形を構成していたブロックが消えるというルール。ブロックは二次元の図形ではなく直方体になっており、回転方向も三次元であるところが斬新ですが、要は詰みあがったブロックを連鎖や同時消しで効率よく消していくゲームです。ステージクリア条件はモードごとによって異なりますが(全てのブロックをクリア・特定のブロックで正方形を作る・ブロックを一番下まで運ぶ)、最初からいくつかのブロックが既に置かれており、キーとなるブロックをうまく消せば連鎖が発生するようになっている点は共通です。

ところがこのゲームのオリジナル要素?として、時間制限があります。ブロックが上まで積み上がってもゲームオーバー、タイムアップになってもゲームオーバー。確かに、時間制限無しでただ正方形を作って消していくだけならぬるいゲームなのですが、だからといってこの処置は激しく疑問。一応、連鎖や同時消しでタイムは増えるのですが、単に制限時間という形で縛りを設けるのはめちゃくちゃ美しくないです。

総評:
パズルのルールとしては面白いと思います。まぁ落ちてくるブロックがランダムなのでガラスブロック(不要なブロック2つで、いわゆる「おじゃまぷよ」に変化させられる。ガラスブロックがフィールドに残っていてもクリアとなる)という救済措置があったりしますけど。ここら辺や上述の時間制限あたりは、ゲームとして後からくっつけたみたいですごく萎えます。このゲームを作ったのはテトリス製作者の相棒の人なんですが、こういった点をプレイヤーが納得できる形でルール化しないと、商品としては失格ではないかと思うのです。
攻略ガイド
1P RACINGモードがコントローラ投げたくなるかも。後半のステージは運の要素が半分以上のウェイトを占める(良い形のブロックが落ちてくるか)ので、うまくいかなくっても自分の腕を責めるのではなく運が良くなかったと考えてください。しかし最後は運ゲーになってしまう思考型パズルゲームってどうなのかなぁ・・・。
出演声優
なし
関連ソフト
テトリス(GB等/BPS等)、コラムス(AC等/セガ)

 

   

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