差出人:	Osamu Ichiyoshi <osamu-ichiyoshi@muf.biglobe.ne.jp>
送信日時:	2019年3月9日土曜日 21:00
宛先:	
件名:	異なる座標系からの観測、運動体の質量増大と万有引力に関する質問

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Lorentz力  
磁界Bの中に速度vで電荷qの荷電粒子を入力するとq.vxB,即ち磁界にも速度にも直角方向に力が働きます。
この力はLorentz力と呼ばれ発電機や電動機において電磁気系と力学系のEnergy変換が行われるのはこの現象
によっているわけです。しかしながら磁界だけあり電界が無いのに何故荷電粒子に力が働くのでしょうか。

荷電粒子に力を及ぼすのだからvxBがひとつの電界に等しい事は確かですが、その現象を理論的に説明したのは
1905年のA.Einsteinの「運動体の電気力学」、即ち特殊相対性理論でした。それによると磁界と共に静止している
静止座標系に対して運動体と一緒に運動する座標系で観測すると実際にvxBに比例する電界が生ずる事が
Lorentz変換という計算方法により自然に導かれます。

特殊相対性理論は動いている世界は運動方向に縮む、時の流れがゆっくりになる、物体の質量が速度と共に増大
するなど常識破りの現象が導かれますが、厳密に言えば間違っているのは常識の方です。実際今日のカーナビの
基礎である衛星測位システムは相対性理論無しには使い物になりませんし、最も日常的な発電機や電動機など
今日の電気文明の礎となる理論でもあります。

質量増大に関する質問
特殊相対性理論では動いている物の質量は係数β=1/√(1-(v/c)^2) (cは光速)に比例して増大します。
質問
(1)	質量の増大により万有引力も増大するのか
(2)	もしそうなら膨張する宇宙の遠方の物体間にはより大きな万有引力が働き、宇宙の膨張はやがて収縮に転じ
      やがてBig bangの反対のBig crunchに到るのではないか

上の問題に関して情報ないし関心のある方はぜひご教示願います。

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* 市吉 修   Osamu Ichiyoshi                    
* 二十一世紀を楽しく生きよう会                    
* Human Network for Better 21 Century      
*  http://www5e.biglobe.ne.jp/~kaorin57/
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