Gaza戦争について

 

1021() 21:59 (4 日前)

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Gazaは再び戦争地になってしまいました。前回2009,2014年のGaza戦争の際私はイスラエル、パレス

チナ紛争の歴史的原因と解決案について書き、HPに掲載しました。

For the lasting peace in Israel and Palestine.htm

Israeli-Palestine problem ; Disgrace left over from imerialism.htm  (uploaded on 24, July, 2014)

そして

Jerusalem is Ours (2017/12/16) Jerusalem is ours.html

Learn from the Old and New Testament (2018/1/7)

What to learn from the Old and New Testament.html

 

それらは今も正しいと私は信じていますが、紛争の解決には無力であったのは残念です。

 

今回は前回と異なりHamasによるイスラエル国内の一般住民と外国人の虐殺と人質連れ去りが起りま

した。イスラエル国内ではHamasNaziとかケダモノと呼びGazaの絶滅をナタニエフ首相みずから

呼号する始末です。Hamasの所業は正に悪魔に等しいものですがイスラエルによるガザの迫撃はその何

倍もの悪魔的所業です。

 

実は1948/4/6にユダヤの軍事組織Irgunによるアラブ人のDeir Yassin村襲撃が起り、村民100名余が

虐殺されました。その噂が広まりアラブ人が逃げ出しました。翌月にイスラエル建国が宣言されました

が、イスラエルは逃げ出した住民の故郷帰還を拒絶しました。それが140万人ものパレスチナ難民問題

の始まりです。今日までも尾を引く人道危機の始まりです。

詳細は下記URLを参照して下さい。

https://en.wikipedia.org/wiki/Irgun

 

イスラエル人は建国の歴史を正しく知るべきです。ユダヤ人はよく世界に聖書を与えたとかA.Einstein

がユダヤ人であったとか自慢しますが、全く見当違いです。Jesusはユダヤ教の偏狭さと誤謬を正して新

たな神を説いたのであり、ユダヤ教とは無関係です。それは現代人が世界とか宇宙とかの言葉を使って

もその内容は古代人のそれとは全く別なのと同様です。またA.Einsteinはその名からして正真のドイツ

人です。また当人は前記Irgunのテロを悪魔的所業として糾弾しています。ユダヤ人はその独善性から

自らを解放しないとA.Hitlerの遺書にある「私が中部ヨーロッパからユダヤ人を一掃した事に対して後

人は私に永遠に感謝するであろう」という言葉に説得力を与えかねません。

 

Hamasは今回Terroristsである事を自ら露わにしました。しかしそれは何とイスラエルが育成したもの

だと私は思います。イスラエルはGazaを陸からも海からも封鎖して来ましたが、それは戦争行為そのも

のです。Gazaは天井無き監獄と呼ばれてきましたが、それがどんなに苦しい事かは刑務所に服役した者

にはよく分かるでしょう。昔の軍隊内の最も重い刑罰は重営倉でした。即ち狭い部屋への閉じ込めです。

愚劣なイスラエルの政治屋はこれでイスラエルの国内平和が保たれると思ったのでしょうが、風船に外

から圧力を加え続けるとやがて破裂してしまいます。まして人をや。

 

Hamas2006の選挙によりGazaの権力の座に着きました。当時米国のBush政権はTerroristとは交

渉しないと称してHamasを無視しました。中東の民主化を唱えるBushが何故選挙で選ばれたものを無

視するのか私は違和感を感じました。イスラエルはガザを封鎖してHamasと戦争状態を続け2009年と

2014年には地上侵攻してGazaを破壊しました。

 

逆説的ですがイスラエルの政策はHamasを育成する結果を生じました。Hamas2006年の選挙で権

力の座について以来選挙をせずにその地位に居座り続けています。Biden大統領が言う様、Hamas

Gazaの人民を最早代表していません。何故そうなったのか、それはイスラエルによるGaza封鎖のため

です。Hamasを倒すのはイスラエルではなくパレスチナ人民であるべきです。封鎖の中ではどうしてそ

れが可能でしょうか。Gaza封鎖が無ければ、反Hamas運動家は危険が及べばイスラエル側に亡命でき

たでしょう。またイスラエルも反Hamas活動家を支援する事ができたでしょう。封鎖が無ければGaza

の漁業が栄え、産業が発展し、イスラエルとの交易で経済成長が続き、最良の場合としてHamasを選挙

で野党に落とし、Gazaの民主主義が成長したかも知れません。

 

今からでも遅くないからGazaとヨルダン河西岸のパレスチナに対する封鎖を解き、二国家の樹立に向け

て努力すれば、パレスチナに平和は来ると思います。その過程で幾つかのテロが起る事はあるでしょう

がそれは警察の腕の見せ所で、今回のような総動員をかける程の戦争にはなりません。何れにしろイス

ラエルは長く戦争を続ける事はできません。青壮年の動員により産業が停滞してしまいますから。戦争

を始めるものは滅ぶ、イスラエルの平和はパレスチナ人との連携によってのみ達成される。この道理が

分かるイスラエル人、特に政治屋の少ないのはユダヤ人の民族的限界ですね。イザヤ・ベンダザンがユ

ダヤに坂本竜馬や西郷隆盛のような人物が欲しいと書いていたのを思い出します。パレスチナとの和平

を進めようとして暗殺されたRabin首相のような政治家がイスラエルに育つ事を切に願います。

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+ 市吉

+ 二十一世紀を楽しく生きよう会

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