差出人:   Osamu Ichiyoshi <osamu-ichiyoshi@muf.biglobe.ne.jp>

送信日時:             202037日土曜日 13:37

宛先:     

件名:      随想

 

転送歓迎

配信無用の方はお手数ですが返信願います。本MLは会員の紹介により加入する会員の自主研究会です。

返信または全員へ返信により意見交換をお願いします。二十一世紀世界研究会とは「人が全国どこでも

働き、生涯豊かに生きられる世界」を提案し研究する会です。研究しながら理想の二十一世紀世界を実

現しましょう。

 

新型コロナウィルス対策

先々月流行の最初の頃に感染しても8割の人は無症状または軽症と聞いて私は一安心しました。同

時に騒ぎ過ぎないが良いとも感じました。重篤あるいは死亡に至るのは高齢者で持病のある場合が

多く、子供はかかりにくく、かかっても軽症の場合が多いと聞いてなお安心しました。TV

Internetで武漢の病院に患者が殺到して廊下にまで溢れ医療崩壊を起こしている状況を見てPandemic

というよりPanicだなと思いました。

日本の対策は当初新型コロナウィルス病の特性に鑑み、風邪の症状が出ても直ぐに病院に行く事は

控えて自宅で様子を見る事、医療機関は重症者対策に万全を期する事、手洗いの励行により感染

を防止する事等でした。それが先週あたりから北海道の緊急事態宣言に始まり何が何でも感染を抑

圧する方針に変わり、各種行事中止の大流行です。私は過剰反応だとは思いますが仕方がありませ

んね。

中国は途中から肺に炎症の出た死者はすべて新型コロナウィルスによる死亡に数える事にしたと報

道で聞いた時、もう中国の数字はあてにできないな思いました。中国の厳しい情報統制は国民に疑

心暗鬼を生じているのではないでしょうか。韓国やイタリヤの著しい患者数の増加はちゃんとPCR

検査で確認した上での数値でしょうか。中国病が世界中に蔓延していると感じています。

 

そもそも何故感染症があるのか

それはあらゆる生物が共通の祖先から生じたからだと思います。生物の分子がすべて光の左旋性を

持っている事がその証拠です。今回のウィルスの出処が野生動物とされるように人間と動物の間に

根本的な差異はありません。

生物の共通性は感染症の治療の可能性の源でもあります。生物の免疫とは非自己細胞を排除する事

です。癌が難治なのはもともと自己の細胞なので免疫が効きにくい事によっています。

仮に全く非自己検出ができない物質が体内に増加しても免疫システムが作動しないため炎症も生じ

ず、症状も出ないと思います。

健康な生活の基本は免疫力の強化でありその方法は心身共に栄養、休養、運動を十分取る事です。

心が如何に体に影響を与えるかの一例は排便です。孫宅では孫の一人がおしっこと言うのでトイレ

に座らせるともう一人も同じ事を言うのでマンションの入り口にある共同トイレに急ぐ事もしばし

ばです。大人でも外出中にトイレに行きたいと思うと増々行きたくなるが他の事をしているといつの

間にか忘れてしまうのはよく経験する事ではないでしょうか。笑は百薬の長。

 

以下雑感です。

 

熱放射

温度のあるあらゆる物体は電波を出しています。それは電荷を帯びたものが運動すると電磁波を出

すからです。しかし原子は通常核の陽電気と核を取り巻く陰電気が釣り合って電気的に中性です。

電気的に中性のものが如何に運動しても電磁波の放射は起こらない筈です。現実に普遍的な熱放射

がしかも実に正確に存在する事は原始の中の要素がその存在を外に知らしめている事になります。

 

放射性元素の半減期

正確な半減期が、しかも数μ秒から数十億年までの広汎な範囲で元素ごとに決まっている事が私に

はとても不思議です。極微の原子内でとてつもなく多数の要素がせめぎ合って外に現象が現れてい

るのだと思います。

 

Dark matter

宇宙には未知の物質が通常物質の何倍もの量で存在しているそうです。それは私達の回りにも偏在し

ている筈ですが、検出されていません。私はその存在を疑っています。

運動している物体は質量が増加するのが特殊相対性理論の帰結でこれは実験的にも証明されていま

す。質量が増えるのなら相互の重力もふえるのではないでしょうか。膨張宇宙の最遠の後退速度は

光速に対しても無視できない速度に達していますので相互の重力は無限大に近づき、宇宙はやがて

反転して収縮するのではないでしょうか。尤も最遠の宇宙は空間だけでなく時間的にもとてつも無い

距離(過去)にあるのですが。

 

言語の構造

孫達の言語の発達の速さには驚きます。この前は雪を籠につめながら「もりもり」と言っていまし

た。どこでそんな言葉を覚えたのか驚きますが、考えてみると

もりもり<--盛る、漏る、持つ、待つ、

など似た音の言葉は語源的につながっていると感じます。即ち言語の持つ構造(語彙と文法)が言語

学習に役立っているように感じています。

 

しつけを忘れて身を正そう

幼児虐待が後を絶ちません。その原因は自民党的家族観に囚われた親が子供のしつけに悩み、他人

と比較して敗北感を抱き、それがか弱いものに向かっているのではないでしょうか。いつか見た貧

困問題に関するTV番組に出た一人は「進学に失敗してHomelessになった」など諦めが早すぎます

ね。篠田桃江さんの「百三歳になって分かった事」を読むと世の常識にとらわれずに自己本位に生

きる事の大切さを感じました。子供は大人を良く見ているので「身を正そう」だけでよいと思いま

す。よくしつけとして子供が抱っこをせがむのに親が応えないのを見かけますが私は自分の孫達に

せがまれると何時でも抱っこしています。それで孫達は安心するし、正に今しか抱っこできる時は

無いのですから。

引きこもりの人達も何かしらの敗北感からそうしているのだと思いますが、世の規範に無理に自分

を当てはめるのを止め「身を正す」だけを自己規範にして生きれば良いと思います。札幌農学校教頭の

クラーク先生の学生に求めた唯一の規範はBe Gentlemen!でした。日本の地方には人口老齢化に伴う

農業の担い手不足は深刻ですから、活躍の舞台は広いと思います。

*********************************

* 市吉 修   Osamu Ichiyoshi                    

* 二十一世紀を楽しく生きよう会                    

* Human Network for Better 21 Century      

*  http://www5e.biglobe.ne.jp/~kaorin57/

*************************************