差出人: Osamu
Ichiyoshi <osamu-ichiyoshi@muf.biglobe.ne.jp>
送信日時: 2020年4月4日土曜日 21:53
宛先:
件名: 新型コロナ対策に思う
転送歓迎
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返信または全員へ返信により意見交換をお願いします。二十一世紀世界研究会とは「人が全国どこでも
働き、生涯豊かに生きられる世界」を提案し研究する会です。研究しながら理想の二十一世紀世界を実
現しましょう。
日本の肺炎志望者は年間10万人
あるそうです。肺炎死亡者統計の長期間推移の研究が下記URLに記されています。
上のデータによって考えれば現在の新型コロナ対策はやや過剰反応ではないでしょうか。
ウィルスや細菌は何処にでもいる
新生児が安全な母親の体内からこの世に出て来ると直ちに何処にでもいるウィルスや細菌にさらさ
れます。母からもらった抗体で半年程度は免疫がありますが、本質的にはウィルスや細菌に感染し
て自らの免疫システムを「獲得」しなくてはなりません。太古代に生物は多細胞生物に進化する時
に「自然」免疫を獲得し、海から陸に上がった時に「獲得」免疫を獲得しましたがその何億年にも
渡る系統進化を人は受精から誕生、成長の過程で繰り返しているのです。新生児を無菌状態で育て
れば必要な免疫を獲得する事ができません。子供は転んで歩き方を習得するように病原体に感染し
て免疫を獲得していくわけです。
小児麻痺や天然痘、麻疹(はしか)のように悲惨な病気はワクチンによって日本ではほぼ撲滅されま
した。ワクチンとは毒性を弱めた病原体を体内に入れて免疫をつくらせる物です。他の様々な病気
に対しては子供が自然に病原体に感染して免疫を獲得して行きます。幼児が三歳を過ぎるとあまり
病気にかからなくなるのはそのためでしょう。お多福風邪や風疹のように子供の時にかかっておく
のが望ましい病気もあります。
幼児は置かれた環境でありとあらゆる微生物に感染して免疫を獲得していきますが、多くの場合病
気にはなりません。水痘は子供がかかれば軽症ですむが大人がかかると結構な病気になります。私
は半世紀まえ就職して関東に移住した時にかかりましたが左乳の下に錐で刺すような痛みでした。
今も跡が残っていますが、そこにはまだウィルスが残っているのだそうです。
現在のコロナ対策を見ると鵜の目鷹の目で感染者を発見して病院に隔離する事でした。それでは病院
がパンクして重症者の治療ができないので軽症者は退院して自宅またはホテル等の隔離施設で過ごす
方針に変わって来ました。私はそれで良いと思います。
病気は気をつければそんなにうつるものではありません。自宅においても私は数週来風邪を引いた
のに一緒に生活している家内には移りませんでした。私の風邪は症状(鼻水、痰)から見て孫娘から
もらったと考えていますが孫宅では24時間一緒に過ごしている孫息子にはうつりませんでした。
各人の免疫こそ病気を治す張本人であり医療はその手助けをしているだけです。免疫の強化に何よ
り大切なのは血と知の流れだと思います。栄養、運動、休養、学問、楽しみです。毎日7時間半
くらいの睡眠は取りたいものです。そのためには昼間の活動、運動が重要になります。免疫強化には
体温をあげるのが良いそうですがそのためには運動が有効です。汗をかくのは体温が上るからです
から。免疫系は自律神経系の支配下にあり、自律神経は心の状態に左右されます。従って免疫強化
には人の心が楽しい事、自分の好きな事をやる事が一番です。笑いは百薬の長と言われ癌などの難病
をも治す力があるそうです。
以上を考えると強制されて自宅に引き籠る事は逆効果だと思います。時には自転車に乗って野山に
出かけるのがよいでしょう。外に出れば新型コロナウィルスを微量取り込むかもしれませんが、微
量の病原体を取り込んで免疫が作れればそれが自然のワクチンだと思います。
マスク不足問題についても疑問があります。咳の出る人はマスクをして他人にうつさない事が必要
ですが専門家によるとウィルスをもらうのを防ぐにはマスクはあまり役立たないそうです。マスク
は病院などの医療機関に優先的にまわすべきだと思います。
私はマスクはした事がありませんが不足問題を聞いて何故ハンカチや手ぬぐいを転用しないのか不
思議に思いました。
このコロナ問題はピンチをチャンスに変えるきっかけにもなると思います。この災厄で明らかなの
は人口の密集した大都市の脆弱性です。札幌雪祭りで一旦全道に広がった病気の蔓延が収まってきた
のは北海道の低い人口密度が効果を発揮したのではないかと思います。この災厄が過疎に悩む地方への
人の移住と均衡のとれた国土の発展のきっかけになると良いですね。今進められているTeleworkがその
有力な手段になるのではないでしょうか。私は両親と三年ほど宮崎市で、現在は孫育て支援のため既に
三年余り札幌で暮らしていますが地方都市は住むには最適です。何でも近くにあります。自転車があれ
ばどこにでも行けます。町だけでなく野にも山にも。
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* 市吉 修 Osamu
Ichiyoshi
* 二十一世紀を楽しく生きよう会
* Human Network for Better 21 Century
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http://www5e.biglobe.ne.jp/~kaorin57/
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