差出人: Mori Etsuro
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宛先:件名: RE: 見方を変えれば別の真実が見える ; 高齢化社会の生き方; :健康
市吉さん
こんにちは。森です。
「自律神経」について言及しておられますが、作家で医師の故渡辺淳一さんの著した「幸せ上手」
の第3章「自律神経を学ぼう」のまとめを下記します:
「健康の定義」:「健康とは全身すべての臓器の存在を感じないこと」。そのためには「全身の血
が滞りなくサラサラ流れていること。血液は酸素と栄養を運んでいるので全身の血がサラサラと流れれば病気を生じません。」
血管は暖かい時には開いて熱を体外に放散し、寒いときは放散を防ぐため収縮します。血管の側には交感神経と副交感神経が通っており、二つの神経を合わせて自律神経と呼びます。運動をしたりお風呂に入ると体が温まる連れて血管が開きます。
この自律神経は外界の状況だけでなく、その時々の精神状態に反応することがカナダのハンス・セリエ(Hans Selye)という生理学者により発見されました。ストレス状態が長く続くと様々な弊害を生じることが分かってきました。例えばストレスで血管が狭まった胃の粘膜は血流が悪くなりやがて潰瘍が生じてきます。ストレスにより交感神経が働き、血管を収縮させ、逆に明るく前向きな気持ちで生きれば副交感神経が働き血流がよくなります。いつも明るくなんでもやってみようという気持ちで生きてうけば病気も治りやすくなります。
病院で芸人を呼んで患者を楽しませるのも治療です。また犬や猫などに触れさせる「アニマルセラピー」も行われています。動物とのスキンシップで副交感神経が優位になり血管を開かせ元気の素になります。楽しく笑うと血圧が下がり血糖値も下がるというデータも発表されています。
楽しいこと、笑うことは病気の治療薬でもあるのです。無口のおじいさんよりおしゃべりで笑い合っているおばあさんの方が長生きするのは性格の明るさが原因でもあるのです。のんきに笑っていれば元気でいられるのです。幸せは身近なところにあるのです。
森 悦郎
From: OsI
[mailto:osamu-ichiyoshi@muf.biglobe.ne.jp]
Sent: Sunday, December 4, 2016 10:06 PM
To: 'Subject: 見方を変えれば別の真実が見える ; 高齢化社会の生き方; :健康
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見方を変えてみよう ; 健康
高齢化社会の大きな問題は医療、介護費の膨張です。新薬の開発に膨大な金がかかり、最近話題に
なっているオブシーボを使用すると年間数千万円の費用がかかるそうです。医学の進歩にも関わら
ず我が国の平均健康寿命は平均寿命に対して8年も短い、即ち多くの人々が最晩年を病気の状態で
過ごしているという不幸な状況が続いています。
もしも健康寿命を平均寿命にうんと近く延ばせたならば超高齢化社会の問題はあらかた解決され
ると思います。私は両親と最後まで一緒に暮らした約2年の間に健康学について色々学びました
。その中で特に納得しているのは安保徹、福田稔先生の共同研究により確立された自立神経免疫
療法です。これは健康学の通念からは反対の見方が色々あります。
[1] 殆どの病気の原因は間違った生き方に由来する心身のストレスである。
[2] 従って病気を予防し、治療するには生き方を改善しなくてはならない。
[3] 薬は急性の激しい症状の緩和に用いる他はできるだけ使わない事。
[4] 薬に頼ると生体が本来持っている治癒作用を損なってしまう。
[5] 痛み、痒み、発熱、咳、くしゃみ等の苦しい症状は治癒過程(好転反応)であって薬で症状を抑
えると返って治癒の邪魔になる。
[6] 自律神経は主としてアドレナリン、アセチルコリンの分泌を通じてホルモン系 と免疫系を支
配している。自律神経の中枢は脳にあるので生体の制御中枢は脳にある。従って心の持ち方が
健康には最も重要である。
[7] 癌は低体温、低酸素状態で有酸素呼吸ができない状況が続くとぶどう糖分解に よりエネルギ
ーを得る無酸素呼吸で生き延びようとして細胞が原始細胞に先祖返りして無秩序に分裂を始め
たものである。がん細胞は通常細胞よりも20倍糖を吸収するので甘いものを取りすぎるのは癌
に餌をやるようなものである。
従って甘いものを控え、入浴や運動により体温を上げ、血流を改善すれば免疫力が強化されて
癌は自然に縮退する。心の持ち方が大事であり、笑いは万薬の長なり。
この理論は多くの癌の治癒例に説明ができると感じています。例えば
福田-安保理論は現代までの主流医学から時に正反対の見方に転換する必要がありますが両親と共
に暮らした経験から納得できる部分が多くありました。
詳細は下記URLをご覧下さい。
http://www.geocities.jp/ofsuarmu/
両親の経験から言えば
[1] 人間は死の直前まで元気で暮らせる。
母は死の一週間前までは自分でトイレに行っていました。父は死の一月前までは毎朝大声でお
経をあげていました。二人とも最後まで頭も正常で話しができました。
[2] 両親とも癌が肺に転移してとことん末期まで進んだ状態でしたがそんなに大した痛みもなく私
が電動器や手で按摩をしてやると気持ちよさそうにしていました。
[3] 宮崎生協病院、看護介護チームの訪問サービスで私は楽をさせて貰い毎日午後には自転車で宮崎
市内と近郊の山河を駆け回りました。
[4] 介護保険が使えたので両親の年金収入と預金の範囲で葬式までまかなう事ができました。
私の両親のように行けば超高齢化社会も怖るるに足らずですね。
実際には認知症や転倒による骨折から寝たきりになったり、糖尿病から腎臓透析、失明等の状態
になる人々が多くて医療費が膨張しています。何よりも不幸な状況が増えているのを防止、低減
して行く事が必要です。
よろしければ皆様のご意見、ご経験をお知らせ下さい。
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* 市吉 修 Osamu
Ichiyoshi
* 二十一世紀を楽しく生きよう会
* Human
Network for Better 21 Century
* http://www5e.biglobe.ne.jp/~kaorin57/
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