◆◆◆マッドパニックコースター◆◆◆
● 製品データ | |||
タイトル | マッドパニックコースター | ||
発売日 | 1997年11月20日 | メーカー | 博報堂 |
定価 | 4,800円 | ジャンル | 3Dシューティング |
廉価版 | なし。 | ||
関連商品 | この世のどこかに出来のいいプロモムービーがあるらしい。 | ||
● 評価 | |
外見衝撃度 | 骨製のレールを走るジェットコースターの背景に巨大ゾンビ。 |
★★★ | |
超越世界観 | しかしこのゾンビこそ事故で醜い姿となった息子思いのいい父親 だったりします。が、単なる親馬鹿かも。 |
★★ | |
声優度 | ゲームプレイ中は終始悲鳴の嵐。 |
★ | |
演出度 | BGMのどこかで「ホェホェ」という合いの手がありました。 |
★ | |
時間報奨 | 死んで覚えるタイプのゲームですが、コンティニューしたいという 気持ちにならないので、継続性なしと判定しました。 |
− | |
牽引力 | マニュアルのモンスター紹介に女性モンスターの姿がちらほらと。 でもプレイ中はスピードが速すぎて見えません。 |
★ | |
ゲーム性 | ゲームと呼ぶには必要なスキルに偏りがありすぎて・・・。 記憶力と集中力と反射神経さえあれば思考能力いりません。 |
★ | |
快楽性 | 気持ちがハイになることで発生するドーパミンに快楽性が見出せる、 かも? |
★ | |
芸術点 | スタート前の坂を登って行く、いやーな焦燥感をきちんと再現してる ので、★1つ。 |
★ | |
所有価値 | 超一流企業の博報堂がこんなどうしようもないゲームを作った、 その黒歴史の証拠品として所有価値ありです。 |
★★ | |
総合評価 | 4,800円という微妙な低価格が、実は売る気あったのか、それとも せめてもの良心なのか、判断に苦しむところです。 |
26点 |
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● コメント | |||
イントロ | |||
バタヤンとキョーコは、スピードとスリルが大好きな頭の軽い小学生。今日もスケボーデート(←マニュアルより、意味不明)に興じていたところ、頭蓋骨から脳味噌丸見えのゾンビオヤジが2人に襲い掛かる! 気が付くとそこはコースターの上。なんでもゾンビオヤジは息子の夢をかなえるために世界一のジェットコースターを製作、その最中の事故でこんな姿になってしまった単なる自業自得人間。それでも頑張って世界一のコースターを完成させたのだが当の息子は「いつまでも夢見てんじゃねーよ。俺はもう別のレールに乗っちまったze!」と座布団一枚な捨て台詞。そんな仕打ちに可愛さあまって憎さ100倍のゾンビオヤジは、自慢のコースターをクリアした勇敢な小学生と共に息子の待つ城(マッド正男城)へと乗り込むのでした。 まぁなんか納得できるような納得できないような、そもそもどうでもいいようなストーリーの元、主人公は5ステージx3コースのコースターに臨みます。 それぞれのステージは、以下の通り。 ・マッドアイランド:孤島に設置された恐怖のテーマパーク。 ・マッドマウンテン:雪山、森の中、お花畑に設置されたステージ。 ・マッドオーシャン:海の上や海中の竜宮城やクジラの腹の中を走るステージ。 ・マッドシティ:大都会の中を走り抜けるステージ。 ・マッド正男城:詳細不明・・・。 |
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レビュー | |||
タイトル画面からスタートボタンでゲームを始めると、上記のような導入部分は一切なく、いきなりコースターの上におります。そして頂上まで来るとそこから先はノンストップバトルの開始。横幅が2台分しかないコースを超高速で3周するのですが、左右にガードがありませんので自分で操縦しないとコースアウトします。しかもところどころに落とし穴あり、さらにモンスターの襲撃も加わって3周どころか1周する前にライフ切れでゲームオーバーの連続。ゲームが始まった瞬間からプレイヤーを殺しに来ているそのゲームデザインは、賛否両論というよりもあまりにもエンターティメントを度外視した作りと評価すべきでしょう。 総評: マリオカートのお化け屋敷ステージ、あれの動きを不自由にしてコースから落下しやすくしたものを延々とやらされる、そんなゲームです。しかも画面に出てくるのはどぎつくてラクガキのようなモンスターたち。こんなゲーム、金もらってもやりたくない。 |
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攻略ガイド | |||
コース覚えて頑張れ!としか・・・。左右のカーブ切返しに追いつけなくてコースアウトしてしまう人はジャンプ多用で切り抜けられるかもしれない今日この頃。 | |||
出演声優 | |||
不明。 | |||
関連ソフト | |||
イルブリード(DC/クレイジーゲームス) |
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