差出人: Osamu Ichiyoshi <osamu-ichiyoshi@muf.biglobe.ne.jp> 送信日時: 2018年12月9日日曜日 15:21 宛先: 件名: RE: 孫達に学ぶ自然治癒力の力 森さん、 子供の時病弱で成人してから強健になる人が多いようです。その原因は幼時に十分免疫ができるからでしょう。 また運動選手に却って短命な人が多いように感じます。過度の運動と勝負にかける執念は健康には却って逆効果 だからでしょう。あるいは運動選手は引退が早いので早く目的を失ってしまうのかもしれません。 百寿者を見ると心身共に悠々自適の人が多いようです。私の父は百歳に二週間足らずで他界しましたが、長生き の原因は盆栽と畑作、朝夕の読経、習字、絵、日記などの悠々自適な生活にあり、百歳に届かなかった原因は 長年の薬の服用ではないかと思います。多い時には7種類くらいの薬をのんでいましたから。始まりは糖尿病でし たが薬の副作用を抑えるために薬が薬を呼ぶ感じで種類が増えて行きます。 人の健康を守る免疫系、内分泌系を制御するのは自律神経系でありその中枢は脳にあるので心の持ち方が非常 に重要です。医者に余命宣告を受けたにも関わらず、健康を取り戻した人々の回復の鍵は医者に見放されてやむ なく依頼心を捨て自力に心を切り替えて生き方を変えた事にあるようです。http://www.gan-jiten.com/ 市吉 修 From: etsuromori@jasmine.ocn.ne.jp [mailto:etsuromori@jasmine.ocn.ne.jp] Sent: Saturday, December 08, 2018 11:19 PM To: 'Osamu Ichiyoshi'; '市吉修' Subject: RE: 孫達に学ぶ自然治癒力の力 市吉さん お孫さんの看病でご苦労されましたね。私も子供のころ身体が弱く幼稚園には行けず、小学校3年まで学校は 半分欠席で漢字で書けたのは自分の名前だけ、九九もできず、親に心配のかけどおしでした。当時は自宅にも 学校にも水道が無く、井戸水を飲んでおりましたが、元気になったのは水道の所為だろうと母は申しておりました。 その後だんだんと健康になり、71歳になった今年もクアラルンプール、ホーチミン、パリ、ワシントンDCに出張しま した。パリで「ペチュ・プラット」という平らな桃(直径7センチ、高さ3センチ)をはじめて食べましたが余りの旨さに驚 きました。ひとつ20セントと安いのも魅力でした。今パリは大騒ぎですが、パリにゆくなら6月が良いですね。 さて、本庶佑博士がノーベル賞を受賞することとなり、私も新聞の拾い読みですが、免疫について知る良い機会と なりました。体内には免疫細胞があり、これにより病原菌やウィルスなどの侵入を防ぎ、さらに体内で生成されるがん 細胞も異物として排除する働きがあり、これが人間をがんから守ってくれているそうです。 しかし免疫細胞が余り強力だとアレルギーやリウマチなどの疾患にかかりやすくなるため、免疫細胞の過剰な働き を抑制する機能も備わっているそうです。がん細胞はこの免疫抑制機能を利用し、免疫細胞を弱める能力を持ち、 そのため人間はがんにかかるそうです。 本庶先生の開発したオプジーボという薬はがん細胞が持っている免疫細胞を弱める力を失わせ免疫細胞の本来 の力を発揮させるようにするもので、これによりがん細胞を攻撃することが可能となります。 オプジーボは素晴らしい能力がありますが、年間1000万円ほどかかる高価な薬ですが、一部のがんには保険適用 が認められているそうです。 森 悦郎 From: Osamu Ichiyoshi <osamu-ichiyoshi@muf.biglobe.ne.jp> Sent: Saturday, December 8, 2018 3:38 PM To: Subject: 孫達に学ぶ自然治癒力の力 転送歓迎 配信無用の方はお手数ですが返信願います。 本MLは会員の紹介により加入する会員の自主研究会です。返信または全員へ返信により意見交換をお願いします 。