差出人: OsI [osamu-ichiyoshi@muf.biglobe.ne.jp] 送信日時: 2017年5月13日土曜日 22:58 宛先: ' 件名: RE: 認知症の克服と活気ある高齢化社会 転送歓迎 配信無用の方はお手数ですが返信願います。本MLは会員の紹介により加入する会員の自主研究会です。返信 または全員へ返信により意見交換をお願いします。二十一世紀世界研究会とは「人が全国どこでも働き、生涯豊か に生きられる世界」を提案し研究する会です。研究しながら理想の二十一世紀世界を実現しましょう。 今日つまらぬ間違いをしてしまいました。 下の案内を今日と思い込み雨の中、足車を飛ばして家から橋本駅約4km,新宿から早稲田大学までの約4kmをずぶ 濡れになりながら走って現地に着いて人っ子一人いないのに不思議がりながら帰ってからやっと日を間違えていた事 に気が着きました。 ----------------------------------------------- 「パレスチナ占領50年・ガザからの報告」 ----------------------------------------------- 【日時】2017年5月14日(日)13:30〜16:30(開場13:00) 【場所】早稲田大学・小野梓記念館(27号館)小野記念講堂 (東京都新宿区西早稲田1-6-1 27号館 地下2階) *東京メトロ東西線早稲田駅徒歩5分 【参加費】無料 (予約の必要はありません) 認知症のテストで良く出されるのは「今日は何曜日ですか」というのがありますが、今テストされたら私は「認知症の 疑いあり」と診断されるかも知れませんね。 今日の間違いの原因を考えると定年退職以来その日が何曜日かなどと考える事もあまり無くなった事と、今日雨だ ったので「こんな天候だからこそ行ってあげなくてはなるまい」と考えた事です。 間違いの本は「思い込み」と「再確認の欠如」です。認知症の人はこれらの機能が損なわれているのだと思います。 私も多少それに近づいているのかも知れませんが、実はこれは誰にでもある事だと思います。セルバンテスの名著 「ドン・キホーテ」の主人公は地方の名士で善良かつ博識ですがただ一つ「中世騎士物語」を信じて疑わない所が 一般人の常識に外れていました。 これは実は世界規模でもよくある事です。19-20世紀の帝国主義時代には帝国主義を疑う政治屋は殆どおらず、 学者でもA.トインビーが「試練に立つ文明」で「国家の枠でものを考えてはならない」と説いたのはむしろ例外であり 、たいていの学者は国家主義を鼓吹していました。その深層には出世主義があったのではないでしょうか。 それは現在でも衰える事なく続いています。インターネットで瞬時に通信し、HPで情報公開が可能でしかもその日 の内に世界のどこにでも飛んでいける時代に「北朝鮮と直接の交渉はしない」とする米国政府やこれ見よがしの 軍事演習やパレード、「日本を沈没させる」等の口上には滑稽さを覚えました。安倍首相の決まり文句「価値観を共 有する国際世界と連帯を強め、北朝鮮に圧力を加える」などではなく「価値観に関わらず誰とでも会って平和な世 界にする」のが政治家の仕事ではないでしょうか。 明らかに中国とは「価値観を異にし」国交も無かった時に岡崎嘉平太氏と周恩来総理が中心になって日中覚書 交流が進展していました。現在台湾とは正式国交が無い国の間でも国民の人的交流はますます盛んになっています 。同じ事を北朝鮮ともやれば良いと思います。国交はなくとも民間交流は進める。そうすれば軍事の無駄な努力を 削減し民事の福祉を増大できるはずです。 明日報告会のあるパレスチナ問題はけちくさい帝国主義の典型例です。2000年前にここにイスラエルがあったとの 主張は何とも滑稽です。1948年のイスラエル建国に伴い、とっくに死語になっていたヘブライ語を復活させた執念 深いユダヤ人には彼らが神から与えられたと称する旧約聖書を良く読んでもらいたいものです。ユダヤ民族の始祖 のアブラハム、サラ夫妻は元はと言えば今のイラクのチグリス河沿いにあったウルの町から来たアブラム・サラーイ夫 妻でした。私の感じでは彼等はその地域の他の民族と何の変わりもない普通の人々でした。はるばるペリシテ人の地 、即ちパレスチナに来て名を改めたアブラハムが先に死んだ妻のサラのために買い求めた墓の土地の売主はヒッタ イト人でした。旧約聖書が現しているように世界は古代から既に国際社会でしたね。 今のイスラエルに限らず農業の始まりによる第一の波で発生した国家には勝利者による敗北者の支配と支配の範囲 を広げようとする侵略的な性格があると思います。第二の波は18世紀後半に英国で始まった産業革命によって生 じた歴史の進化ですが、それによって物質的な富と共に貧困も増幅しました。世界は西欧の植民帝国によって余 す所なく分割される一方で米国の独立とフランス革命に代表される間接民主制が多くの先進国では確立しました。 しかしそれは今だに脆いものであるのは米国の現状を見ても分かると思います。 第三の波とは現在私達がその真っ只中にいる現在の情報通信、交通、物流網の発展に伴う社会の進化です。私 が思うのは第三の波にもまれながらも人間の思想はまだ第二、あるいは第一の波の状態にある事です。その矛盾 が最も先鋭的に現れているのは西アジア、アフリカ、北朝鮮でしょう。 イスラエルの占領地での行動は真にけち臭い卑小帝国主義の名残ですが、そこには色々な芽も出ています。その ひとつはAdam Kellerさんたちのイスラエル・パレスチナ人の共闘運動、Gush Shalomです。これが大きくなって実 を結べば第三の波の新たな政治へ先駆ける事になるかも知れません。 明日のプログラムは 【当日のプログラム】*2部構成 〈第一部(13:30開始)〉 ●ドキュメンタリー映画上映 「絶望の街―ガザ攻撃から15か月後」(監督・土井敏邦/2016年) ●川上泰徳氏(元朝日新聞中東アフリカ総局長) 「パレスチナ占領50年の過程と意味」 ●NGOによるガザ活動報告 日本国際ボランティアセンター パレスチナ子どものキャンペーン 北海道パレスチナ医療奉仕団 〈第二部(15:00開始)〉 ●ラジ・スラーニ氏講演「ガザの現状と占領50年の歴史」(スカイプ通信) *今後の状況により、時間や内容が変更になる場合もあります。 ご了承ください。 【主催】土井敏邦・パレスチナ記録の会 【お問合せ先】doitoshikuni@mail.goo.ne.jp 【協力】日本国際ボランティアセンター/パレスチナ子どものキャンペーン/ ところで本題の認知症問題に戻ると先週は力強い情報がありました。 一つは「主治医が見つかる診療所」で脳外科の第一人者の上山医師が「脳はいくつになっても成長する。あきらめ るな」と言っておられました。 もう一つは「がってん」で血液検査をしてCRPを見れば炎症の強さが分かる。怪我や病気でCRPは上がるがそうで ない時の慢性値は限りなく0に近づくようにすればよい。慢性CRPを上げる最大の原因は内臓肥満である。これを 防げば、百歳くらいまで人は健康で生きられる。 健康寿命が延びれば高齢化社会も怖るるに足らずです。但し前述の政治に同じく体の健康を本当に延ばすには 人間の思想が新たな生活様式を生み出して行かなくてはならないと思います。 *********************************************** * 市吉 修 Osamu Ichiyoshi * 二十一世紀を楽しく生きよう会 * Human Network for Better 21 Century * http://www5e.biglobe.ne.jp/~kaorin57/ **************************************************