差出人: Osamu Ichiyoshi <osamu-ichiyoshi@muf.biglobe.ne.jp>

送信日時: 2020年3月28日土曜日 14:48

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件名: 自学の楽しみ

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働き、生涯豊かに生きられる世界」を提案し研究する会です。研究しながら理想の二十一世紀世界を実

現しましょう。

四元数的ベクトル論

と題する技術メモをHPにupしましたのでご興味があればご覧下さい。

http://www5e.biglobe.ne.jp/~kaorin57/Quaternion%20like%20Vectors.pdf

私は半世紀前に高校でベクトルを習った時に非常に新鮮に感じました。線分に方向が加わる事によ

り各段に自由度が増す感じがしました。ベクトルa, bに対して

ベクトルの内積　　　a.b = a.b.cos(θ)　　　(θはベクトルa,bの成す角)

が定義されます。

三角形は各辺のベクトルをa,b,cとすると　c = a + b　となり

　　　c^2 = a^2 + b^2 + a.b.cos(θ)

これは三角形の余弦定理です。

特にaとbが直交する直角三角形では　c^2 = a^2 + b^2

これはピタゴラスの定理です。

このようにベクトルを用いると複雑な事を簡単に表現できる事に魅力を覚えました。

もう一つ高校で習って感心したのは複素数です。複素数への数の拡張によって如何なる代数方程式

にも解があるという代数学の基本定理には数学の限りない自由性を感じました。

今回のメモは複素数を四次元に拡張する四元数に倣って三次元ベクトルを有効に活用できるベクト

ル論です。この意味で四元数的ベクトル論と名づけました。

その主たる応用は三次元空間で或るベクトルeを回転軸にして任意のベクトルrを角θだけ回転させ

て得られるベクトルr’を簡単に表現できる事です。

これは宇宙ロケットにおける姿勢制御に直接の応用があります。

新型コロナウィルスについて

欧米での感染爆発と死亡者数の多いのには驚きます。日本の政策はもともと密閉、密集、密接の三

密を避け、手洗いの励行、感染した疑いのある人はマスクを着用して感染を広げないようにする

事、感染したかも知れない程度では病院に行かず自宅で様子を見る事、医療機関は重症者対応に重

点を置く事でした。

私はこれで十分だと思いますが皆様はどう思われますか。

感染症には大人がかかれば重症化するが子供は軽症で済む病気が多々あります。有名なのはお多福

風邪です。子供は軽症だが大人がかかれば重症化しやすい上に後遺症として無精子症になる場合が

あるそうです。今回のコロナウィルスも同様だと思います。風疹は妊婦がかかると奇形のある子が

産まれる危険があるため義務的に幼時に予防接種されますが外から入れたワクチンは時と共に抗力

が落ちるのに対して当人がその病気にかかってできる免疫は一生有効だそうです。

今週は三回孫が登園できませんでした。保育園は市役所の指示で体温が37.5度あれば登園拒否、し

かも翌日も。朝体温が37度を越えていたら一時間ごとに検温し、37.5度を越えたら30分以内に迎え

に来る事、我家の場合は双子ですが体温がそれ以下の子まで共に連れ帰るというのが原則だそうで

す。市役所は国の指示と言うでしょうが37.5度という指針は大人向けのものであり、子供は37度台は

平熱です。そもそも子供が感染症にかかると簡単に39度を超えてしまいます。

私は国の指針もそれに盲従する市役所、保育園もあまりに形式的だと思いますが皆様は如何思われ

ますか。今から思うとあらゆる点で馬鹿馬鹿しかった、司馬遼太郎の言葉では集団発狂していたと

しか思えないシナ事変の泥沼に引きずりこまれた大日本帝国と似た危険体質を垣間見る思いがします。

保育園に登園を拒否された孫と私は今週たっぷり遊びましたが、孫は元気そのものでした。

体温37.5度等の数値よりも子供が具合悪そうにしていないか注意する方が遥かに重要です。保育園によ

っては医療関係者の子供が登園を拒否された場合があったそうですがそれは正に無知蒙昧の極みですね。

若者は新型コロナで重症化する事は少ないと言う事も当てにはなりません。大切なのは免疫力であり

若者でも心身に苦悶を抱えている場合は免疫が落ちています。免疫力が心理状態に深く影響される事

は私の両親が最晩年に18年間住み慣れた家から高齢者対応マンションに引っ越した途端にそれまで何

年も安定していた腫瘍markerが共に急激に悪化した事からも明白です。

新型コロナ対策では政治屋がここぞ点数稼ぎ時と「人民戦争」などと大げさに宣伝して都市封鎖など

をやっているのは人々に生活上の苦悶を強制して免疫力の弱体化に手を貸しているようなものだと思

います。

密閉、密集、密接の三密を避け、手洗いの励行、懸かったかなと思うくらいでは病院に行かず、自宅

で様子を見る事、医療機関は重症者対策に集中する事で十分だと思います。

免疫力の強化の第一は楽しい事をやる事です。これを機にTeleworkの方法を確立し, 自学自習を楽

しみ、時に散歩あるいは自転車で遠出などするのは如何でしょうか。

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* 市吉　修　　 Osamu Ichiyoshi

* 二十一世紀を楽しく生きよう会

* Human Network for Better 21 Century

* http://www5e.biglobe.ne.jp/~kaorin57/

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