Merry Christmas!

 

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2022/12/25 22:35

 

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Merry Christmas!

 

私は所謂キリスト教徒ではありませんが人間としてのJesusを信じています。学生時代に日本聖書協会

発行の英語の新約聖書を三回通読しました。新約聖書はJesusとその弟子達の言行録であり、今も鮮明

に覚えています。

 

Jesusは私には何より詩人だと思えます。「栄華の極みにあったソロモン王も野のあざみ程も着飾っては

いなかった」という言葉に出会ってそう思いました。「広き門ではなく狭き門より入れ、たたけよ、さら

ば開かれん」等も詩的だと感じます。

 

更にJesusは宗教改革者でもあります。ユダヤ教の神は恐ろしい神で、些細な事で人に恐ろしい罰を下

します。ユダヤ教の特長は一神教である事にあります。原始時代にはどこでも森羅万象の裏に八百万の

神が宿る多神教でした。古代ギリシァ神話の神々も人間的ですね。多神教から一神教への変化は人間の

社会が各地の村が闘争を通じて統一され遂に王という支配者の下に国家が発生した歴史の現れだと思い

ます。王の権力の神格化が一神教だとするとそれが恐ろしいものになるのも頷けます。

 

これに対してJesusは曰く、造物主である神は万物の親であるのでそんなに厳しい筈がない。「魚を求め

る子に蛇を与える親があるであろうか。」神は万人の親であり人に恐怖ではなく愛を注ぐのである。

 

更に祈り方について。祭司階級のパリサイ人達が人前で目立つように祈るのを非難してJesusはこう言

っています。「部屋のカーテンを引いて誰にも見られないようにして祈れ。もし誰かと諍いがあるなら先

ずその人の所に行き、和解してから祈れ」正に祈りの本質をついています。「パリサイ人の祈りは神には

通じない、何故なら既に報いを受けているから」正に至言です。司祭が人前で祈るのは目立つため、

それで人を支配し、飯を食うためですから。

 

Jesusの弟子達が律法で禁じられている神殿の供え物を取って食べたとパリサイ人が非難するのに応え

て「人の口に入るもので人は穢れる事はない。口から出るものによって人は穢れるのである。」何とも真

実てはないでしょうか。日本人の言霊信仰に通ずるものあり。

私は神も、精霊も悪魔も信じないので所謂キリスト教の信者ではありませんが、新約聖書を通じてはっ

きりと心に浮かぶ人間Jesusの信者であります。聖書は彼をダビデの子孫と箔をつけていますが、彼は

ヘブライ語ではなくアラム語を喋っていたと読んだ事があります。もしそうならユダヤ人でもなく元

からのパレスチナの住民だったのでょう。だからユダヤ教の祭司達にあんなに憎まれて十字架にかけら

れたのでしょうね。

 

ともあれJesusの誕生日とされる今日Merry Christmas!

 

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+ 市吉

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