第3選 |
忍者龍剣伝 |
テクモ/ファミコン/1988 |
現在でもシリーズの続くテクモ珠玉の忍者アクション!
ほぼ同時期にアーケード版も発売されましたが、
我々の心に深く印象残る「龍剣伝」と言えば、やはりこのファミコン版ではないでしょうか。
(なんかアーケード版はインチキ忍者っぽかったし)
A.D.1988。
アメリカを舞台に、リュウ・ハヤブサの壮大なアクションが繰り広げられる!
「忍者龍剣伝」はオープニングから度肝を抜きます。
月夜をバックに、死闘を繰り広げる2人の忍者!
そして決闘に敗れ、地に臥したのは、
リュウの父親、ジョウ・ハヤブサだった!
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父の遺言を受け、
ハヤブサ家に伝わる龍剣を持ち、アメリカに旅立つリュウ。
(って税関はどうやって通り抜けたのか)
そこで待ち受けるものは何か!?
ゲームは横スクロールアクションながら、
壁に貼り付く、壁から壁に飛び移る、はしごを登る
・・・・など、実に多彩なアクションを見せてくれます。
また、アイテムを取ると忍術も使え、
炎を放ったり、回転しながら斬ったりできるぞ。
ステージ合間に挿入されるアニメーションデモ。
いわゆる「テクモシアター」。
通常アクションゲームにこのようなデモを挿入すると、
「アクションゲームマンセー!」な方々から毛嫌いされそうなものだが、
この「忍者龍剣伝」に限っては実に自然に、
そして嫌味なく展開されているので不思議です。
同社「キャプテン翼」で培ったテクニックがモノを言っているのは想像に難しくないですね。
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対ボス戦。
ボスはどれも個性的なばかりでなく、攻撃方法も特殊です。
ハッキリ言って強敵ぞろいですが、
何度も挑戦すれば必ず解答が見えてくるので、
諦めずに挑戦してください。
ステージ途中に唐突に表示されるデモ。
いよいよ敵の城塞に突入です。
多ラインスクルールで右から左に流れるカメラワークを前に、
誰もが「おおっ!」と驚嘆の声を上げたはずや!(笑)
この辺になってくると実に難易度も高い!!
誘導性の雷を投げてくるこのボスに
何度泣かされたことか・・・・。
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ステージ6−4、ラスボス3連弾!
しかも最後に出てくる奴は3段階に変形!(笑)
ここは実に難易度が高い上、死ぬと6−1に戻される!(いくらなんでも酷すぎるのでは)
ここで「やっぱやめとこ」と諦めて帰ったリュウ・ハヤブサが全国に何人いることやら・・・・。
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エンディングです。
敵の城塞は崩れ落ち、なーんか濃い顔のヒロイン、アイリーン
(って実はエンディングで初めて名を明かすのだが)と恋に落ちるリュウ。
そして2人の新たなる戦いが始まる・・・(続編で本当に始まる)。
そうそう、このゲームは音楽がとてもいいです。
いろんなところで語られているし、今さら言うまでもないですね?
ファミコンにしては驚異的なドラム音!
いやがおうにもゲームを盛り上げるアップテンポな曲調。
一度は聴いておいて損はない名曲揃いだ。
(後に発売されたスーパーファミコン版「忍者龍剣伝・巴」で、
これのBGMはスーパーファミコン音源でのアレンジなっているが、
なんかファミコン版よりショぼいんだよなぁ〜)
★その後のリュウ・ハヤブサ
格闘ゲームのキャラとして地道な営業活動をしつつ、
近日X-BOXソフトとして主役復活するようです。
ビジュアル度 | ![]() ![]() ![]() ![]() |
BGM度 | ![]() ![]() ![]() ![]() |
難易度 | ![]() ![]() ![]() ![]() |
第4選 |
忍者じゃじゃ丸くん |
ジャレコ/ファミコン他/1985 |
あの忍者くんが帰ってきた!
と言っても今回の主役は弟のじゃじゃ丸くん。
修行の旅に出た兄に代わり、なまず太夫の手から、さくら姫を取り戻せ!
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ゲームは基本的に前作「忍者くん」と酷似しています。
ただ、今回は上下スクロールはなく、左右に約3画面分の屋敷内で戦いを繰り広げることになるぞ。
敵を全滅させればステージクリア。
ステージ(シーン)は全21。ステージ3ごとに敵が入れ替わり、
19〜21ステージはすべての敵が登場します。
各ステージにはボス級キャラがいて、通常の敵で登場する時より若干強くなっているぞ・・・って
「忍者くん」と同じですね。
ちなみに左側がファミコン版、右側がアーケード版となっています。
アーケード版では全体的な難易度が異なるほか、オリジナルのキャラも登場するぞ。
秘技ガマパックン!
