ロシアのウクライナ侵略を終わらせるには
To:
2023/02/26 21:02
転送歓迎
配信不用の場合はお手数ですが返信にてお知らせ願います
言葉は単なる符号にはあらず、言葉は人間が作りたる世界なり
人は以言伝心、乞う発信。そして返信、全員に返信して語りませう。
ロシアのウクライナ侵略戦争開始
から一年が経ちました。昨年の2/24の夜、私はよく眠れませんでした。私なりに問題点を整理して皆様
に発信し、二十一世紀を楽しく生きよう会のHPに掲載してやっと気が落ち着きました。
インターネット上にはこの戦争について多くの人が意見を述べています。当初はNewsweekの記事で
「この戦争は長くは続かない」なる記事がありました。根拠は「プーチンは戦争に負けた事が無い」!
また戦争の早期終結のため「ウクライナはさっさと白旗を上げたら良い」などというものもありました。
Internet上の情報は誠に冗報に満ち満ちており、真実を見極めるには各人の健全な判断力が必要不可欠
です。
私は突然のロシア軍によるウクライナ各地へのミサイル攻撃の報道に接して先ず頭に浮かんだのは1979
年に起きたソ連のアフガニスタン侵攻でした。これは1991年のソ連崩壊の一因だったので類推によりロ
シア連邦の崩壊につながると直観しました。その後の展開はその直観があながち幻想でもない事を示し
ていると思います。
何故プーチン体制が保っているのか
何より報道機関が国家の統制下にあり、政権の宣伝機関に堕落している事に尽きると思います。独立系
の報道社は弾圧され政権批判を行う報道人は何人も殺害されました。また政敵の暗殺、しかも海外に亡
命している人をも工作員を送って暗殺させているのはスターリンがメキシコに亡命したトロツキーを暗
殺したのと同じですね。ソ連崩壊後に再生したロシア連邦は畢竟ソ連の焼き直しであり、早晩崩壊する
と期待しています。
東ドイツの崩壊(1989)の一因
は衛星放送にあったと思います。東ドイツの報道機関も政府の宣伝隊に堕落していましたが、当時は衛
星放送の興隆期にあたり、東ドイツの国民は衛星放送で外国の報道に接し、政府の宣伝の嘘を見破って
いたのです。ある日突然警官隊が市民集会の取り締まりをしなくなったかと思うとあれよあれよと言う
間にベルリンの壁が乗り越えられて東ドイツ政府は瓦解しました。専制権力も嘘がばれると誠に脆い
ものです。
今世紀に入り地上移動通信とInternetの急速な普及に伴い衛星通信と放送は伸びなくなってしまいまし
た。どうもロシアも衛星放送はあまり普及していないのではないでしょうか。衛星放送が普及していれ
ば政府による報道機関の制御は困難な筈ですから。宇宙に国境はありませんので。
私は最初からSkyPerfecTVをずっと契約していますがその理由はBBC WorldとCNN更にはNational
Geographic, Discovery等のchannelsがある事です。日本だけの放送番組に比べると何倍にも視野が広
がる思いがします。CCTVもありますが政治的自由がない番組は内容が良くても気の抜けたbeerの様で
殆ど見る事はありません。
ロシアのウクライナ侵略が止むのは
プーチン政権が倒れる時だと思います。私はウクライナに投入された兵隊が国に帰ればプーチン一派の
嘘がばれて政権が倒れると思っていましたがどうやら故郷に帰ったロシア兵はいないようです。何しろ
既に20万人ものロシア兵が死傷したと言われていますから。ロシア軍は兵隊に休暇も与えていないよう
ですね。これに対してウクライナは兵士に定期的な休暇を与えて休養させているので兵士の元気度が全
く違います。ロシアは今が精いっぱいの戦力であり、今後ロシア軍の戦場あるいは内部からの総崩れが
あり得ると期待しています。
民主主義
の確立こそ平和の礎です。日本国憲法の国民主権、基本的人権、平和主義の三本柱の基礎は一つです。
即ち人間の自由と平等です。人間の自由と平等が保障されている国なら一体誰がプーチンずれの戦争に
行くでしょうか。プーチンのロシアは大日本帝国のように兵隊を捨て駒のように使っていますが、兵隊
も人間です。第一次世界大戦においてドイツ帝国がキール軍港の水兵の反乱に始まる国民の離反により
脆くも崩壊したようにプーチンのロシアはウクライナで捨てコマにされている召集兵の反乱により崩壊
すると期待しています。もう一つの可能性は追加の動員令が出た時です。何れにしろプーチンの前途は
長くないと私は期待しています。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
+ 市吉 修
+ 二十一世紀を楽しく生きよう会
+ HP ; http://www5e.biglobe.ne.jp/~kaorin57/
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++