自然法学

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2022/07/02 12:22

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利尻、礼文旅行

先週の終末は団体旅行で利尻、礼文を回ってきました。宗谷岬の北40kmにはロシア領サハリンです。

今ウクライナに不当極まる戦争をしかけているロシアの潜水艦に我等が乗っているferry boatが攻撃さ

れる事はないかと微かに心配しました。現に日本海沿いのオロロン道路に樺太引き揚三船遭難遺族会の

立てた「慟哭の海に誓う」碑が立っています。1945年8月、終戦から一週間も経った日に樺太からの避

難民を満載した日本の船をソ連の潜水艦と戦闘機が襲い祖国を目前にして数千人の犠牲が出たのです。

あれから三四半世紀、21世紀の今日でもロシアの政治思想はソ連時代と全く変わっていないのではない

でしょうか。大日本帝国とも極似していますね。現在の日本においても安心はできません。法学とは条

文をそらんずる事だと誤解している人も多いのではないでしょうか。ロシアでも一見法治国家の体裁を

とっていますが、野党政治家を不当に拘束したり、政敵や報道人を暗殺したりしているプーチン政権は

実際は独裁組織ですね。そういう独裁を許す政治風土はロシアに限らず多くの国にもあると思います。

そこであるべき政治について私の考えをまとめてみました。

　　　自然法学

人の人たる権利を奪う

いかなる権利も、人にはあらず

人は本来平等なり

人の権利はただ、人たるに由る

人は本来自由なり

原始の人間は自然の一部なりき

人はひとしく、自然に生きたり

農耕が始まりて私有が芽生え

所有を巡る戦いの果てに

勝者が敗者を支配する

権力が生じたり

権力は更に欲して止むを知らず

縛りが無ければ腐敗する

文明の病なり

権力が起こす戦争の

罪業は深し、底知れず

文明人は不自然に生きるなり

J.J.ルソーは教えたり

自然状態にはあらざりし

国家権力は国民の

権利の預かりに過ぎず

G.ワシントンは示したり

民に預かりし権力を

任を果たして期が来れば

民に返して身ずからは

民の一人に戻る道を

A.リンカーンは説きたり

人民の、人民による、人民のための政治

万物は起りて従う、自然法則に

人は行いて守るべし、人間の法を

人の権利と義務を定める法は

万人の総意に基づくべし

法によりて権力を制し

人は本来の人間たるべし

今回の旅行で日本海沿岸の地域には風力発電の塔が多数立っているのを見ました。理論的には風力だけ

でも日本の総電力需要を賄う賦存量があります。ロシアは世界最大のエネルギー資源を武器に無理な戦

争を続けていますが、日本は他国に頼らず、国内にある資源の活用を進めるべきだと思います。遅かれ

早かれ化石燃料は枯渇するのですから。

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+ 市吉 修　

+ 二十一世紀を楽しく生きよう会

+ HP ; 　 http://www5e.biglobe.ne.jp/~kaorin57/

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