差出人: OsI [osamu-ichiyoshi@muf.biglobe.ne.jp] 送信日時: 2018年4月21日土曜日 22:36 宛先: ' 件名: 東京大空襲訴訟元原告と支援者の会、第二回総会報告 転送歓迎 配信無用の方はお手数ですが返信願います。本MLは会員の紹介により加入する会員の自主研究会です。返信 または全員へ返信により意見交換をお願いします。二十一世紀世界研究会とは「人が全国どこでも働き、生涯豊か に生きられる世界」を提案し研究する会です。研究しながら理想の二十一世紀世界を実現しましょう。 三ヶ月ぶりの帰宅 4/16月曜日に三ヶ月ぶりに神奈川の自宅に帰りました。庭の草と生垣が伸びている他は異常ありませんでした。 4/18京都にて同窓会。 4/21(土)本日、東京にて東京大空襲訴訟元原告と支援者の会、第二回総会 結構忙しい週でした。 東京大空襲訴訟元原告と支援者の会、第二回総会 元原告とあるように2007-2013に戦われた裁判は原告の敗訴でした。「国は軍人には雇用関係があったから補償 (累積約60兆円)をして来たが雇用関係が無い一般人に対しては補償の義務はない。一般人は等しく戦争被害を 「受忍」すべきである」 皆様はこれについてどう思われますか。 私は国と国民の関係が雇用関係以下というのにまず違和感を覚えます。戦前「子共は天皇の赤子」と学校でも教え 、一般にも宣伝して来た国の無責任には国民の一人として怒りを覚えます。 判決は国民の戦争被害を補償せよという法律が無いとも指摘していますので現在戦争被害者支援法の法制化を 進める超党派国会議員の活動が続いてはいるようですが、国と国民の関係が雇用関係以下として恥じない司法 から日本の政治屋の人格的な水準は推して知るべしでしょう。 法律がなくても「法の下の平等」、「基本的人権」「生存権」、「教育を受ける権利」「国の賠償責任」等を保障する 日本国憲法に違反している事は明らかです。この法律が無いという事がそもそも憲法違反ではないでしょうか。 憲法の番人といわれる最高裁がその名に値するのか疑問です。番犬の役も果たしていないのではないでしょうか。 ここで「一般人」とされて切り捨てられているのは一般人ではありません。戦争で孤児になった幼児や児童です。 役人は「親戚に引き取られた」で後は知らぬ顔をしていますが、国民全体が餓死寸前の状態で引き取られた子供 は厄介物扱いされ、下男下女同様に酷使され、学校にもやって貰えなかった場合が極めて多かったですね。中に は親が残してくれた財産を親戚に横取りされた例すらあります。 自民党が憲法に書き込もうとしている「家庭は社会の基礎、、」云々の家族主義の考えは自民党が大半の期間 政権を担ってきた日本国の実情には合わないのではないでしょうか。 この問題が解決されない限り日本の防衛力は本物にはなりません。戦争孤児、海外に放置された「残留」戦争孤児 の問題が解決されない限り一体国民の誰が日本国の防衛のために命をかけるでしょうか。 なおドイツは軍人も一般人も全く平等に保障しています。 一頃日本は官僚が優秀という神話がありましたが昨今の公文書問題にも表れているように実は無能の極みです。 学校の試験では良い点数をとったという人ばかりですのである程度有能なのでしょうが行動は無責任ですね。自主 性の欠如を感じます。 インターネット時代には文書は永久保存にもできるのに「無い」、「破棄した」、「見つからない」というのを聞くと こんな無能な輩が高給を取っているのかと憤りを覚えます。 戦争孤児については国として確りした調査も無く、戦争被害者の慰霊施設も無い日本国に対して、戦争被害者 はずっと実施要求を続けていますが実現は困難だと思います。何しろ終戦直前には国の指示で各地の役所や 軍事施設では書類の焼却に狂奔していましたので。 私は国はあてにできないから戦争被害者の貴重な体験を集めた資料館、追悼の場、民の意見、情報交換の場を インターネットの中に作る事を提案しました。文書、写真、絵画、動画、音声などあらゆる形の情報を殆ど無制限に インターネットに永久に保存、活用する事ができます。 国民的な運動が高まれば政治屋が我先に参加して支援法もできるでしょう。 *********************************************** * 市吉 修 Osamu Ichiyoshi * 二十一世紀を楽しく生きよう会 * Human Network for Better 21 Century * http://www5e.biglobe.ne.jp/~kaorin57/ **************************************************