アイテム(トロッコ・赤玉・赤手裏剣・薬ビン)のうち3つを集めるか、じゃじゃ丸くんの残機が4になると、
突然画面が暗転し、カエルのパックンが出現!
この状態では敵は動けないので、すべて食べてしまおう(要するに強制クリアとなる)。
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じゃじゃ丸くん | おゆき | クロベエ | カラカッサ | ヘドボン |
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ピン坊 | カクタン | 皿女 | なまず太夫 | さくら姫 |
「じゃじゃ丸くん」に登場するキャラクター。
もちろん各自個性的な攻撃を加えてきます。
ピン坊とカクタンは、気絶させてからでないと倒せないので注意!
(つまり透明になって敵をすり抜ける薬ビンは役に立たない)
ちなみに「皿女」はアーケードオリジナルのキャラで、
代わりに「おゆき」はアーケード版に登場しません(なぜだ!)。
VSなまず太夫!
ゲーム中にさくら姫が投げてくる花びらを3枚集めると、次のステージがボーナスステージとなります。
降りそそぐ火の玉をかわし、手裏剣をヒットさせろ!
ちなみになまず太夫、ボーナスステージの回数をこなす度に
数が増えていきます(最大4人!)。
蕪辞さくら姫を救出。
このときのハートの飛び方はランダムなので、恋占いとかしてみては!?
まあこのさくら姫は偽者だと言うことが
次回作「じゃじゃ丸の大冒険」で明らかになるのだが(ぎゃふん!)。
その後、じゃじゃ丸くんは、UPLの「忍者くん」シリーズとは一線を引き、
独自の路線を歩むようになります。
横スクロールのアクションゲームになったり、なぜかRPGになったり・・・・。
しかし、やはり一番燃えたのはこの初代「じゃじゃ丸くん」。
「忍者くん」のゲームシステムを深く引き継いでいるものの、
変わりすぎず、似すぎず、手堅くアレンジし、
ゲームとしての完成度で言えばシリーズ随一ではないでしょうか。
あ、そうそう。
近年Windous版が発売されましたが、嬉しいことにアーケード版だったりする。
おゆきファンは悲しみましょう(逝)。
カエル度 | ![]() ![]() ![]() |
赤玉迷惑度 | ![]() ![]() ![]() |
パケのおゆき萌え度 | ![]() ![]() ![]() ![]() |
第5選 |
忍者プリンセス |
セガ/SG-1000/1986 |
こちらはアーケード版をすでにVol.7で取り上げているため、
今回はセガ全機種(SG-1000(2)/SC-3000)用を紹介してみます。
実は家庭用「忍プリ」にはオリジナル要素があって、
なんとゲーム中に隠されている5本の赤い巻物を見つけ出さないと
エンディングが拝めない!
というわけで、今回は赤い巻物の場所を中心に
このゲームを紹介していきましょう。
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1本目はSTEP1にいる岩に化けている灰色の忍者が持っています。
2本目はSTEP2の画像の水田の右上の方ですね。
この辺はまだ普通に見つけた人も多いのでは?
問題は3本目!
なんとSTEP3で手裏剣の命中率を100%にし、
STEP4の最初に出てくる灰色忍者を倒さないと出現しない!
STEP3は短めなので命中率に関してはそんなに難しくないが、
そんなの分かるわけないじゃん!!
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4本目はSTEP6の庭の中ですね。お地蔵さんもなぜかたくさんいるので探してみましょう。
最後の1本はSTEP9の最上段の右側。
この辺になってくるとかなり敵の攻撃も厳しいので、取るだけで一苦労だ。
5本目を取った時点で唐突に現れるこの画面。
「お城の中庭に秘密の抜け道あり。
西の方角にある石灯籠の右側で3度消えたのち、前に回って2度撃て」
なんのことやら??
石灯籠とはコレのことかな?
巻物に記されていた通り、右で3回消える術を使った後、
前に回って2発手裏剣を撃ってみると・・・。
隠し通路出現!
これで本物の玉露左衛門と戦えます。
ちなみに隠し通路を出現させないと、
STEP13をクリアしたあと、STEP1へZAPされるのであった。
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真・玉露左衛門登場!
火縄銃をバンバン連射してくる強敵だが、
右の画像のように柱を上手く利用すれば
(柱に玉露左衛門を引っ掛けるようにして、相手の攻撃のみを無効化する)
楽に倒すことが出来るぞ。
感動のエンディング(?)です。
とにかく難しいゲームなので、ここまで来るのには相当の修練が必要では。
それでも駄目って人は・・・タイトル画面で
上・下・上・上・下・下・下・上・上・下・上と入れてみてね。
注:「忍者プリンセス」はセガマーク3にも「THEニンジャ」の名で移植されていますが、
赤巻物の場所は変わってしまっているので注意!
ギャルゲー度 | ![]() |
難易度 | ![]() ![]() ![]() |
お地蔵度 | ![]() ![]() ![]() |