百寿者に学ぶ人生大道
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2024/12/29 22:43
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知恵と力を合わせましょう、
世界の平和と安定のために。
百寿者に学ぶ
先週木曜日のNHK「とりせつ」は全国の百寿者に学ぶ健康生活でした。
以前私は海外の調査の結論
(1) バランスのとれた食べ物を少な目に食べる。
(2) 昼間は十分活動する。
(3) いくつになっても社会と関わりを持つ。
を報告しましたが、今回の調査結果も全く同じでした。
食べ物については食物繊維が特に強調されていました。
今回の長寿村は奄美大島が特に取り上げられていました。過疎高齢化が進んでいるが、雰囲気はとても
明るい。多くの百寿者は昼間は畑仕事に精を出し、村の中の人的つながりも強い。時々集まっては島唄
を歌い、三味線を弾き、生活を楽しんでいる。
かって世界最高の長寿者(115歳)の泉重千代さんが出たのも頷けます。
また笑は百薬の長であり、楽しく生きる事が健康生活の基本です。百寿者に人生で一番嬉しかった事は
何かと問うた調査の一位は「戦争が終わった事」でした。平和こそ人間社会でもっとも貴い事ですね。
世界を眺めると今程各地で戦争が進行している時代はないのではないでしょうか。ユニセフによると現
在世界の子供の10人に一人は戦争や圧政の為、学校にも行けない状況だそうです。
つながり
それらの根本的な原因は人と人との「つながり」の弱さだと思います。国内外の人と人とを競争させ、
分断を深める事は独裁者の権力強化の常套手段です。曰く「分割して統治せよ。徒党を組む者は死罪。」
これに対して我々のなすべきは「団結して自立せよ。」
年賀状しまい
なるものが流行していますが、私は反対ですね。年々物故者が出て少なくなりますが、今年は38枚手書
きで出しました。私は何人かには暑中見舞いも出しています。
ダンシャリ
なるものも流行っていますが、私は反対です。私は滅多に物を捨てませんし、本は常に増えて行きます。
高校時代からずっとつけている日記もすべて保存しています。本は何か調べる時に関係するものを集め
て読むのに役立つだけでなく、何気なく手に取って読み始めたらとても面白かったという事も良くあり
ます。とても楽しいですね。本との出会いは人との出会いにも等しく人の世と絆を深める必要不可欠な
道です。生きている間は永遠に生きるのだと考えて良いのではないでしょうか。
学問
私は定年退職後四半世紀経ちましたが学会の研究会を主な発表の場としてずっと研究を続けています。
日韓合同研究会も随分回を重ねて多くの人々とつながりを深める事ができました。
教育
今月札幌で日韓合同衛星通信研究会に参加した時に、かって私が家庭教師をした男の子とも会食しまし
た。もう専門学校でIT技術を学んでいます。小、中学校時代は発達障害と診断され不登校になっていま
したが、私が4年近く週一回教えて彼は目覚ましく成長しました。高校生になると毎日登校し英語のテ
ストでは全校で一番の成績を取るまでになりました。私がその成長を特に感じたのは最後の一年は学校
のテスト前になると来ないでくれという連絡をくれるようになった事でした。結局学ぶとは自ら学ぶ他
は無いと悟ったのだと思います。
よく教育に金がかかるのが、少子化の一因だと言われます。塾にやれないので貧困家庭の子は受験競争
に不利だ、学校教育を無償化せよという主張をよく聞きますが、上の経験からそれらは的外れだと私は
感じます。
その男の子に「僕は百歳まで20年しか無いが、君は80年以上ある。人より10年、20年遅れようが気
にする事は無い」と言うと彼は笑っていました。
人生大道
人は違いを受け入れて
己が道を歩むべし
いかなる道を歩むとも
進めば世界が広がらむ
各々異なる地にありて
遍く道を求れば
道はつながりて大道となり
人は行き交いて共に生きむ
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+ 市吉 修
+ 二十一世紀を楽しく生きよう会
+ HP ; http://www5e.biglobe.ne.jp/~kaorin57/
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