二十一世紀世界研究会とは「人が全国どこでも働き、生涯豊かに生きられる世界」を提案し研究する会です。研究 しながら理想の二十一世紀世界を実現しましょう。 今週は孫週間でした。 二人とも風邪を引いて高熱を出したからです。このうち男の子は保育園を二日休んだだけで済みましたが、女の子 は今週は全休でした。その違いは男の子は食欲旺盛なので病院で貰ってきた薬を確実に飲んだのに対して、女の 子は高熱で食欲が減退し、なかなか薬を飲ませられなかったからだと思います。 女の子は4日ばかりは40度近い熱が出て浅くて速い息をしているのでとても心配しました。熱が下がると今度は咳 がひどくて寝ていても時々泣いて目を覚ましました。どうなる事かととても心配でしたが普段の半分くらいではあるが 食事はしていたのが一つの安心材料でした。昨日金曜日に4日ぶりに医者に連れて行くと顔色を見て医者も 「だいぶ良くなったかな」と言って診察を始めました。殆ど薬を飲まなかったと告げると、「ほお、自力で治したか」と 感心していました。 今日はまあまあ元気に保育園に行きました。 初めて出会う小児科の本 と題する本が孫宅にあったので風邪、高熱、咳などの項を読みました。著者は八王子で40年以上も開業医をして いる人です。この本で得た情報は大きな心の支えになりました。大抵の病気は自然治癒力で治るという事です。 高熱が出て、呼吸が浅く、速くていかにも重病に見え、咳のため、夜も何回も目を覚ますなどの症状から肺炎だった のだろうと思いますが、稀な場合を除いて大抵は自然に治るそうです。特にウイルスに起因する病気には有効な薬 は無く、自然に治るのを待つしかないようです。 ここからは私の解釈ですが、人は常に呼吸や飲食、接触を通じて様々な菌やウィルスを体内に取り込んでいます。 殆どの場合発病に到らなくて済んでいるのは免疫の働きです。また怪我をしても治るのは生体に備わっている自然 治癒力のおかげです。病原体を取り込んで発病するのも、それが自然に治癒するのも基本的にはあらゆる生物が 共通の祖先から分かれて来たからではないでしょうか。 孫娘は高熱を発して苦しい目にあった代わりに割に短期間に回復したように感じます。私は風邪を引くと先ず喉の 痛みが始まり、それが鼻に回り、数日鼻水が出続け、時に発熱して、熱が引いてからも咳が続き、痰が出切って 完全に治ったと感じるまでには一か月かかるのが常です。 熱、鼻水、咳、何れもうっとうしいもので、市販の薬はこれらの症状を和らげるものが殆どすべてと言ってもいいくらい ですが、それは自然治癒力の働きを邪魔するもののようです。病気で元気が出ないのは体が「休め」と言っている 事です。鼻水、咳、痰、下痢、くしゃみ、何れも体内の毒物を排出しようとする生体反応です。発熱に関しては40度 の温度では癌細胞は死ぬと知った時から、むしろ年に一度くらいは風邪を引いて思いきり高熱が出れば却って良し としたい気持ちです。 孫達はまだまだこれから色々な病気にもかかるでしょうが、そうして初めて免疫ができ、健康の基礎ができていくのだ と思います。前述の本によると子供の時にかかっていなくてはいけない病気すらあるそうです。例えばお多福風邪 は子供には軽い病気だが大人がかかると時に重い睾丸炎を発症する事があるそうです。今社会的問題になって いますが、風疹も妊産婦がかかると生まれてくる子に重い障害が出る恐れがあります。かかるなら子供の時にかかる べき病ですね。病気で得た免疫は一生続くが、ワクチンで得た免疫は時と共に弱まると聞いたような気がします。 健康と病気は決して相いれないものではなく、深く関連し合っているのだと思います。 ********************************* * 市吉 修 Osamu Ichiyoshi * 二十一世紀を楽しく生きよう会 * Human Network for Better 21 Century * http://www5e.biglobe.ne.jp/~kaorin57/ *************************************