札幌便り

To: 2023/01/28 22:50

 

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言葉は単なる符号にはあらず、言葉は人間が作りたる世界なり

人は以言伝心、乞う発信。そして返信、全員に返信して語りませう。

 

札幌は真冬

です。今週の水曜日1/25には全国的な寒波襲来で各地で被害が出ましたが、札幌の寒さも大変なもので

した。戸外に止まるのは危険だと感じました。

 

雪道の交通手段

昨日は中央警察署まで自転車で行き運転免許を更新しました。市内を約2km位の距離です。大通り公園

では山のような雪を積んで三年ぶりの札幌雪祭りの準備が進んでいました。

 

今日は二か月ぶりにかの高校生に教えに自転車で約4kmの道を行きました。帰りには平岸の果物屋に寄

って5kgのみかん箱を積んで帰りました。このように自転車は除雪してある市街地では有効な乗り物で

す。根雪が尾根のように狭い所や傾斜のある歩道も難なく移動できます。時速10km程度にゆっくり行

けば安全です。しかし見るところ自転車に乗る人は配達業の人以外では殆どいません。雪道に自転車は

危険という通念があるのでしょう。私の実験によれば車輪が回転している限り自転車は倒れません、但

し回転が止まれば滑って倒れるので急ブレーキ、急ハンドルは禁物です。ブレーキは常にpumpingにす

る事。

 

金曜日が来ると

やっと週末に辿り着いたという感じがします。毎日私達は妻が孫達の家族全員の夕食を作り、孫達と一

緒に夕食をしてから私は皿洗いを終えて帰る時に孫達が「後で来て」というので自宅でシャワーを浴び

てから21時ころ又降りて行って孫達に絵本を読んでやり、寝かしつけてから帰ると大抵22時を回って

しまいます。大変と言えば大変ですが得るものも又大きいですね。人の子が四足から二足歩行へ、鉛筆

を手にしてだんだん線やまる、三角、四角、そして意味のある絵を描くことができるようになる過程、

ただの声から意味のはっきりしない宇宙語を経て爆発的に意味のある言葉を獲得して行く過程などを見

るのは誠に興味深いものです。今はまだひらがなを学んでいる所であり鏡文字もよく書きます。鏡文字

を書かなくなる事は言わば対称性の自発的喪失であり宇宙の歩みに習ったかのように人は育つものだと

言えますね。即ち失って得るものあり。

 

幼い時孫息子は寝つきが悪くて私が抱っこして子守唄で眠らせたものです。長い間孫達は私の歌で眠り

ましたが最近は「お話して」というのでイソップ物語、日本神話、宝島、ロビンソン・クルーソー、

イワンのバカなどを話してあげます。考えると言葉によって物語が伝わるのは誠に不思議なものです。

いろいろ考えさせられます。教える事は教わる事ですね。

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+ 市吉

+ 二十一世紀を楽しく生きよう会

+ HP ;   http://www5e.biglobe.ne.jp/~kaorin57/

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