差出人:   Osamu Ichiyoshi <osamu-ichiyoshi@muf.biglobe.ne.jp>

送信日時:             2020613日土曜日 16:02

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件名:      Sweden式新型コロナ対策

 

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Sweden式新型コロナ対策

集団感染の成立により自然に感染が終息する事を目指す方針だそうです。即ち営業自粛や地域封鎖

は行わず、各人の自衛に任せる方針は世界でも異例であり、注目が集まっています。

しかし最近致死率が周辺諸国に比べて高いとされ、国内からも方針の変更を求める声があるそうで

す。詳細は下記URLをご覧下さい。

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/05/post-93307_2.php

 

私はずっとSweden方式に類似した意見を述べて来ましたので以下に私見を検証して見ます。

 

(1)          致死率は不正確

日本は累積患者数一万人の時死者数200人であり致死率2%であると長らく言われて来ましたが現在は

累積患者数約19,000人に対して死亡者数約1,000人であり致死率5%になります。一月そこらで致死率

が倍になるほど新型コロナの毒性が悪化したとは思えませんので統計の数値が不正確であると考えてい

ます。

 

(2)          感染率も不正確

前回報告したように数週間前の東大teamによる抗体検査で国内の累積感染率約0.6%という予測があり

ます。これは約60万人になり、現在発表されている累積感染者数約2万人とは大きな差異があります。

数日前の報道によると中国は武漢市の990万人について抗体(PCR?)検査を行った所、抗体(ウィルス)

持者は高々100(正確な数字は忘れました)だったそうです。これにより武漢市は世界で最も安全な都市

である事が証明されたと中国政府は声明を出していました。もしそうなら武漢市は今後新型コロナ病の

再流行に対して万全の備えをしなくてはならない事になります。情報隠蔽の愚は二度と繰り返してはな

りませんね。

 

(3)          Sweden方式も強制封鎖方式も大差無し

世界の新型コロナ感染統計を下記URLに見て見ましょう。

https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/country_count.html

上の統計の中人口一万人当たりの累積感染者数を見るとSwedenSpainよりも低く、厳格な地域封鎖

の効果は殆ど見られません。同統計によるとカタールの感染率が飛びぬけて高いのは何故か、また韓国、

日本、中国の感染率が中東、南米、欧米諸国に比べて二桁違いに低いのは何故か興味ある所です。

 

(4)          現在の日本で感染が落ち着いているのは何故か

全国異常事態宣言解除以来二週間経過しても感染が抑えられているのは何故でしょうか。一つには季節

が夏に入りインフルエンザと同様に流行低下期に入ったからではないでしょうか。もしそうなら秋から

冬の流行期対策を今万全に行う必要があります。

 

今後の対策提案

(1)  夏でもできるだけCoolerは使わず、窓を開け扇風機を使う

最近は夏でもインフルエンザが流行するのはcoolerによる冷やし過ぎがあると思います。Cooler

冷蔵庫と同じく密閉しますので感染症の流行防止には二重に不利です。なお空冷効果はそよ風で十

分ですが市販の扇風機が台風のような強風を出すのは何故か私は不思議に思っています。

(2)  営業自粛政策は取らず(私は人災だったと考えています)、個人の自衛に任せる。即ち三密(密閉、密集、

密接)を避け、手洗いの励行、免疫力を高める生活をする事。

(3)  とは言いながら感染係数を下げるために感染が確認されたらその人を隔離施設に収容する。隔離施設

hotelsや廃校などを活用してTelework環境を整え、娯楽、人事交流施設を備えて隔離期間に人が

有意義かつ快適に過ごせるようにする。また留守宅の管理、特に幼児や児童を保護する公的制度を整

備する。

(4)  医療機関は重症者対策に専念する。

 

もし新型コロナがたいして怖くない病気になれば以上で問題は解決するでしょう。即ち経済活動を制限

する事なく、また医療崩壊も起こさずに集団免疫が成立する事が期待できます。詳細は前回の報告をご

覧ください。

http://www5e.biglobe.ne.jp/~kaorin57/No%20excessive%20fear%20of%20New%20Corona.htm

 

(5)  New Normal

今回の災厄は新たな社会変革の切っ掛けにもなると思います。

詳細については拙著「カクモンのススメ」をご覧下さい。

http://www5e.biglobe.ne.jp/~kaorin57/gakumon%20no%20susume.pdf

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* 市吉 修   Osamu Ichiyoshi                    

* 二十一世紀を楽しく生きよう会                    

* Human Network for Better 21 Century      

*  http://www5e.biglobe.ne.jp/~kaorin57/

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